清水建設は、木材と鉄骨を組み合わせたハイブリッド耐火木鋼梁に、「1・5時間耐火仕様」モデルを加えた。1時間耐火仕様と材質を共通化し、最大9フロアを同じ工程、方法で施工できる。中高層建築物の木造化のニーズを踏まえ、従来モデルを含めて木造建築の基幹技術として積極展開していく。
2023年4月の建築基準法改正に伴い、最上階から数えた5~9フロアの構造部材に1・5時間耐火の木質部材が採用できるようになった。ハイブリッド耐火木鋼梁(シミズハイウッドビーム)の1時間耐火仕様をベースに開発した1・5時間耐火仕様は、国土交通大臣認定を取得している。
1時間耐火と同様、1・5時間耐火も鉄骨梁を耐火被覆と化粧材を兼ねた木材だけで覆う。被覆材にはカラマツの構造用集成材やCLT(直交集成板)などを活用する。耐火性能を確保するため、1・5時間耐火は側面、下面ともに80~100ミリと、1時間耐火(側面50ミリ、下面80ミリ)よりも厚みを持たせた。
基本的な材質を1時間耐火と共通仕様にしたため、両モデルを組み合わせた場合も効率よく施工できる。強化石こうボードを組み合わせた2時間耐火モデルを使用せずに、最大9フロアの木造建築が施工可能だ。








