企業・経営


2024年10月3日[1面]

生産性や品質の競争へ-徳島のケース・下/目的意識持ったデータ収集が鍵

 ◇元下双方メリットある法運用を  現場従事者の労働時間・賃金を確認することで、建設会社にはさまざまな使い道が生まれる。四国地方整備局徳島河川国道事務所の発注工事で試行に取り組んだ亀井組(徳島県鳴門市…

2024年10月1日[1面]

生産性や品質の競争へ-徳島のケース・中/自ら価格示す応札行動へ転換

 ◇下請から適正な見積もり作成を  四国地方整備局徳島河川国道事務所が取り組む現場従事者の労働時間・賃金を確認する試行は、ダンピングが発生していない諸外国の事例にヒントを得ている。例えばスイスは全国的…

2024年10月1日[1面]

戸田建設/TODA BUILDINGが竣工、11月2日開業

 戸田建設は9月30日、東京都中央区で建設していた超高層複合ビル「TODA BUILDING」が竣工したと発表した。同社の新本社ビルになり、文化発信施設や商業施設も併設。日本橋エリアに新たなにぎわいが…

2024年9月30日[1面]

生産性や品質の競争へ-徳島のケース・上/労働実態把握で施工の工夫促す

 ◇直轄工事で試行、改正業法の措置先取り  労働条件の切り下げを許容せず、生産性や品質で競争する健全な環境の創出を目指す--。労務費ダンピングを規制する仕組みを設けた改正建設業法は、持続可能な建設業に…

2024年9月19日[9面]

日本道路四国支店/女性が使いやすいトイレ考案、現場配属を機に課題洗い出し

 日本道路四国支店(岩崎秀紀支店長)が誰もが働きやすい職場づくりに力を入れている。これからスタートする高速道路の舗装補修工事の現場に女性技術者を配置するのに合わせ、現場の課題を洗い出し。女性にとって既…

2024年9月13日[3面]

大成建設/建設事業の環境への影響を可視化、30年度までに事業の3割で適用へ

 大成建設は2026年度までに、建設事業が自然環境に及ぼす影響を定量評価する「ネイチャーポジティブ(NP)手法」を確立、運用する。自然資本と言われる動物や植物、水、土、空気の5要素について、それぞれ工…

2024年9月11日[4面]

大和ハウス工業/商業部門などの開発目標示す、26年度に売上高1・25兆円

 大和ハウス工業の流通店舗事業本部は10日、今後の事業展開の方針を明らかにした。資材価格や労務費の上昇に伴って建築コストが上がっているが、テナント店舗の売価などには十分に転嫁できていない状況。商業分野…

2024年9月10日[3面]

ID&EHD/より良い都市へ総合的に支援、民間への提案型営業強化

 ID&Eホールディングス(HD)は、都市をより良くしていくための対応策を提案する「グッドシティ・イニシアチブ」と呼ぶ取り組みを始めた。特設ウェブサイトを開設済みで、ロンドンや東京など世界10都市から…

2024年9月6日[1面]

ポリウス/国産建設用3Dプリンター量産へ、25年夏納品分・9月11日から予約受付

 建設用3Dプリンターを手掛けるPolyuse(ポリウス、東京都港区、岩本卓也代表取締役、大岡航代表取締役)は5日、国産建設用3Dプリンター「Polyuse One」の先行受注販売の予約を開始すると発…

2024年9月5日[3面]

大林組/未来の養殖と漁場の創生構想、大阪湾に拠点整備し挑戦

 大林組が、気候変動や周辺環境への影響を考慮した未来の養殖と漁場の創生構想「大阪湾おさかな牧場」に挑戦している。同社技術陣による誌上構想「大林組プロジェクト」の一環として、広報誌『季刊大林』(63号)…

1 4 5 6 7 8 29