技術・商品


2026年6月25日[3面]

ダイナミックマッププラットフォーム/北米に道路橋・トンネル管理システム提供

 ダイナミックマッププラットフォームは、米国やカナダの交通行政機関に道路橋や道路トンネルの高さ制限情報を提供し、整備・管理を支援する取り組みを始めた。自動運転などモビリティー向けに整備してきた高精度3Dデータをインフラ管理にも活用する。モービル・マッピング・システム(MMS)と呼ばれる計測機器を搭載した専用車両を走行させてデータを取得。国内でもインフラ管理分野への応用が可能とみて、活用の可能性を探…

2026年6月24日[3面]

清水建設/粘性汚染土壌のPFAS98%除去/泡に吸着・回収し場内処理

 清水建設は、粘性土主体の有機フッ素化合物(PFAS)で汚染された土壌の洗浄技術を確立した。泡に吸着するPFASの性質を利用した。室内試験を実施したところ、PFAS含有量の98%以上を試験対象の土壌から除去し、浄化土として95%以上の回収に成功。汚染サイトでの場内処理が可能になり、従来の焼却処理で生じていた搬出・運搬などのコストを圧縮し、二酸化炭素(CO2)排出量も削減する。  泡に吸着するPFA…

2026年6月23日[3面]

鉄建建設/AIエージェント活用し施工管理支援/現場データ分析し注意喚起など生成

 鉄建建設は、AIエージェントを使った施工管理の支援に取り組む。建設現場向けIoTサービスなどを提供するMODE(モード、米カリフォルニア州、上田学最高経営責任者〈CEO〉)のIoTプラットフォームを活用。現場の情報をプラットフォームに集約し、AIエージェントがそれらを分析して確認優先度や災害の注意喚起を自動生成したり、引き継ぎもれリスクを示唆したりする。錯綜(さくそう)した現場の情報をAIが管理…

2026年6月23日[3面]

三井住友建設/XRでトンネル施工管理効率化/計測作業・帳票作成を一人で

 三井住友建設は、現実世界と仮想世界を融合するXR技術で、山岳トンネルの施工管理を効率化する計測・管理アプリを開発した。米アップル製のXRゴーグルと組み合わせ、従来は2人で対応していた高所を含む計測作業から帳票作成までを一人で完結。測量機器や高所作業車の設置、計測中の工事車両一時通行止めが不要になり、出来形計測に有効と確認した。  建設テックスタートアップのネクステラス(札幌市中央区、木下大也代表…

2026年6月22日[3面]

清水建設/耐火材自動吹付ロボットを実用化/生産性1・5倍に向上

 清水建設は、耐火被覆材の自動吹き付けロボットを実用化した。タッチパネルで範囲を選択すると、ロボットが梁などに被覆材を満遍なく吹き付ける。約900平方メートルの吹き付け作業で、必要な人員を従来の3人から2人に削減できる。月内に機能を吹き付け作業に限定した改良機を完成させ、都内の大規模現場に試験導入する。  2025年に開発した「Robo-Spray(ロボ・スプレー)II」を、神奈川県内で施工する公…

2026年6月19日[3面]

鉄建建設ら/マンケージの肌落ち災害防護/柔軟素材マットで接近作業しやすく

 鉄建建設ら3社は、山岳トンネル工事のうち切羽付近の肌落ち災害対策として、作業用ケージ(マンケージ)を防護するマットを共同開発した。トンネル断面に合わせて変形する柔軟なマット構造に着目。支柱などを取り付ける従来の鋼製防護設備では難しかった壁面近接を容易にした。ドリルジャンボやコンクリート吹き付け機にも後付けできる。今後、複数現場での検証や改良を重ね、本格展開を目指す。  「マンケージ用防護マット」…

2026年6月18日[3面]

エムビーエス、村田製作所/ガラス管とRFIDタグで構造物外装の異常検知

 建築物のリフォームなどを手掛けるエムビーエスと村田製作所が、土木・建築構造物の外装に生じる異変を簡単な仕組みで検知し、監視できるようにするシステムを共同開発した。両社の独自技術を組み合わせ電源設備や配線を不要とすることで、保守管理の負担やコストを抑えつつ幅広く適用できる。それぞれ単独で特許を出願した。エムビーエスは2027年5月頃までに実証実験を始め、早期のサービス展開を目指す。  新開発の「状…

2026年6月18日[3面]

清水建設/水上建築事業化へブロック浮体改良/施工性・耐久性を向上

 清水建設は、実水域での浮体式建築を事業化するため、要素技術として自社開発のブロック浮体を改良した。実用性にこだわり、形状変更や製作段階での工夫を凝らして施工のしやすさや耐久性を高めた。イベントプロモーションなど手掛ける博展と協働し、改良したブロック浮体の技術を検証。浮体式建築の事業創出に取り組む。  浮体式建築の技術は、同一規格の発泡スチロール製ブロック浮体を組み合わせ、水上に構築した地盤の上に…

2026年6月17日[3面]

三機工業/新冷媒採用の直膨システム確立へ/環境風洞で空調冷却検証

 三機工業は、神奈川県大和市にある研究施設に、環境風洞で空調の冷却性能を検証する設備を導入した。環境負荷の低減とカーボンニュートラル(CN)推進の観点から、オゾン破壊係数(ODP)がゼロで、従来よりも地球温暖化係数(GWP)が低い新冷媒に対応した直接膨張式(直膨)冷却システムを採用した。自動車向け環境試験施設で培った実績を生かし、新冷媒を用いた直膨システムの確立と普及を目指す。  16日に発表した…

2026年6月17日[3面]

大成建設/環境配慮コンクリート使用の擬石製品受注製造へ/低炭素の付加価値可視化

 大成建設は、自社開発の環境配慮コンクリートを使った擬石製品のオーダーメード受注を始める。環境配慮コンクリートと任意の石材を組み合わせて、テーブル天板などのオリジナルの擬石製品をつくる。発注者自らがワークショップ形式で骨材の配置決めや打設などをして製作に携わってもらう。二酸化炭素(CO2)を吸着できるという低炭素建材としての付加価値をオリジナル製品にすることで可視化。付加価値を強調して、同社の環境…

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