日本赤十字社は「仙台赤十字病院施設整備事業設計・監理業務」の委託先を決める公募型プロポーザルで、山下設計を最優秀提案者に選定した。宮城県立がんセンター(名取市愛島)を統合する新病院(本棟7階、別棟平屋総延べ3万1080平方メートル程度)の基本・実施設計、工事監理、法令調査などを任せる。契約日は未定。プロポの参加者数や評価結果は公表していない。設計期間は2028年8月中旬まで、監理期間は同8月中旬~30年度。同年度中の開院を目指している。
建設地は名取市植松入生(敷地面積4万7781平方メートル)。仙台東部道路・名取中央スマートICから車で約3分に位置する。容積率は200%、建ぺい率は60%。免震構造の本棟7階建てと放射線治療機能を配置する別棟平屋総延べ3万1080平方メートル程度を計画。建物間は専用渡り廊下で接続する。駐車場は1000台程度を確保する。
1月に策定した基本計画によると、新病院の診療科目は内科系や外科系など計35診療科、病床400床を整備する。本棟は1~2階に診療室、3階に病棟や手術室、4~6階に病棟、7階にリハビリテーション機能や機械室を配置。救急医療や災害医療、新興感染症対策を強化し、がん診療も充実させる。
宮城県が主導する仙台医療圏病院再編の中核事業で、県が施設整備費の一部を補助する。総事業費は486億円で、このうち補助金378億円、借入金108億円を財源にする。施設は日赤が設置・運営する。
新病院整備CM(コンストラクションマネジメント)業務は、日建設計コンストラクション・マネジメントが担当する。











