凜/ナカノフドー建設東京本店工事部・堤理香子さん/仲間を頼りながら良いものを

2026年7月27日 人事・動静 [10面]

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 父親が短大で設備などを教えていたこともあり、物心ついた頃から建設の仕事が身近にあった。建築系の大学に進学し、マンションや工場など規模の大きな建物に携わりたいとの思いから、施工管理の道を目指すようになった。大学の先輩が働いていたことに加え、アットホームな社風にも心が引かれ、入社を決めた。
 仕事のやりがいは建物が完成した時の達成感だ。人と話すことが好きで、さまざまな人とコミュニケーションを取れることも、仕事の魅力だとほほ笑む。入社後は1~5年目に施工管理を担当し、6、7年目は施工管理を支える部署に在籍。8年目を迎えた現在は再び現場に立っている。苦労も多いが、「所長をはじめ職人さんたちの優しさに助けられている」と話す。
 転機は入社5年目。現場での人間関係に悩み、「自分は施工管理に向いていないのでは…」と感じた。仮囲いや試掘など、施工が本格化する前の業務や書類作成を担う部署へ異動。施工管理から少し距離を置いたことで視野が広がり、周囲を頼ることや相談することの大切さを学んだ。
 心掛けているのは、「人を頼りながら、一緒に良いものをつくり上げること」。持ち前の笑顔とコミュニケーション能力に加え、困難を乗り越える中で培った柔軟さを強みに、周囲との信頼関係も大切にしながら、きょうも仲間と共に現場を支えている。
 (つつみ・りかこ)