技術・商品

大成建設/高出力・高精細X線CT試験装置の運用開始/材料の内部構造を精密に評価 [2021年2月15日3面]

 大成建設は12日、工事に使う材料内部の様子を非破壊・3Dで可視化できる「高出力・高精細X線CT試験装置」を導入し、運用を開始したと発表した。建設工事で使うさまざまな材料の特性を把握し品質などを評価することが目的。同社によると国内の建設会社による導入は初という。装置は二つの回転方式などを採用した撮影機構を備えている。各種材料や試験体の大きさ、形状、用途に応じて撮影方法を選択し、内部構造を精密に評価...続きを読む

清水建設/接着工法の適用実績が2000平米超に/大形床タイルのひび割れ防止 [2021年2月15日3面]

 清水建設らが2018年に実用化した大形床タイルの施工法「有機無機ハイブリッド接着工法」の適用実績が延べ10棟、施工面積2000平方メートルを超えた。ホテルやオフィス、商業施設、地下街、空港などに導入し、床仕上げで張り付けた大形床タイルは計1万2500枚に上る。有機系接着剤を活用しコンクリートの乾燥収縮によるひび割れに対応。モルタルでタイル表面から加わる衝撃を緩衝し、タイルのひび割れを防止する。こ...続きを読む

大成建設/自動建機の協調運転制御システムを開発/4機種で異なる作業の制御を確認 [2021年2月12日3面]

 大成建設は9日、複数の自動運転建設機械の協調運転を制御するシステム「T-iCraft」を開発したと発表した。システムではさまざまな機種の自動建機の協調運転を制御できる。有人建機と協調させることも可能。東京都内の造成現場で4機種の協調運転性能を実証し、掘削・積み込み、運搬、敷きならし、転圧の一連の作業を制御できることを確認した。
 T-iCraftで運転制御する各自動建機には、GNSS(全球測位...続きを読む

ミロク情報サービス/建設業のリモート化を支援/業務効率化システムを積極展開 [2021年2月9日3面]

 会計システムなどを手掛けるミロク情報サービス(東京都新宿区、是枝周樹社長)が、リモートによる業務管理サービスなどを積極的に展開している。工事現場の管理帳票などをクラウドで入力や情報共有できるシステムや、遠隔地からオフィスのパソコンにアクセスして業務システムを利用できるリモートツールなどを提供。ERP(統合基幹業務システム)も用意しており、建設会社の業務効率化を後押しする。
 展開するクラウド会...続きを読む

いであ/利水ダムの洪水調節機能強化へ/AIで流入量予測、流域の安全確保に貢献 [2021年2月8日3面]

 いであが、農業用水などに使われる利水ダムを対象に、水害時に水を放流する「洪水調節機能」の強化に向けた取り組みを加速している。本年度からダムに設置する放水設備の作動方法などを盛り込んだ操作規定書の作成業務を複数件受託。降雨量やダムへの流入量を人工知能(AI)で把握する予測技術の開発にも本腰を入れて臨む。激甚災害が頻発する中、ダム流域で暮らす住民の安全確保に貢献する。
 農業や工業用水、水力発電で...続きを読む

竹中工務店/床振動の伝播抑制する鉄骨梁開発/揺れ加速度を5分の1に [2021年2月5日3面]

 竹中工務店は、工場などに設置した生産設備で発生する振動の伝播(でんぱ)を低減し、周辺機器や作業環境への影響を抑える梁構造を開発した。大断面の鉄骨梁などで剛性を高める一般的な対策ではなく、並行に設置した鉄骨梁2本の間にコンクリートを充てん)する。徳島県鳴門市で施工した日亜化学工業鳴門N2棟新築工事に初適用。一般の鉄骨梁部分と比べ揺れの加速度を約5分の1に抑えた。
 開発した「ツインSC梁」(特許...続きを読む

清水建設/3Dプリンティング型枠を実現場に初適用/自由曲面形状の柱部材を構築 [2021年2月5日3面]

 清水建設は、高強度・高靱性の繊維補強モルタル「LACTM(ラクツム)」で積層造形した3Dプリンティング型枠を実現場に初適用した。高さ4・2メートル、直径2・2~2・7メートルの柱4本分の型枠を構築。3Dプリンティング技術によって、従来は難しかった自由曲面形状の柱部材の型枠を短期間で構築した。今後は実大型枠を現場で直接プリントする「オンサイト3Dプリンティング」の実現を目指す。
 3Dプリンティ...続きを読む

奥村組/外壁打診調査支援システムを改良/タイル以外の壁や床面にも適用拡大 [2021年2月5日3面]

