北海道岩見沢市は26日、施設規模の見直しを行っていた「(仮称)岩見沢市新病院」の実施設計を公表した。病院棟の施設規模はRC・S一部SRC造(免震構造)地下1階地上8階建て延べ3万3200平方メートルと、2024年3月に策定した基本設計段階から延べ床面積は約7000平方メートル縮小した。今後は施工予定者の大成建設との契約協議が整い次第、建設工事に着手する。
同病院は市立総合病院と北海道中央労災病院を統合して新設する病院。新病院建設にはECI方式を採用し、公募型プロポーザルで技術協力業務を含む施工予定者に大成建設が選定されている。しかし大成建設が提示した概算工事費見積額368億3059万6000円(税込み、以下同)が、市が設定した工事参考価格307億6000万円を約60億円上回ったため、市は両病院の患者数に基づく入院・外来患者推計から必要病床数や諸室を再検討し、施設規模の見直しを行った。
実施設計は梓設計が担当した。建設地は4条東16丁目1の1ほかにある道中央労災病院用地(敷地面積7万7332平方メートル)。新病院は基本設計時から呼吸器外科を減らして診療科目を27科目とし、病床数は104床減の358床に縮小した。
施設の構造は当初のRC(プレキャストコンクリート)・S一部SRC造(免震構造)からRC・S一部SRC造(免震構造)に変更。階数も当初から1階減らし地下1階地上8階建て延べ約3万3200平方メートル(基本設計時は地下1階地上9階建て延べ約4万0280平方メートル)の規模とした。
このほか敷地内にはRC造(耐震構造)平屋約350平方メートルの機械設備棟とW造平屋約380平方メートルの保育園を整備する。