技術・商品
2026年8月25日[3面]
戸田建設/建物内情報一元化しデータドリブン運営/27年度発売へシステム最終検証
戸田建設は、建物内の不具合情報などを一元管理する維持管理業務向けのクラウドシステムを開発した。独自のデータモデル・空間BIMを活用し、「どこでどのような不具合が起きたか」「対応にどれだけの費用や工数がかかっているか」を可視化する。人の経験や勘に頼っていた維持管理を見直し、客観的なデータに基づく効率的で戦略的な運用を可能にする。 2027年度の販売開始に向け、最終検証となる有償トライアルを始めた…
2026年8月25日[3面]
東洋建設/海底電力ケーブル埋設システムが国内初の日本海事協会基本設計承認取得
東洋建設が洋上風力発電施設の工事に導入する海底電力ケーブル埋設システムが、日本海事協会(菅勇人会長)の基本設計承認(AiP)を取得した。2026年度に完成を目指し、製作中の高出力ウオータージェット式ケーブル埋設機と着水揚収装置で構成するシステムになる。埋設機には砂や泥などの海底地盤掘削にも適した高出力の水流噴射圧力機能を備え、埋設作業を効率化する。 同社によると、海底電力ケーブル埋設システムが…
2026年8月24日[3面]
話題の技術/ジャパンギャランティサービス、朝礼の多言語翻訳サービス検討
建設業界向けにIT機器のレンタルサービスを展開するジャパンギャランティサービス(東京都千代田区、小山啓二代表取締役)が、建設現場の朝礼で伝達事項を多言語に翻訳するサービスを検討している。現場で働く外国人の増加に対応。同社がサイネージ事業を提供する現場で実証試験を行い、外国人作業員への安全周知や作業内容の理解度向上に寄与していることを確認した。今後は生成AIなども活用しサービスの向上を目指す。 …
2026年8月21日[3面]
飛島建設/トンネル坑内で人や重機の状況可視化/長距離通信優先でニーズ応える
飛島建設は、山岳トンネルの掘削工事で、坑内にいる人や重機の位置・稼働状況をまとめて把握するシステムを開発した。2022年9月に日本での利用が認められた長距離通信規格「Wi-Fi HaLow(ワイ・ファイ・ヘイロー)」を活用。坑内の最奥部まで電波が届くよう工夫した。ローカル5Gなどを使う従来型に比べ、機器の導入・運用コストを大幅に抑えながら、施工管理を効率化できる。 新開発の「トンネル坑内可視化…
2026年8月20日[3面]
岩田地崎建設/インバート掘削・施工管理システム開発/掘削から出来形まで一元管理
岩田地崎建設は、周囲の形状を精緻に捉える3Dライダーを活用した「インバート掘削・施工管理システム」を開発した。3Dライダーで施工箇所を面的に計測して点群データを取得し、インバートの掘削管理と出来形管理、コンクリート打設数量算出を自動化することで、余掘り量の抑制とともに、元請職員の管理時間を短縮する。9月から一般向けのレンタルを開始する予定だ。 システムは計測機器のレンタルなどを手がけるソーキ(…
2026年8月20日[3面]
大林組、AGC/廃棄窓ガラスをフロート板ガラスにリサイクル/資源の循環利用促進
大林組とAGCは19日、建物の解体工事で発生した廃棄窓ガラスを建築用フロート板ガラス製造原料の一部に使い、建設現場で活用する「水平リサイクル」の仕組みを構築したと発表した。三菱UFJ銀行本館(東京都千代田区)解体工事に初適用。回収した窓ガラスで製造した板ガラスを、大林組施工の建設現場で利用する予定。解体現場由来の窓ガラスを原料の一部にし、フロート法で板ガラスを製造するのは国内初という。 水平リ…
2026年8月18日[3面]
大林組/浮体式洋上風力発電TLP型開発本格化/構造体のコスト低減など検討
大林組はユーラスエナジーホールディングス(HD)と共同で、浮体式洋上風力発電の係留方式の一つであるテンション・レグ・プラットフォーム(TLP)型の開発を本格化する。海底にアンカーを打ち込み、浮体を係留する方式は、波による浮体の揺れが抑えられる。浮体は鉄筋コンクリートと鋼製部材のハイブリッド構造。実用化に向けて構造体のコスト低減などを検討する。 1メガワット級風車を搭載した浮体を実海域で実証する…
2026年8月17日[3面]
東急建設ら3社/測量業務でドローンの空撮画像から3D点群データ生成を自動化
東急建設ら3社は、ドローンで撮影した画像から3D点群データを生成する一連の作業を自動化した。撮影データをパソコンにダウンロードしたり、解析のために3D化ソフトにアップロードしたりする作業を省略。作業工数を従来比で約50%削減した。 KDDI、KDDIスマートドローン(東京都千代田区、博野雅文社長)と共同で、ドローンポートと3D点群生成システムを連携した自動3D化機能の実証実験を行った。能登半島…
2026年8月7日[3面]
鹿島、演算工房/インバートの施工状況可視化/安全性と施工生産性が向上
鹿島と演算工房(京都市、林稔社長)は、山岳トンネルの底部に構築する逆アーチ状のコンクリート(インバート)の施工状況をリアルタイムに可視化する技術を開発した。技能者が掘削範囲に立ち入らずに掘削面の出来形を測量できる。掘削のし過ぎやコンクリートの過剰な打設などを防ぎ、材料のロスを低減。安全性と施工生産性が向上する。 開発した「インバートリアルタイム管理システム」を中日本高速道路会社発注の「東海環状…
2026年8月7日[3面]
大林組/CO2固定吸収型コンクリ、福島の中間貯蔵施設工事に適用/調達先も拡充
大林組は、二酸化炭素(CO2)の固定吸収量が排出量を上回るカーボンネガティブな「クリーンクリートN」を、福島県浪江町の中間貯蔵施設工事に適用した。土木工事の現場打設コンクリートに適用するのは初めて。クリーンクリートNの原料となるCO2吸収・固定化材料の調達先も多様化した。全国展開を見据え調達体制の拡充を進める。 クリーンクリートNは低炭素型コンクリート「クリーンクリート」に、あらかじめCO2を…