きんでんら3社の蓄電所ファンド/第1号案件に愛知県の春日井蓄電所選定

2026年8月6日 企業・経営 [3面]

文字サイズ

 きんでんは5日、関西電力、MUFGサステナブルエナジー(東京都千代田区、鈴木洋介代表取締役)と共同運用する蓄電所ファンド「カン-denchiファンド」の初弾案件として、愛知県春日井市内津町で開発する「春日井蓄電所」を選定したと発表した。ファンドが出資するカン-denchiが、運営を担う春日井蓄電所を通じて蓄電所を建設する。敷地面積は約7500平方メートルで、定格出力3・9万キロワット、定格容量8・1万キロワット時。きんでんがEPC(設計・調達・建設)を手がけ、2028年4月の商業運転開始を予定している。
 太陽光や風力など天候の影響を受けやすい再生可能エネルギーの導入拡大で出力抑制が増加している。電力の余剰時に充電し不足時に放電する蓄電所は、再エネの有効活用や安定的な電力需給に貢献できる。
 きんでんは、ファンドを通じて蓄電所事業を推進する。電気設備の設計・施工で培った技術力を生かし、カーボンニュートラル(CN)の実現を目指す。