 奥村組は、2018年に開発した「外壁タイル打診調査支援システム」を改良し、壁面や床面の現地調査に適用できるようにした。測域センサーで検知した打診棒の位置情報と対象物の状態情報を記録し、調査結果を即座に電子情報化。作業の効率化を図る。従来は対象物をタイル仕上げに限定していたが、記録する状態情報などの入力項目を調査対象に応じ任意設定できるようにした。
 従来システムではゴーグル型のウエアラブル端末...続きを読む

三井住建道路/オフィスカーの活用加速へ/太陽光パネル搭載で電力供給量アップ [2021年2月5日3面]

 三井住建道路は同社が保有する移動事務所車両「オフィスカー」のうち、2割程度に太陽光発電パネルを搭載した新モデルの導入を進める。太陽光発電による電力の供給量が増加することから、パソコンなどのバッテリー残量を気にせずに作業できるようなり、オフィスカーの利便性が高まる。商用の外部電力の使用量が減るため、結果的に二酸化炭素(CO2)削減にもつながるという。
 三井住建道路が活用するオフィスカーはオリッ...続きを読む

三菱電機/AI配筋検査システム開発/検査時間を6割短縮、サブスク方式で提供開始 [2021年2月4日1面]

 三菱電機が人工知能(AI)を活用した「AI配筋検査システム」を開発した。コンクリート構造物の工事で不可欠な配筋検査業務を支援する。配筋画像を読み取り、鉄筋の本数や太さ、間隔を瞬時に計測。帳票などを自動作成する。従来の配筋検査と比較して検査報告書作成を含む検査時間が約60%短縮できるという。配筋検査の省力化を通じ建設現場の生産性向上に貢献する。
 同システムは、天候や鉄筋の状態など条件が異なる配...続きを読む

竹中工務店/耐火集成木材に燃え止まり型耐力壁を追加/国交大臣認定取得 [2021年2月4日3面]

 竹中工務店は、建築物の柱や梁に使用している耐火集成木材「燃エンウッド」に、耐力壁への適用が可能な新シリーズを追加した。耐火被覆層は木材を使った「燃え代層」と、石こう系セルフレベリング材とカラマツを組み合わせた「燃え止まり層」の2層構造。部材中心の荷重支持部には加工性と断熱性に優れるCLT(直交集成板)を採用した。燃え止まり型の耐火構造耐力壁として国内初の国土交通大臣認定を取得している。
 燃エ...続きを読む

新日本空調/福島第1原発向けマスク自動洗浄・排水減容処理システムを開発 [2021年2月4日3面]

 新日本空調が、福島第1原子力発電所の作業環境改善と廃棄物の減容に取り組んでいる。発電所内での作業時に使う顔全体を覆うマスクを自動洗浄し、洗浄排水の減容処理も行う「マスク洗浄・排水減容処理システム」を開発。福島第1原発に昨秋納入した。マスクの洗浄に使った電解水が90%再利用でき、排水を10%に抑える。手作業だったマスク洗浄を機械化し、作業者の負担軽減と作業の効率化を実現する。
 同システムは、マ...続きを読む

東芝/点検情報管理AIを開発/写真1枚で撮影場所と劣化箇所の大きさ認識 [2021年2月3日3面]

 東芝は、人工知能(AI)を活用して1枚の写真から発電プラント設備のひび割れなど劣化箇所の大きさを認識する「点検情報管理AI」を開発した。点検員やロボット、ドローン(小型無人機)などが撮影した写真をサーバーにアップロードするだけで、撮影場所やひび割れなどの大きさを自動的に認識。データが一括管理できる。作業の自動化を支援し遠隔での情報共有を後押しする。
 点検情報管理AIは、画像から撮影位置を特定...続きを読む

八千代エンジ/河川護岸劣化の自動判定サービスに新機能/亀裂幅から対策可否判断 [2021年2月3日3面]

 八千代エンジニヤリングは、人工知能(AI)を使って河川護岸の劣化を自動で判定するサービスに新機能を追加した。護岸の撮影画像をベースに、ディープラーニング(深層学習)で亀裂の幅や深さをモニタリング。補修対策の可否を判断するのに役立つ診断機能を付加した。目視点検に比べ効率良く劣化を診断できる。河川管理者向けに提案し、利用拡大を図る。
 自動判定サービスの名称は「GoganGo」。利用者の要望に応え...続きを読む

大成建設/建物情報のDX推進/サービス用BIMに竣工後データをひも付け [2021年2月2日3面]

 大成建設は1日、設計施工に活用しているBIMデータと建物の運用・管理情報を組み合わせてカスタマイズした「サービス用BIM」に、竣工後に蓄積するデータをひも付ける統合管理システム「LifeCycle(ライフサイクル)OS」を開発したと発表した。同社によると業界初のシステムという。実装提案も開始している。
 今後は顧客の所有する建物を対象に、ライフサイクルOSの実装提案を進める。建物の維持管理・運...続きを読む