広島県呉市は「幸町地区総合整備に関する建物等調査及び新たな複合施設整備基本計画策定支援業務」の公募型プロポーザルで、日本工営都市空間と昭和設計による共同事業者の提案を選定した。ヒアリング審査などを踏まえ、同者を優先交渉権者にした。
業務内容は点群調査、青山クラブと桜松館の3Dモデル作成、部材移設・意匠再現検討と調査、複合施設の展示・収蔵計画、事業手法、整備スケジュールの検討、概算工事費の算出、基本計画図やイメージパースの作成などを行う。履行期間は2027年3月31日まで。
計画では、青山クラブや入船山記念館など旧海軍ゆかりの建物が立地する幸町地区に複合施設などを整備する。青山クラブはすべて解体し、外観デザインを継承した複合施設を建てるほか、美術館本館や入船山記念館は現在の配置のままで一部機能の移転などを検討する。地区内の移動をスムーズにする空中回廊も設ける。
複合施設は美術館やホール、音楽活動練習室、情報発信コーナー、物販・飲食スペースなどを備え、延べ面積は約5900平方メートルを想定する。
26年度は保存・活用する青山クラブと桜松館の部材調査や解体設計を進め、27年度に取り壊す。複合施設は26年度に新美術館の基本計画をまとめ、29年度の着工を予定。







