大林組/国内全ての建設現場、CO2排出量データ一元管理/削減の取り組み優先化

2026年9月16日 技術・商品 [3面]

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 大林組は、国内全ての建設現場の二酸化炭素(CO2)排出量を一元管理できる体制を整えた。アスエネ(東京都港区、西和田浩平社長)が提供するAIサステナビリティ統合プラットフォームを全現場に導入した。データの入力・集計やリポート作成などを効率化。工事の進捗や工種ごとの排出状況などを把握・分析し、CO2排出量の削減に向け優先的に取り組むべき対象を明確にする。
 AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE(アスエネ)」を、4月に国内の全現場に導入。大林組の社内システムとASUENEを連携させ、建設現場ごとの燃料・電力使用量、CO2排出量を一元的に管理する。環境データはこれまで年次集計が中心だったが、工事の進展や各工種の排出状況などを継続的に把握、分析が可能になった。
 各現場の電力使用量データは、供給地点番号を活用した自動取り込み機能の試行を開始。今後、多様な建設現場で活用できる運用方法を検証しながら、段階的に取り組み対象を拡大していく。
 大林組は今後、ASUENEをさらに活用し、CO2排排出量データの高精度化に取り組む。国内グループ会社や海外拠点にも広げ、大林グループ全体で統一的な環境データ管理基盤の構築を進める。
 アスエネは多言語・多拠点での対応を通じ、グローバル展開する企業の排出量の正確な把握と現場改善の両立を支える。両社は今後も連携を強化し、建設業での高度な環境データ管理の実現と脱炭素経営の推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく。