高速道路3会社/独アウトバーン社と覚書交換/維持管理や人材育成で協力

2026年10月29日 行政・団体 [4面]

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 東日本と中日本、西日本の高速道路3社は27日、ドイツの高速道路整備運営会社であるアウトバーン(ベルリン、ミヒャエル・ギュントナー経営委員会委員長)と、インフラ分野の協力で覚書を交換した。維持管理分野を中心に4社の知見や経験を共有。高速道路の建設・維持管理技術の向上につなげる。有効期間は3年。
 アウトバーン社はドイツ政府が2018年に設立した。国内各州が担っていた自動車専用道路(総延長約1万3000キロ)の整備・運営を一元化し、効率化するのが目的。21年1月に業務を開始した。日本の高速道路3会社とは、23年ごろからさまざまな形で情報共有を続けてきた。取り組みを強めるため覚書を交わした。橋梁のインフラマネジメント、人材育成と組織開発、C-ITS(協調型高度道路交通システム)の3分野が重点項目になる。
 中日本高速会社の縄田正社長は28日の会見で、「(道路会社は)日本道路公団を分割して設立された組織だが、アウトバーン社は各州政府の自動車専用道路の整備・運営部門が一体化した組織だ。成り立ちが正反対だからこそ、培ってきたノウハウを互いの組織運営や建設・維持管理技術の向上に役立てたい」と話した。