技術・商品


2025年7月9日[3面]

清水建設/地下ピットを球体ドローンで遠隔検査/作業時間9割減、人員も半減

 清水建設は地下ピットの検査業務を効率化するため、球体ドローンによる遠隔検査手法を確立した。実際の現場で試行したところ、従来7日間を要していた検査の作業時間を90%削減し1日で完了。作業人員も2人から…

2025年7月9日[5面]

関東整備局/橋梁のLCC算定アプリ開発/補修の優先順位、意思決定を支援

 関東地方整備局が橋梁のライフ・サイクル・コスト(LCC)を算定するアプリを開発した。国内の道路情報を集積した国土技術政策総合研究所(国総研)のデータプラットフォームから橋梁を構成する部材の点検データ…

2025年7月8日[3面]

大成建設/S造建物の床振動を効果的に抑制、薄型・円形の新型制震装置開発

 大成建設は、オフィスなどのS造建築物の床振動を効果的に抑制するシステムとして「T-Silent TMD Floor」を開発した。制振装置の「TMD」(チューンド・マス・ダンパー)を低コストで施工性に…

2025年7月7日[3面]

前田道路/CN貢献舗装技術、万博で世界にPR/CO2固定再生路盤材を紹介

 前田道路が大阪・関西万博でカーボンニュートラル(CN)に貢献する未来の舗装技術を発信している。二酸化炭素(CO2)を固定したコンクリート再生路盤材を紹介。展示スペースの一部に敷いたアスファルト舗装の…

2025年7月4日[3面]

日立製作所、日立プラントサービス/メタバースで設備管理作業手順を可視化

 日立製作所と日立プラントサービスが施設の管理業務を効率化し、作業員の心理的な負担を減らすAIシステムを開発した。現場の知見を蓄えたAIを使い、建物設備のメタバース(3D仮想空間)で作業する手順と場所…

2025年7月3日[3面]

熊谷組ら/鋼製支保工自動建込技術を国内初適用、山岳トンネル切羽作業無人化が前進

 熊谷組らはイタリアMACCAFERRI社が開発した「鋼製支保工の自動建込技術」の試験施工を国内で初めて実施し、有効性を確認した。山岳トンネル工事現場で切羽作業の無人化や遠隔化、機械化を推進する取り組…

2025年7月2日[3面]

安藤ハザマら/国内全現場に暑熱対策AIカメラ導入、海外でも検証・他業種展開も

 安藤ハザマは建設現場の暑さ対策を強化する。化粧品大手ポーラ・オルビスグループのポーラメディカル(横浜市戸塚区、松本剛社長)と連携し、AIが顔の表情や発汗などから体調変化を検知する暑熱対策AIカメラ「…

2025年6月30日[3面]

戸田建設/トンネル全体の電波遮断で坑内の無線起爆可能に、発破作業の安全性向上

 戸田建設はトンネル工事の効率化に向け、坑内全体で電波を遮断した「電波暗室」化し、無線で発破できるシステムを確立した。地盤内を通過しない特性を持つ「UHF帯電波」や、防音扉を組み合わせて活用。坑外の通…

2025年6月27日[3面]

三菱地所レジ、長谷工コーポ/マンション外装に高耐久部材、大規模修繕周期6年延長

 三菱地所レジデンスは長谷工コーポレーションと連携し、マンションの大規模修繕工事の周期を12年から18年に延ばす新たなスキームを構築した。外装に耐久性の高い部材を採用し、適切な補修を行うことで、足場を…

2025年6月26日[3面]

飛島建設ら/新幹線トンネルの路盤鉄筋コンクリ施工を機械化、作業員数3分の1に

 飛島建設らは新幹線のトンネル工事で、路盤鉄筋コンクリートの打ち込みから締め固めまで一連の作業を機械化する新たな技術を開発した。打設作業に路鉄用ディストリビュータを使い、作業員数を従来の3分の1程度に…

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