安藤ハザマは、太陽エネルギーを再現する核融合技術に着目した世界初の発電所建設事業に参画する。2030年代の第1弾商用発電所稼働に向け、土木・建築さまざまな大型プロジェクトで培った知見と技術力で協力する。核融合発電技術を開発するスタートアップ、Helical Fusion(ヘリカルフュージョン、東京都中央区、田口昂哉代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)のパートナーとして参画する。
安藤ハザマの国谷一彦社長と田口代表取締役兼CEOが6日に都内で会見し、事業構想などを説明した。核融合技術で実用発電を目指し、ヘリカルフュージョンが国内に先駆けて展開する「ヘリックス計画」で連携する。両社は既に資本業務提携しており、同日付で基本合意書を交わした。
ヘリックス計画では、岐阜県土岐市にある自然科学研究機構の核融合科学研究所(NIFS)の敷地で、直径4~5メートル規模の最終実証装置の製造・建設が進んでいる。今後、30年前後の稼働に向けて移設する構想もある。
30年代の稼働を目指す第1号の商用発電所の装置は、最終実証装置に比べ直径が約30メートルと約7~10倍程度の規模を想定している。
安藤ハザマは、電力・エネルギー関連工事などで培った遮蔽(しゃへい)や免震、用地買収・交渉などの技術やノウハウを提供する。国谷社長は「フュージョンエネルギー(核融合)の実現に貢献し、豊かな未来の実現に取り組む」と述べた。









