オリエンタル白石は、自治体が管理するコンクリート橋と鋼橋の包括メンテナンス業務を受注した。上部工と下部工をカバーする内容で、調査から設計、工事までが対象になる。18日付で福島県大熊町と「橋梁メンテナンス包括民間委託業務」の契約を結んだ。広範な業務を対象にした橋梁メンテの包括委託は全国初。自治体の土木職員が減る中、橋梁分野の豊富な知見と技術を生かし、官民連携の先進的な維持管理モデルを実践する。
同社によると、市町村の橋梁メンテナンス包括委託業務は、構造形式別や調査・設計と工事を分けて発注するケースが多い。これまで各地のコンクリート橋と鋼橋の上・下部工に多数携わってきた実績を踏まえ、設計照査や施工、点検までワンストップで対応する。
町の業務では長寿命化修繕計画の改定▽定期点検・詳細調査▽台帳・データ管理▽補修設計・工事-などを一括で担う。公募プロポーザルで選定された。提案上限額は3億3800万円(税込み)だった。受託額は非公表。契約期間は2031年3月31日まで。
同社が提案した「橋梁の包括管理委託・予防保全型管理」は23年度の国土交通省官民連携モデリング業務に採択された。自治体から長期でメンテナンス業務を受託。難易度が高く負荷の大きい業務や工事は提案企業、それ以外は地元企業に再発注する仕組みを提案した。今後、大熊町で先行する事業モデルを他自治体にも展開していく。








