日建設計らは、レーザーで対象の形状を検知する３Ｄ－ＬｉＤＡＲ（ライダー）を用いて人流をリアルタイム計測できるシステムを開発した。移動体が停止しても見失わずに、人の移動と滞在を把握できる。空間の課題抽…

　竹中工務店は、車で牽引（けんいん）して移動する「モバイルハウス」を現場事務所に活用する取り組みを始めた。机や椅子、電源、通信設備、空調を備えており、ソーラーパネルで発電し蓄えた電気で作業できる。初弾…

　清水建設はＲＣ建築物の大梁端部を強化し耐震性能を高める「シミズハイレジリエントビーム構法」を開発した。梁端部の主筋を増強し、地震時に損傷が起きやすいヒンジ領域を梁の中央側に移行させ柱から遠ざけること…

　大林組とトヨタ自動車は、炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）の廃棄物をコンクリート材に再生利用する技術「リカボクリート工法」を開発した。燃料電池車「ＭＩＲＡＩ」の水素タンクに使用されているＣＦＲＰの…

　鹿島と宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ、山川宏理事長）が、鹿島西湘実験フィールド（神奈川県小田原市）とＪＡＸＡ相模原キャンパス（相模原市）を結び、遠隔で操作する建設機械を使って月面環境作業を想定した実…

　九州地方整備局は７日、広範囲にわたる堤防の除草を効率的に行うことを目的に、大型遠隔操縦式除草機械の自動化実証実験を福岡県大刀洗町西原の筑後川橋上流付近の右岸側河川敷で行った＝写真。北海道開発局で開発…

　日立建機は、遠隔操作ソリューションに対応した油圧ショベル「ＲＢＴシリーズ」の国内販売を、２０２４年５月に開始する。第１弾として、遠隔操作用リモコンを備えた２機種の中型油圧ショベルを市場に投入する。販…

　ケミカルグラウトと先端建設技術センター（五道仁実理事長）、成和リニューアルワークスの３者は、液化した二酸化炭素（ＣＯ２）を利用する地盤凍結工法「ＩＣＥＣＲＥＴＥ（アイスクリート）工法」の高度化に向け…

　大栄工機（滋賀県長浜市、小林雅彦社長）は、最新のトンネル関連技術・製品などをＰＲするための模擬トンネルとモデルセントルを本社敷地内に整備した。実際のトンネル現場を想定した環境下で新技術の導入・設置状…

　東急建設は、Ｓ造建築物の柱梁接合部の溶接作業を省力化する工法「ＳＢ－Ｊｏｉｎｔ」を新たに開発した。角形鋼管柱に鉄骨を架構する際、梁をつなぐため柱に加工しておく「通しダイアフラム」とブラケットフランジ…