静岡県焼津市/大井川焼津藤枝スマートIC周辺まちづくり事業化検討プロポ公告

2025年5月1日 工事・計画 [7面]

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 静岡県焼津市は、「令和7年度大井川焼津藤枝スマートIC周辺まちづくり事業化検討業務委託」の公募型プロポーザル手続きを開始した。上泉・相川土地区画整理準備組合が作成した土地利用構想案を踏まえた計画の具体化や、本年度に公募する事業化検討パートナーとの協力体制構築を支援する。21日まで参加表明書と企画提案書を受け付ける。29日に選定結果を通知する予定。委託上限額は1200万円(税込み)。
 対象地は、東名高速道路大井川焼津藤枝スマートICの南西部。検討区域は約27ヘクタール。現在は田畑や宅地などに利用されている。スマートIC周辺で交通利便性を生かした交通機能形成や雇用創出など地域の活力を高めるまちづくりを実現するため、2021年3月に準備組合を設立。これまで地権者の意向調査や市場調査、土地利用構想案の作成を進めていた。
 構想案では、▽観光交流・業務・にぎわい▽居住▽福祉・医療・子育て・コミュニティー▽地域産業体験施設▽防災-などの土地利用が示された。これを踏まえまちづくり事業化検討業務では、関係権利者の意向把握や勉強会の開催など関係者の合意形成、土地利用検討、事業化検討パートナーと協力・連携した民間ノウハウを活用する具体的なまちづくり検討、準備組合の運営支援などを行う。履行期間は26年3月19日まで。
 事業化検討パートナーは、事業を具体的に進めるため公募する。事業の企画や資金調達、合意形成など、事業化に必要な専門知識やノウハウを提供してもらう。本年度下期に公募手続きを開始する予定。
 実施要領などは市ホームページに掲載。資料の提出、問い合わせ先は都市政策部都市整備課開発担当(電話054・625・7050)。