技術・商品

安藤ハザマ、タカミヤ/移動昇降式足場用壁つなぎ開発/外壁パネル施工効率が3割向上 [2019年12月20日3面]

 安藤ハザマとタカミヤは19日、物流倉庫などに使う外壁断熱パネルの施工を効率化する「移動昇降式足場用壁つなぎ」を共同開発したと発表した。従来の壁つなぎよりも小型・簡略化することで壁つなぎ周辺の作業性を向上させた。実現場に導入し、一般的な全面外部足場と比較して1人当たりの施工量が足場の組み立て作業で4割以上、パネル貼り作業は約3割向上することを確認した。
 壁つなぎは建設現場の支柱と足場のマストを...続きを読む

熊谷組/小断面トンネル向け自動吹き付けシステムを開発/熟練作業を自動的に再現 [2019年12月20日3面]

 熊谷組は、小断面山岳トンネルの施工を対象とした自動吹き付けシステムの試作機を開発した。熟練オペレーターの吹き付け作業を教示データとして用いて、同様の吹き付け作業を自動的に再現する仕組み。2021年4月の自動吹付機の完成と、同7月からの現場導入を目指す。トンネル現場の生産性向上や作業環境改善に向けた次世代トンネル技術の構築を進める方針で、その初弾となる。
 今回開発したのは、小型バックホウに自動...続きを読む

JAXA/中日本航空ら2社と商用利用契約締結/衛星使ったインフラ監視システムで [2019年12月19日1面]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、人工衛星の観測データを使ってインフラを監視する独自システムについて、商用ベースでの利用を認める知的財産許諾契約を中日本航空(愛知県豊山町、柴田拓社長)ら2社と締結したと発表した。衛星の専門知識がなくても老朽インフラの経年変化をモニタリングできる。契約を結んだ2社は準備が整い次第、サービスを提供する方針だ。
 JAXAが開発したインフラ変位監視ツールの名...続きを読む

高砂熱学工業/月面探査でベンチャーと協業/世界初の水電解ミッションめざす [2019年12月19日3面]

 高砂熱学工業は18日、資源探査などの宇宙開発を手掛けるベンチャー企業のispace(東京都港区、袴田武史ファウンダー&最高経営責任者〈CEO〉)が進める民間月面探査プログラムでコーポレートパートナー契約を締結したと発表した。高砂熱学工業はこれまで培ってきた技術を生かして、水電解技術の実証実験に向けた検討を行う。月面で水を電気分解することで、水素と酸素を取り出し、エネルギーとして活用する構想。成功...続きを読む

鹿島/床版取り換え工事の効率化工法を開発/施工速度3倍に、工事費は2割削減 [2019年12月18日3面]

 鹿島は17日、道路橋の床版取り換え工事を従来工法と比較して3倍の速度で進められる工法を開発したと発表した。既存床版の撤去から新設床版の架設までの一連の作業を前進しながら同時並行で進める工法。コンパクトな範囲で施工できるため、交通規制範囲を最小限に抑えられる。現場近傍にプレキャスト工場を設置して床版を製作することで、工事費は2割程度低減するという。
 開発した「スマート床版更新(SDR)システム...続きを読む

大林組、北川鉄工所/ダムコンクリート自動運搬システムを開発/熟練者の操作を再現 [2019年12月18日3面]

 大林組と北川鉄工所(広島県府中市、北川祐治社長)は、ダム建設工事を対象に、タワークレーンによるコンクリート自動運搬システムを共同開発した。熟練オペレーターによる最適なクレーン操作を記憶して再現できる。熟練の技能による最適な運搬を自動で繰り返して実施することが可能で、オペレーターには監視作業に集中してもらう。ほかのクレーンとの接近を検知した場合に、警報を発信するとともに自動停止する機能も搭載してい...続きを読む

五洋建設/BIM活用したPCa施工管理システムを開発/管理業務量が半減 [2019年12月17日3面]

 五洋建設は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を活用したプレキャスト(PCa)工事統合施工管理システムを開発し、運用を開始した。簡便な操作で、建築用PCa部材の製作工場と施工担当者が情報共有し、PCa部材の製造から取り付けまで進捗(しんちょく)状況を統括して管理できる。情報をリアルタイムに共有することで、管理業務量が従来の約半分程度に減らせたという。
 開発した「五洋建設統...続きを読む

淺沼組/IoT技能継承総合システムの開発加速/20年秋のサービス開始めざす [2019年12月16日3面]

