特集
2024年9月27日
21日に地震からの復興が道半ばの石川県・能登地方を記録的な大雨が襲い、土砂崩落や河川氾濫で多くの集落が孤立するなど甚大な被害をもたらした。地球温暖化に起因する気候変動によって日本全国で同様の災害発生リスクが高まっており、必ず起こるとされる南海トラフ地震も踏まえた強靱な国土づくりが急がれる。関西大学の河田惠昭特別任命教授や国土交通省近畿地方整備局の矢野則弘統括防災官のインタビューを通じ、頻発・激甚…
2024年9月27日
中国地方整備局と管内事務所は、「国土交通Day」の一環として2024年度国土交通功労者表彰を行った。創意工夫や困難克服、安全施工などで他の模範となる優秀な成績を修めた優良工事施工団体、優良業務履行団体、優秀技術者、安全優良請負者、安全管理優良技術者、協力企業、登録基幹技能者等を表彰した。
2024年9月25日
2019年秋に襲来し東北各地に甚大な被害をもたらした台風19号。宮城県の最南端に位置する丸森町では被災した国道349号のうち、特に被害が大きかった耕野不動~大張川張区間を別ルートで整備する災害復旧事業が進行する。国土交通省東北地方整備局が発注し、佐藤工業が施工する「丸森第1号トンネル工事」は掘削開始から2年を経て今夏に貫通を迎えた。想定外の岩盤に遭遇するなど幾多の困難を創意工夫と技術力で乗り越え…
2024年9月25日
国土交通省四国地方整備局/2024年度国土交通行政関係功労者表彰
国土交通省の2024年度国土交通行政関係功労者表彰で、四国地方整備局管内では優良工事19者、安全工事3社、優良業務18者、優秀建設技術者(工事)56人、同(業務)60人、災害関係功労者1人、海岸関係功労者1団体、道路関係功労者5団体、河川愛護モニター2人、樋門・排水機場管理功労者5人が栄誉に輝いた。7月25日に高松市内で表彰式を開き、豊口佳之四国整備局長が受賞者の代表に感謝状や表彰状を授与した。
2024年9月25日
令和6年度国土交通行政功労表彰/九州地方整備局局長・事務所長表彰
国土交通省九州地方整備局は「令和6(2024)年度九州地方整備局国土交通行政功労表彰」の受賞者として184人、214社・団体を選定した。 建設関係の受賞者は個人が▽優秀現場代理人・主任(監理)技術者26人▽優秀建設現場従事者(優秀施工者)9人▽若手優秀技術者51人▽優秀技術者(業務部門)32人▽若手優秀技術者(同)15人の計133人 受賞企業は▽優良施工業者(工事部門)40社▽同(業務部門)…
2024年9月24日
千葉県四街道市の庁舎整備のうち、第一期分の新築棟が完成した。分散と老朽化の進んだこれまでの庁舎を統合整理し、新築棟と減築しながら持続活用する現庁舎の一部で市政サービスを展開する。設計をINA新建築研究所、施工を大成建設が担当した。11月以降、旧施設解体や減築などの二期工事が開始される。
2024年9月24日
西武リアルティソリューションズと住友商事が埼玉県所沢市に開発した広域集客型商業施設「エミテラス所沢」が完成し、24日に開業する。都市と郊外という二つの魅力を享受できる新たな拠点の誕生は、西武鉄道沿線全体の価値向上につながっていくことも期待されている。建物は基本設計を日建設計、実施設計と施工は清水建設・西武建設JVが担当した。
2024年9月24日
地方独立行政法人さんむ医療センターが千葉県山武市で進めていた施設建て替えが完成した。地域医療拠点として稼動してきた旧施設は築30年以上が経過し老朽化が著しい。新施設は先進医療に対応する設備を備え、機能性も高めた医療センターとなる。設計は内藤建築事務所・奥村組JV、監理を内藤建築事務所、施工を奥村組が担当した。
2024年9月18日
大和証券オフィス投資法人が東京都千代田区で開発を進めていたオフィスビル「Daiwa秋葉原ビル」が完成した。地上12階建ての建物は延べ1万1957平方メートルの規模。JR秋葉原駅や神田駅、都営新宿線岩本町駅などに近接し、首都圏主要駅からのアクセスに優れた場所に位置する。無柱空間を実現し、自由度の高い多様なオフィスプランに対応できる。設計、施工ともに大成建設が担当した。
2024年9月9日
アライプロバンス(東京都墨田区、新井太郎社長)が東京都江戸川区で建設を進めてきた物流施設「アライプロバンス葛西A棟」が完成した。創業120年を超える同社の前身、旧新井鉄工所の工場跡地に最先端設備を備えたマルチテナント型倉庫を建設。総合不動産カンパニーに生まれ変わった同社のフラッグシップ施設となる。葛西ICから4キロメートル、都心や羽田空港、東京港からもアクセス良好な物流適地に、多用途なニーズに対…