北九州市/建設アワード表彰式を初開催/業界の魅力発信強化へ部門表彰一本化

2026年7月13日 行政・団体 [9面]

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 北九州市は10日、建設産業のさらなる魅力発信を目的とした2026年度の「北九州市建設アワード」の表彰式を小倉北区の市役所庁舎内で初開催した。25年度に検査・評定を完了した市発注の設計業務と工事で、特に優秀な成績を収めた企業6社、若手技術者5人に表彰状が手渡された。表彰後には受賞者と武内和久市長による意見交換が行われ、建設産業のやりがい、社会的意義について熱い議論が展開された。
 同アワードは毎年度、部門ごとに実施してきた設計業務、工事の優秀表彰などを、街づくりや社会資本整備に貢献する建設産業のPR強化のため一本化した。
 設計部門では顕著な業務成績を収めた3社、技術者2人、工事部門では優秀な施工成績を収めた3社、技術者3人が受賞した。工事の技術者個人の表彰は今回からの新設。技術者個人の表彰は女性技術者なども評価対象に含まれるが、男性の若手技術者だけの受賞となった。
 式では市の石川達郎技術監理局長が受賞者に表彰状と記念品を手渡した。石川局長は「特に次世代を担う若手、女性の技術者の活躍を広く知ってもらうことは、業界を志す人々の確かな目標になる」と述べ、官民一体で業界の地位向上に一層取り組んでいくと意気込んだ。
 意見交換では若手技術者の工事概要や施工時の苦労、やりがいに関するプレゼンテーションに武内市長が熱心に耳を傾けた。その後、受賞企業の経営者を含めた自由討論もあり、「建設業で喜びを感じる瞬間」をテーマに会談。受賞者の「設計した構造物が完成した姿を見た時に達成感を抱く」などの話に対し、武内市長は予定時間を延長するほど興味深く聞き続けていた。
 意見交換後、武内市長は担い手不足や物価高騰など課題は山積するが、「皆さんが素晴らしい仕事を続けていけるよう、行政としても精いっぱい、努力をしていきたい」と呼び掛けた。
 受賞企業・技術者名は次の通り。敬称略。
 【設計部門】
 ▽優秀企業=共同技研コンサルタント、アルファ、東亜コンサルタント
 ▽若手技術者=小野提紀(福山コンサルタント)、博多屋智志(オリエンタルコンサルタンツ)
 【工事部門】
 ▽優秀企業=松田建設工業、河建工業、岡本土木
 ▽若手技術者=芳賀岳雪(岡本土木)、數野慎(岡崎建工)、光山貴哉(ダイコウ技建)。