 淺沼組は、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)を用いて熟練技能を蓄積し、技能継承やインフラ維持管理の効率化を図る総合型システムの開発を加速させる。熟練技術者の動態データを記録することで生産技能を「見える化」し、生産性の維持・向上につなげる。地図データ上にインフラの施工情報などを含めて取り込んで有効活用することも視野に入れている。来秋のサービス提供開始を目指している。
 開発している...続きを読む

大林組ら/シールド掘進時の振動抑制技術を開発/逆位相の動きで最大34%低減 [2019年12月13日3面]

 大林組は、シールド掘進機の製造などを手掛けるJIMテクノロジー(川崎市川崎区、三木孝信社長)と共同で、シールド掘進時の振動を低減する技術を開発した。シールドマシンから振動が発生した際、シールドマシン自体に強制的に逆位相の振動を与える「アクティブ制振技術」を活用する点が特徴。大林組の施工現場で導入したところ、シールドマシンの振動を最大34%低減できたという。
 開発した「ゆれなシールド」では、加...続きを読む

戸田建設、Rist/AI切羽評価支援システムを開発/支保パターン決定の参考に [2019年12月13日3面]

 戸田建設は12日、Rist(東京都目黒区、藤田亮社長)と共同で、山岳トンネルのNATMでの切羽評価を人工知能(AI)で支援するシステムを開発したと発表した。支保パターンを決定する際の参考データとして活用する。切羽評価者の経験や知識の違いによる評価結果のばらつきを少なくして、正確性を向上させる。切羽観察中の肌落ち事故やトンネルの不安定化の抑制につながるとしている。
 開発したAI切羽評価支援シス...続きを読む

大林組ら/AI強化学習でAMD制御を最適化へ/高層ビルでの実用化めざす [2019年12月12日3面]

 大林組らは、重りを動かして建物の揺れを抑制するAMD(アクティブ・マス・ダンパー)を人工知能(AI)により高性能に制御する技術の実用化を目指す。AIが試行錯誤しながら望ましい行動を学習する「強化学習」を適用している点が特徴。建物の頂部にAIの強化学習を適用したAMDを設置して地震や風による高層建物の揺れを抑える構想で、実現へ開発を進める。
 制御技術は、人工知能などを手掛けるLaboro.AI...続きを読む

安藤ハザマ/山岳トンネル切羽の地質自動判定システムを開発/短時間で評価 [2019年12月12日3面]

 安藤ハザマは11日、山岳トンネル工事で切羽の地質をセンサーで自動計測し、岩盤の圧縮強度などを定量評価するシステムを開発したと発表した。これまで作業員が目視などで行っていた地質情報の評価を自動化。評価のばらつきがなくなって精度が高まり、評価にかかる時間も短縮できる。専用の計測車両を使うため切羽直下に立ち入らず、作業員の安全確保にもつながる。現在2現場で運用している。
 開発した「切羽地質情報取得...続きを読む

応用地質/3D地盤モデル作成ソフト発売/5年で売上5億円目標 [2019年12月11日3面]

 応用地質がゼネコンや建築設計会社などをターゲットに、3D地盤モデルが手軽に作成できるソフトウエアを発売した。建築物の建設で必要となる地質リスクが手間なく割り出せる。利用価格は年間8万円。5年間の売り上げ目標を約5億円に設定した。
 提供するのは3D地盤モデル構築・管理システム「OCTAS モデラー」。ゼネコンや開発事業者、建設コンサルタントなどを対象にインターネットで販売する。地層や支持層、地...続きを読む

鴻池組、きんそく/基礎杭施工管理自動化システムを開発/計測・誘導機能を集約化 [2019年12月11日3面]

 鴻池組は、きんそく(京都市南区、奥野勝司社長)と共同で、基礎杭の施工管理自動化システムを開発した。カメラ付き自動追尾型トータルステーションを用いており、杭芯や杭の水平・傾きの計測などの機能を集約化。従来システムでは対応できなかった削孔時からの計測管理も可能にしたという。試験導入して精度検証や動作確認を行っており、2020年1月から本格的に運用する予定。
 開発した「杭打キングPLUS」の主な機...続きを読む

戸田建設ら3社/無人装置で覆工コンクリを湿潤養生/トンネル工事の品質向上 [2019年12月10日3面]

 戸田建設とマシノ(広島市西区、増野裕人社長)、有光工業(大阪市東成区、有光幸紀社長)の3社がトンネル工事の品質向上と作業環境の改善を図る新工法を開発した。無人装置がトンネル内に設置したレール上を走行し、トンネル覆工コンクリートの湿潤養生とトンネル坑内の浮遊粉じん除去を同時に行う。覆工コンクリートの圧縮強度の向上などにつながるという。
 開発した「E-WALKミスト工法」は、ミスト噴霧装置を設置...続きを読む