KDDIスマートドローンとシステムファイブ(東京都千代田区、小川行洋社長)は15日、ドローンに搭載する新型LiDAR(ライダー)「DJI Zenmuse L3」のデモンストレーションを行った。中国のドローン最大手DJI製で、2025年12月から出荷している。従来のL2に比べ測距範囲は約3・8倍、最大点群密度も約8・3倍の能力がある。
会場の東京都板橋区のKDDIスマートドローンアカデミー東京板橋校で、従来機から大きく進化した性能を紹介し、デモ飛行なども実施した。操縦者が計測データをリアルタイムで確認できるのも大きな特徴。地形読み取り能力も強化している。1回のレーザー照射で返ってくる複数の反射を読み取るマルチリターンの最大能力を、L2の5回から16回に引き上げた。
樹木の透過率が高まり、林野部で地表面データがより鮮明に得られる。レーザー発振の密度が上がったため、送電線などワイヤ状の物体も捉えられる。電線に沿って飛行するフォロー機能も搭載する。
DJIのドローン「Matrice 400」と組み合わせて使用する。大幅な精度の向上で、測量だけでなく構造物の3Dモデル生成や点検にも活用できる。








