中部地方整備局新丸山ダム工事事務所は、ダム本体のコンクリート打設が進む新丸山ダムについて、26日に左岸側ゲート設備の設置工事を開始する。同ダムでは初のゲート設置工事で、コンクリート打設に合わせ左岸側から順に4門設置する。2028年3月末までに設置を完了する予定だ。施工はIHIインフラスクエア・カナデビアJVが担当する。
新丸山ダム(右岸・岐阜県八百津町八百津、左岸・同御嵩町小和沢)は、丸山ダムから約47・5メートル下流部に、一部重なる形で20・2メートルかさ上げした堤体を建設する。21年12月に本体基礎掘削着手、25年3月に堤体左岸部のコンクリート打設が開始され同11月に定礎式が行われた。
設置するのは高圧ラジアルゲート。放流管、ゲート、開閉装置、空気管の順に据え付ける。コンクリート打設に合わせ、タワークレーンで1門ずつ設置する。1門当たりの重さは放流管が約150トン、ゲートは約65トン。現丸山ダムゲートの鋼材より約2倍の強度を備えているため軽量化を実現。ゲートを動かす装置もコンパクトになりコスト縮減に貢献している。
新丸山ダム工事事務所は本年度、事業費約168億円を投入する。コンクリート打設やゲート設置工事のほか、関連する道路工事や橋梁工事も進める。







