千葉県君津市/千葉ロッテ2軍施設移転/26年6月にも事業者公募

2025年11月6日 工事・計画 [5面]

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 千葉県君津市は、2026年6月にもプロ野球・千葉ロッテマリーンズファーム(2軍)本拠地整備の事業者公募を始める。事業方式は性能発注方式を軸に検討する。30年1月末までの供用開始を予定している。一部施設は千葉ロッテも整備する。
 市はプロジェクトに関連し、5日に「(仮称)貞元総合公園整備事業者募集・選定支援業務」の委託先を決める公募型プロポーザルを公告した。参加申請を19~21日に企画政策部ボールパーク推進課への持参か郵送で受け付ける。企画提案書の提出期限は12月12日。審査後、同23日に結果を公表する。契約締結は同26日を予定している。履行期間は26年12月28日まで。委託上限額は2979万9000円(税込み)に設定した。
 プロポには市の24・25年度入札参加資格者名簿の登録者が参加できる。15年10月1日以降に国か地方公共団体が発注したスタジアムやアリーナ、都市公園のPPP/PFIの事業者募集・選定支援業務(類似業務含む)を履行した実績を求める。
 現在のロッテ浦和球場(さいたま市南区)を移転する。事業名は「(仮称)貞元総合公園整備事業」。計画地は貞元地先(用地面積約14・8ヘクタール)。JR内房線君津駅の南側約1キロに位置する。
 市が用地を取得し造成した後、千葉ロッテに貸し出す。野球場(スタジアム、グラウンド)や屋内練習場、クラブハウスなどの整備主体は市。千葉ロッテも一部の施設を整備する。