川崎市/新川崎・創造のもりイノベーション拠点整備事業/三菱地所グループに

2026年2月10日 工事・計画 [4面]

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 川崎市は「新川崎・創造のもりイノベーション拠点整備事業」の公募型プロポーザルで9日、優先交渉権者に三菱地所が代表の3社グループを選定したと発表した。構成員は東急不動産とプライムライフテクノロジーズ。70年の定期借地権を設定し、最先端分野のイノベーション施設を整備する計画。近く基本協定を結ぶ。次点は大和ハウス工業グループ(構成員はヒューリック)。2026、27年度を設計に充て、29年度の開業を目指し、27~29年度に工事を計画している。
 提案によると計画名称は「(仮称)Quantum Business Incubation Center(QBIC)」。量子、AI、半導体などの最先端コンピューティングと、DX分野の知と人材の集積地形成を目的に、研究開発・実証・社会実装を一体的に推進する拠点と位置付けている。施設は延べ4万9999平方メートル規模を想定している。
 市は建築面積約6400平方メートル、延べ4万9000平方メートル規模のラボ棟、商業、住宅棟などの提案を求めていた。事業敷地は幸区新川崎7の1の市有地(1万6407平方メートル)。慶応大学K2タウンキャンパスの既存5棟を解体し、新たな施設を建設する計画。市はK2タウンキャンパス敷地に借地権を設定し、三菱地所グループに土地を貸し付ける。同グループが新施設の維持管理と運営を担当する。