関東鉄筋連青年部会/新卒採用アンケート/高卒初任給30万円超が2社

2026年7月7日 行政・団体 [2面]

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 ◇採用難背景、平均で1万上昇
 関東鉄筋工事業団体連合会(関東鉄筋連、新妻尚祐会長)青年部会(小林正人部会長)がまとめた会員企業対象の新卒採用状況アンケート結果(回答119社)によると、4月入社の高校卒新入社員を採用した企業は11社で、採用人数は計29人だった。初任給の平均額は23万9782円。前年の23万円に比べ約1万円上昇した。30万円(手当含む)以上と回答した企業も2社あり、採用難を背景に高卒初任給の上昇が加速している。
 調査は6月、関東1都6県の鉄筋組合会員企業を対象に実施した。回答は茨城10社、栃木12社、群馬3社、埼玉30社、千葉21社、東京20社、神奈川23社の計119社から得た。
 4月入社の高卒採用活動は40社が実施した。このうち新入社員が採用できたのは11社だった。採用人数は1人が8社、2人、3人、5人以上がそれぞれ1社。求人票に掲載した初任給(手当を含む総支給額)は23万~24万円が9社(全体の19・6%)で最も多く、次いで25万~26万円が7社(15・2%)、24万~25万円と27万~28万円がそれぞれ5社(各10・9%)だった。30万円以上が2社ある一方、20万円以下も5社あり、企業体力の違いが初任給額にも表れている。
 年間休日は101~110日が14社(23・3%)で最も多く、次いで111~120日と120~125日がそれぞれ11社(各18・3%)だった。1社が127日と回答するなど、休日数は年々増加傾向にある。
 過去1年間(2025年7月~26年6月)に特定技能外国人を採用したのは54社。採用人数は1人17社、2人20社、3人9社、4人4社、5人以上4社だった。このうち技能実習から移行したと回答した企業は42社。国籍はベトナムが全体の約3割を占め、次いでフィリピン、インドネシアの順となった。一方、技能実習生の採用は65社で、採用人数は1人9社、2人22社、3人23社、4人4社、5人以上7社。日本人の採用が難しい中、外国人材の受け入れを積極的に進めている実態がうかがえる。
 「日本人の現場作業員が不足していると思うか」との質問には、90社が「はい」と回答した。一方、6月時点で来春入社の高卒採用で求人票を申請していたのは23社、月内に申請予定は22社にとどまり、採用活動への動きが鈍い企業も少なくない。青年部会はさまざまな情報を発信し、会員の採用活動を後押しする考えだ。