12日投開票の東京都練馬区長選で初当選した吉田健一区長が20日に就任会見を開いた=写真。区立美術館建て替え計画について、吉田区長は「建設費高騰で、今まで通りに進めるのは難しい」と慎重な姿勢を見せた。都営地下鉄大江戸線の延伸は「交通の便が良くなることは間違いない」と述べ、積極的に都と協力していく方針だ。
1985年完成の区立美術館(貫井1の36の16)は老朽化が進み、建て替えが検討されてきた。当初は2026年度の着工、29年度のオープンを目指していたが、建設費高騰の影響で25年9月に解体着工を見送っていた。
吉田区長は会見で「美術館は自分が見た限りまだ建て替えなくても使える」との考えを示した。今後、「専門家の意見を聞きながら、今の施設を有効に使う方法を考える。早急に方向性をまとめる」とした。
まちづくりの方向性としては、「練馬は緑豊かな住宅都市だ。緑を減らさない方法を考え、穏やかな住環境を維持する」考えを示した。






