技術・商品

野原HDら/新たなトイレ商品を発売/個室内での手洗いを提唱 [2019年5月31日3面]

 建設資材専門商社の野原ホールディングス(HD、東京都新宿区、野原弘輔社長)らは、トイレの個室内で手洗いし細菌感染などを防ぐ新たなトイレ商品「個室で洗いましょう」を、6月から本格販売する。座ったままで手が洗えるシンクや、抗ウイルス性能や抗菌効果の高い壁や床をパッケージで提供する。用を足した後、便座に座ったままの状態で先に手を洗い、手を清潔にしてから衣服を整えるという、新たなルールを提唱している。
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大成建設/中低層建物の地震後構造健全性評価システムを開発/スマホで確認可能 [2019年5月29日3面]

 大成建設は、地震直後に中低層建物の構造健全性を一括で評価するシステムを開発した。健全性を診断するセンサーは半日程度で設置が可能。構造の健全性を3段階で表示し、スマートフォンなどから確認できる。同社の支店などに試験導入し、データ計測や構造健全性評価の精度、システムの安全性・操作性の検証に向けて実証試験を開始した。
 システムは、2017年に開発した構造物健全性モニタリングシステム「T-iAler...続きを読む

奥村組/基礎梁高さの抑制工法を開発/コスト低減と工期短縮可能に [2019年5月29日3面]

 奥村組は28日、建築物の基礎部分に適用する「奥村式大開孔付き基礎梁工法」を開発したと発表した。基礎梁の高さ(梁せい)を抑え強度を保ちながら、一定の大きさの人通孔が設けられる。基礎梁の躯体や掘削工事のコスト低減が可能。日本建築総合試験所から建築技術性能証明を取得している。中低層の工場や物流センターなど基礎梁せいの縮小が見込める建物に適用する。
 同工法はRC造基礎梁の貫通孔の周囲を平行四辺形斜め...続きを読む

日特建設/既設アンカー鋼線の切断除去工法を開発/のり面老朽化に対応 [2019年5月28日3面]

 日特建設は、のり面に設置された既設グラウンドアンカーを切断して除去する「Bite off(バイトオフ)工法」を開発した。撤去後、同じ場所に新たなアンカーを設置することが可能になる。本年度に1~2件程度の適用を目指し提案活動を始める。既設アンカー鋼線を切断除去する工法は国内初という。
 作業手順によると、削孔機にかぶせ掘り用のビットを装着して掘り進み、既存のアンカー体や注入パイプなどを除去する。...続きを読む

NEXCO総研/回転式舗装試験機を更新/世界初、深層損傷も再現 [2019年5月28日1面]

 高速道路総合技術研究所(NEXCO総研)は、東京都町田市の研究所敷地内にある大型回転式舗装試験機を更新した。従来の試験機の基本性能を踏襲しつつ、路面など表層部の耐久性に加え、新たに下層内部の損傷を再現できる世界初の試験機能を追加。高機能舗装の内部に滞留する雨水などの影響で損傷が深層化している現状を踏まえ、今後急増する全層補修に対応した研究開発に積極的に取り組む。
 回転式舗装試験機は大型車の走...続きを読む

太平洋セメント/AIでコンクリの柔らかさを予測/ミキサー内で練り混ぜ中に判定 [2019年5月27日3面]

 太平洋セメントはミキサー内で練り混ぜているコンクリートの映像から、できあがった製品の柔らかさ(スランプ)を予測する人工知能(AI)システムを開発した。ディープラーニング(深層学習)によるAIの画像認識技術を利用する。JISで定められた許容差(実測値プラスマイナス2・5センチ)内に収まる確率が99%以上と高い精度を実現した。
 コンクリートの製造工場では現在、ミキサー内でのコンクリートの練り混ぜ...続きを読む

東レ建設ら3社/農作業の負担軽減へ実証実験着手/IoTで水やりや施肥自動化 [2019年5月27日3面]

 東レ建設ら3者は、高床式砂栽培農業施設「トレファーム」を活用し農作業の負担がどの程度軽減できるか、実証実験に着手する。先進技術の開発などを目的に文部科学省らが支援する「けいはんなリサーチコンプレックス事業」の一環。実験データを基に農作業従事者の負担軽減を実現するとともに、高品質な野菜の栽培を実現する。

 トレファームは、東レ建設が保有する農産物の栽培システム。砂を培地に農作物を育て、IoT(...続きを読む

エフティーエス、ゼネコン5社/山岳トンネルの自動吹き付けロボット開発に着手 [2019年5月27日3面]

