技術・商品

鹿島/台形CSGダムの保護コンクリ施工効率化システム開発/自動で型枠設置 [2021年3月24日1面]

 鹿島は現地発生土材とセメント、水を混合した材料「CSG」で堤体を構築する台形CSGダムの保護コンクリート施工を合理化するシステムを開発した。階段状の保護コンクリート構築時に複数の台車を使い、型枠設置の自動化や目地・止水板の設置作業の効率化を実現する。堤防や防潮堤、護岸といった階段形状で延長の長い構造物に有効とみており、積極的に普及・展開する。
 開発した「置き型枠自動スライドシステム」は、置き...続きを読む

大林組/シールド機進行方向自動制御システムを開発/AIが掘進データを学習 [2021年3月23日3面]

 大林組は、人工知能(AI)でシールドマシンの進行方向を自動制御するシステムを開発した。オペレーターが評価に使う掘進データをAIが学習。方向修正に必要な力点を自動判定し適切なシールドジャッキを選択する。オペレーターの技能に左右されず計画線に沿ったトンネル構築が可能になる。これまで5台のシールドマシンに適用し性能を確認している。
 シールドマシンは後方部で組み立てたセグメントリングを反力にしてジャ...続きを読む

清水建設/コンクリート手配システムを構築/業務効率化・ミス防止も、東京支店で展開 [2021年3月23日3面]

 清水建設は22日、コンクリート工事の手配関連業務の効率化を目的に「コンクリート手配システム」を構築したと発表した。ウェブで同社と協力会社をリアルタイムに結び手配業務を一元化する。先行導入した8現場で動作確認済み。今後は新規着工する東京支店の全新築工事現場に展開する。
 システムを導入した現場では、工事担当者がパソコンやタブレットなどの端末で協力会社の空き状況をリアルタイムに確認し、手配や変更を...続きを読む

大成建設/重量床衝撃音低減技術を開発/グラスウールを十字状敷設、低コストで施工 [2021年3月22日3面]

 大成建設は、乾式二重床の重量床衝撃音を低減する技術を開発した。乾式二重床と床スラブの間の床下空間にグラスウールを十字状に敷設するだけで、重量床衝撃音遮断性能の等級が1ランクアップできる。グラスウールは安価に入手可能なため、従来の衝撃音対策と比較して低コストで施工できる。
 重量床衝撃音低減技術「T-SilentPlus」の開発に当たっては、床下空間で共鳴現象が起こり音が増幅していると解明した。...続きを読む

三井住友建設/高強度コンクリ使ったPCa床版接合工法を実用化/補強材不要に [2021年3月22日3面]

 三井住友建設は19日、高性能コンクリート「サスティンクリート」を使ったPCa(プレキャスト)床版の接合工法「サスティンジョイント」を実用化したと発表した。高強度のサスティンクリートの使用でループ鉄筋などの補強材を使わず床版が接合できる。千葉県流山市にあるR&Dセンターで実現場を想定した施工試験を実施し、施工方法を確立した。今後は大規模インフラの更新事業で、老朽化した高速道路などの床版取り換え工事...続きを読む

西松建設ら/覆工コンクリの表層品質評価技術を開発/写真からAIが自動評価 [2021年3月22日3面]

 西松建設とsMedio(東京都中央区、岩本定則社長)は、山岳トンネル覆工コンクリートの表層品質を評価する技術「A.E.s.SLiC(イースリック)」を共同開発した。人工知能(AI)が覆工コンクリートの写真で表層状態を自動評価する。評価や評価結果の集計作業が早まり、不具合が発生した場合に改善対策の早期実施が可能になる。
 システムはタブレット、クラウトサーバー、パソコンで構成する。タブレットやデ...続きを読む

安藤ハザマら/多方向セメントスラリー攪拌工法を開発/噴射量増加で施工時間短縮 [2021年3月19日3面]

 安藤ハザマら6者は、機械攪拌(かくはん)式地盤改良工法の性能と施工スピードを高めた多方向スラリー揺動攪拌工法「WILL-m工法」を開発した。従来工法は攪拌翼から水平方向にセメントスラリーを噴射していた。新工法は鉛直下向きにも噴射できる多方向機構を搭載した。高圧力による噴射が可能になり1時間当たりの噴射量が1・5倍に増加。1立方メートル当たりの改良時間が約4割短縮できる。
 WILL-m工法は▽...続きを読む

東亜建設工業/小型の原位置地盤試験機を開発/高い機動性と操作性を確保 [2021年3月19日3面]

