築地まちづくり/築地市場跡地再開発/1期工事は32年度に完了

2026年8月5日 工事・計画 [4面]

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 東京都中央区の築地市場跡地の再開発を計画している築地まちづくり(中央区、上田二郎代表取締役)は、基盤整備と併せて大規模集客・交流施設やライフサイエンス・商業複合棟などを整備する1期工事を2032年度までに完了させる。建物の総延べ床面積は基本計画(25年8月策定)の約126万平方メートルから、人工地盤を含め約124万5000平方メートルに変更する。
 都と中央、港両区は築地まちづくりが委託し、日建設計が作成した築地地区まちづくり事業の環境影響評価(環境アセス)書案の縦覧を始めた。築地市場跡地は中央区築地5、6に位置し、敷地面積は約19万平方メートル。都有地のため、同社は都と定期借地権設定契約を結んだ上で、通路や建物を整備する。
 環境アセス書案によると、1期工事の工期は27~32年度。通路や船着き場などの基盤整備も同時に行う。▽ライフサイエンス・商業複合棟▽オフィス・レジデンス棟▽レジデンス棟▽ホテル棟(A・B棟)▽大規模集客・交流施設▽MICE(国際的なイベント)・ホテル・レジデンス棟-は28~32年度に建設する。舟運・シアターホール複合棟は27~29年度中ごろの整備を予定している。
 2期工事では、敷地東側にある暫定施設を解体した後、34年度中ごろ~38年度中ごろにオフィス棟を建設する。
 人工地盤を含めた各施設の延べ床面積は、▽ライフサイエンス・商業複合棟約38万9400平方メートル▽オフィス・レジデンス棟約12万5600平方メートル▽レジデンス棟約8万3000平方メートル▽ホテルA・B棟、約6万4800平方メートル▽大規模集客・交流施設約19万1800平方メートル▽MICE・ホテル・レジデンス棟約13万9400平方メートル▽舟運・シアターホール複合棟約3万5300平方メートル▽オフィス棟約21万5700平方メートル-となる。
 人工地盤は2、3階レベルに整備する。人工地盤上は歩行者空間とし、地上部は車両が通行する。敷地全体で歩行者と車両を分離し安全な歩行空間を確保する。隣接する環状2号線の下には車両専用のアンダーパスを整備する。MICE・ホテル・レジデンス棟の屋上にヘリポートを設け、国際会議などでの利用を想定する。舟運・シアターホール複合棟の屋上には空飛ぶクルマのポートも整備する。
 環境アセス書案は都庁(東京都新宿区)や中央・港区役所などで9月2日まで縦覧する。