 建設機械の開発や販売を手掛けるエフティーエス(東京都中央区、木村浩之社長)は錢高組らゼネコン5社と共同で、山岳トンネル向けコンクリート自動吹き付けロボットの開発に着手した。ICT(情報通信技術)制御システムを使ったロボットには、吹き付け面の出来形がリアルタイムで測定できる装置を搭載。実現場に試行導入し有効性を確認した。
 エフティーエスと共同開発しているゼネコンは錢高組、戸田建設、西松建設、前...続きを読む

東光電気工事ら3社/事故の疑似体感VRシステム開発/低圧電気工事の事故想定 [2019年5月24日6面]

 東光電気工事と三徳商事(大阪市西区、延山憲三代表取締役)、スタジオ和オリエント(東京都千代田区、松田進社長)の3社は、VR(仮想現実)を活用した危険体感システムを共同開発した。低圧電気工事で多く発生する検電器の未使用や、テスター誤使用による感電事故などの疑似体験で、事故の撲滅につなげる。
 VRでは絶縁の劣化や誤接続、誤動作によって予定外の電流が流れる「短絡事故」や、漏電している部分に接触する...続きを読む

都市機構ら3者/住戸内の臭気低減工法開発/特殊シートで臭いの発生源封じ込め [2019年5月22日4面]

 都市再生機構と日本総合住生活、ナオス・テックの3者は、住戸内に残った臭気を短期間で低減する工法を共同開発した。世界最高水準の臭い遮断効果がある特殊なシートを床や壁に直接張ることで、臭いの発生源を封じ込める。都市機構を通じ、同工法を必要とする事業者らに広く技術提供していく考えだ。
 UR賃貸住宅で実施した約60件の実証試験で効果を確認した。賃貸住宅ではさまざまな生活臭が内装材やコンクリートなどの...続きを読む

アクティオ/新VR安全教育システム開発/バックホウの事故を疑似体験 [2019年5月22日3面]

 アクティオは21日、建設現場での安全性を確保するため、VR(仮想現実)による安全教育システム「セーフティ・トレーニング・システム・オブ・アクティオ バックホウ編」を新たに開発、8月からサービスを開始すると発表した。バックホウに加え、高所作業車、感電などの事故の疑似体験ができる。
 昨年7月にサービスを開始したVRシステムでは高所作業車の体験がメインだった。解像度を高め、よりリアルな体験が可能と...続きを読む

きんでん/設備工事検査をIT化/BLE搭載測定器とタブレットを無線接続 [2019年5月22日3面]

 きんでんは、レゴリス(東京都豊島区、伊藤謙自社長)が開発・運営しているクラウド型図面管理・情報共有アプリのオプションとして、電気・機械設備工事の検査をIT化する機能を開発した。BLE(低電力ブルートゥース)搭載の測定器と、同社のアプリ「SpiderPlus(スパイダープラス)」をダウンロードしたタブレット端末を無線接続。電気・機械設備工事に伴うさまざまな試験測定の結果がタブレット端末に取り込まれ...続きを読む

三井住友建設/工場の製造プロセス最適化システム開発/製造過程見える化で生産性向上 [2019年5月21日3面]

 三井住友建設は20日、工場の製造プロセスを最適化する製造管理システムを開発し、プレキャスト(PCa)部材を製造する工場に導入したと発表した。IoT(モノのインターネット)を活用し、各作業にかかっている時間や作業員ごとの移動履歴などの製造プロセスを見える化。生産状況を分析して作業の効率化や生産性の向上を実現できる。
 システムはグループ会社・SMCプレコンクリート(東京都台東区、多田耕二社長)の...続きを読む

早大、東大ら/都市浸水リアルタイム予測システム開発/30分後の浸水深など表示 [2019年5月21日4面]

 早稲田大学と東京大学、リモート・センシング技術センターの研究グループは20日、豪雨などによる都市の浸水が高精度で予測できるシステムを開発し、6月から試行運用に入ると発表した。建物の高さや密集の程度といった土地の利用状況に加えて、調整池、下水道、雨水ますといった洪水対策施設の機能を考慮した上で「30分先に、どこが、どの程度浸水するか」が分かる。自治体や交通管理者などに活用を呼び掛ける。
 東京2...続きを読む

西松建設/6月から農業用環境監視サービス開始/傾斜監視システムを応用 [2019年5月21日3面]

 西松建設は6月から、農業分野をターゲットに環境監視サービスの提供を開始する。IoT(モノのインターネット)を活用した傾斜監視クラウドシステムを農業向けに応用。電源が確保できなかったり、Wi-Fiが届かなかったりする環境下でも温度や日射量などが計測できる。自宅などの離れた場所から畑やハウスの状況把握が可能になる。
 「OKKIPA Green(オキッパグリーン)」は遠隔地から畑やハウスの温度や日...続きを読む