 東亜建設工業が軟弱地盤の調査から設計、施工までを一括管理する独自技術「ACCESS法」を活用する一環で、小型の原位置地盤試験機=写真=を開発した。キャブオーバー型の乗用車で持ち運びができ、機動性と操作性も高い。ぬかるみなどがある場所でも利用できる。地盤状況を把握する貫入ヘッドにスライド構造を採用。1度の機械設置で複数の試験を可能にする。
 試験機の名称は「TOA-SID-MarkII」。無限軌...続きを読む

山下PMC/360度写真と建物情報ひも付け/クラウド型の閲覧サービス開始 [2021年3月18日1面]

 山下PMC(東京都中央区、川原秀仁社長)は、建物の全方位を撮影した画像と建物情報をひも付けして閲覧できるサービスを4月1日に開始する。独自開発したクラウドサーバー型のプラットフォームに建築図面や改修履歴などを集約。所有者や施工、ビルメンテナンス会社などすべての関係者が情報共有できる。効率的な維持管理や資産運用に貢献する。
 プラットフォームの名称は「b-platform」。建築物の▽許認可申請...続きを読む

新日本空調/CO2の局所施肥制御技術を開発/栽培ハウスの空気環境改善 [2021年3月17日3面]

 新日本空調は園芸用植生基盤材の開発と製造、販売を手掛けるアースコンシャス(徳島市、青山恭久社長)と共同で、二酸化炭素(CO2)の局所施肥制御技術を活用した装置「C-BRES(シーブレス)」を開発した。植物の成長に必要なCO2濃度を制御し、少ないCO2で生産する。栽培ハウスで働く人の空気質環境が改善できる。農作業や生育管理を効率化し植物生産に貢献する。
 C-BRESはタッチパネルを搭載した制御...続きを読む

世紀東急工業/コンクリ舗装向けひび割れ補修材を発売/東急建設と共同開発 [2021年3月17日3面]

 世紀東急工業は16日、東急建設と共同開発したコンクリート舗装向けのひび割れ補修材を発売した。水に近い極低粘度を実現したポリウレタン系補修材。圧力などを掛けなくてもひび割れ箇所の深部まで注入できる。短時間でひび割れ部の接着性や強度を回復し、コンクリート片の飛散防止やひび割れの拡大防止といった効果を発揮する。
 「CRACK REPAIR(クラックリペア)」を使った補修は、補修材の注入を妨げるひび...続きを読む

三井住友建設/地盤挙動監視クラウドシステムを開発/斜面変動を常時見える化 [2021年3月16日3面]

 三井住友建設は15日、土工事の広範囲な斜面の地盤挙動を監視するクラウドシステムを開発したと発表した。パソコンやスマホなどから常時確認が可能。リアルタイムに変状が検出できるなど、土工事の高度で合理的な安全管理を実現する。挙動データは地図に複数表示することで地山挙動の空間分布を可視化する。
 開発したシステム「GENESIS(ジェネシス)/FHQ(Field Head Quarters)」は、監視...続きを読む

長谷工コーポ、インキュビット/AI活用した次世代設計へ共同研究開始 [2021年3月15日3面]

 長谷工コーポレーションは、BIMを核とした独自の次世代設計システムに人工知能(AI)を取り入れ、設計業務の効率化を目指す研究を始めた。ディープラーニング(深層学習)を使った画像認識や生成技術に強みを持つインキュビット(東京都渋谷区、北村尚紀最高経営責任者〈CEO〉)と共同で実施。自動設計などの実現可能性を探る。
 長谷工はマンションの設計から施工、販売、管理に至る各段階でBIMモデル活用を目指...続きを読む

戸田建設/超薄型の床用制振装置を開発/OAフロア下に収納可能 [2021年3月15日3面]

 戸田建設は、OAフロア下の狭小空間に収納可能な超薄型の床用制振装置を開発した。アクチュエーター(加力装置)で重りを電気的に制御し振動を打ち消す制振装置「AMD(アクティブ・マス・ダンパー)」を改良。従来の10分の1以下となる高さ約6・5センチまで薄型化した。自社施工物件への適用に加え、外販も積極的に展開していく。
 オフィスなどの居住空間では、人の歩行や屋外の車両通行などで不快な振動が発生する...続きを読む

安藤ハザマ/ダムのコンクリ敷きならし・締め固め管理システム開発/打設状況を可視化 [2021年3月15日3面]

 ◇コンクリダムの品質向上
 安藤ハザマは、ダム建設のコンクリート打設時に行う敷きならしや締め固めのデータをタブレット端末で管理できるシステムを開発した。GNSS(全球測位衛星システム)を利用して振動ローラーの締め固め回数やコンクリートの打設状況を可視化。集約した情報をタブレットに表示し、全体の作業状況や進捗(しんちょく)を把握する。作業の平準化と品質アップが期待でき、ダムを含む大型造成工事など...続きを読む