行政・団体
2024年7月31日[2面]
法定点検義務化10年・3/関東甲信の自治体、効率化へ新技術を積極活用
道路インフラを管理する基礎自治体も定期点検の3巡目に入った。ドローンや画像解析システムなど新たな技術を積極的に導入し、業務効率が徐々に改善しているという。 関東甲信の1都8県5政令市にアンケートを…
2024年7月30日[1面]
国交省、日建連/上限規制適用で運送などの工程影響に対処、フォローアップ会議で議論
国土交通省と日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は5、6月に全国9地区で行われた意見交換会の内容を踏まえ、公共工事の諸課題への対応策を深掘りする。時間外労働の罰則付き上限規制への対応策は、4月に…
2024年7月30日[1面]
大阪府/治山事業に「流域治水対策ダム」導入、24年度内に技術指針策定
大阪府は山崩れの防止が主目的の治山事業で、洪水調節機能を付加した「流域治水対策ダム」を導入する新たな事業概念を打ち出した。山間部(集水域)で森林土壌の保持・形成を図る筋工や従来型の治山ダムを整備しつ…
2024年7月30日[2面]
法定点検義務化10年・2/高速道路各社、最新技術で修繕スピード向上
5年に1回の定期点検が始まって以来、高速道路各社は以前よりも点検や修繕を計画的に行えるようになったと評価する。業務効率の向上に最新技術が有効とみて、高性能カメラやドローンなどを投入し対応に当たる。限…
2024年7月30日[2面]
宮城ら6道県/半導体生産拠点のインフラ整備、政府に財政支援要請
村井嘉浩宮城県知事ら6道県の知事・副知事は29日、半導体生産拠点の整備に伴う共同要望を齋藤健経済産業相、自見英子内閣府特命担当相に申し入れた。生産拠点の建設や計画検討が進行していることを受け、工場の…
2024年7月30日[6面]
秋田・山形豪雨/子吉川と最上川の堤防応急復旧急ぐ、地域の守り手・地元建設業が奮闘
梅雨前線の影響で24日から26日にかけ、観測史上最大の記録的な大雨に見舞われた秋田県南部と山形県北部では、厳重警戒体制の中、地域の守り手として地元建設業が24時間体制で奮闘している。東北地方整備局が…
2024年7月29日[1面]
法定点検義務化10年・1/持続可能な道路メンテ体制へ、予防保全対応は低調
2012年12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板落下事故を受け、14年7月に道路構造物の法定点検が義務化され今年で10年。5年に1回の定期点検も3巡目に入った。高度成長期に建設された…
2024年7月29日[1面]
国交省/直轄土木で3D設計試行、3Dモデルと連動し2D図面作成
国土交通省は直轄工事で土木構造物の3Dモデルと2D図面が連動した3D設計の試行に乗り出す。現状のBIM/CIM適用の設計業務では2Dで設計を行った後に3Dモデルを別途作成する非効率な運用となっており…
2024年7月29日[1面]
土木学会/流域治水で提言、水収支の見える化と多段階で浸水リスク想定の2本柱
土木学会(佐々木葉会長)は26日、流域治水の在り方について「流域全体での水収支の見える化」と「多段階における浸水リスクの想定」の二つを柱とする提言を発表した。近年激甚化している水害を踏まえて策定。時…
2024年7月29日[10面]
大阪府は、近年の気候変動に伴い激甚化している豪雨災害などに備え、土石流や急傾斜地崩壊のリスクを軽減する新たな土砂・洪水氾濫対策に乗り出す。淀川水系佐保川(茨木市域)と大和川水系千早川(千早赤阪村域ほ…