東亜建設工業/海洋資源の研究開発体制強化/レアアース泥など照準

2026年7月10日 企業・経営 [3面]

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 東亜建設工業は、レアアース泥やメタンハイドレートなど海洋資源の開発に関連する取り組みを本格化する。1日付で技術研究開発センター(横浜市鶴見区)に「海洋資源開発室」を新設し、推進体制を強化した。従来の資源・エネルギー技術グループも「GX技術グループ」に改編し、海洋資源開発室の傘下に置いた。関連技術の研究開発により力を注ぐ。
 4月1日付で新設した社長室(経営戦略部・技術戦略部)など関係部門とも連携していく。海洋資源に関する情報収集を強化し、先進的な研究開発に取り組む。四方を海に囲まれた日本の排他的経済水域(EEZ)は、多様な経済活動やカーボンニュートラルの実現などに不可欠な資源として、レアアースやバッテリーメタルが存在するといわれる。
 同社は安定供給に貢献するため、これまで国のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)などで協力し、技術開発の進展に貢献してきた。2026年度に始動した3カ年中期経営計画では、引き続き異業種との共同研究などに充てる技術研究開発投資も計上した。