論説・コラム


2026年2月2日[1面]

回転窓/これからも当たり前で

 漫画家・きくち正太さんの作品に、「食」をテーマにしたコミックエッセー『あたりまえのぜひたく。』(全11巻、幻冬舎コミックス)がある。「定番、国民食は玉子焼き。」とサブタイトルの付く一冊に書かれた卵焼きの話が好きで、読むたびに食欲がそそられる▼そのレシピで使う卵は4個。軽く混ぜた後に、めんつゆや長ねぎのみじん切りなどを加えてよくかき混ぜ、たっぷりの油をなじませて熱した卵焼き鍋に、まずはおたま一杯分…

2026年1月30日[1面]

回転窓/温暖化と豪雪

 今シーズン最長の強い寒波の影響で、21~26日に日本海側を中心に積雪が一気に増えた。昨日から再び冬型の気圧配置が強まっている。大雪や路面凍結による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意を払いたい▼極端な寒波の南下と海からの水蒸気の供給が重なると、短期間に甚大な雪害をもたらす「集中豪雪」が頻発する。温暖化が進み雪の総量は減少傾向だが、海水温上昇により大気中の水蒸気が増加し、大雪の発生は増えているそう…

2026年1月29日[1面]

回転窓/政治とお弁当

 はっと思った時、気が重くなる忘れ物の一つにお弁当がある。好みのおかずを詰めていたり、初めての具材や調味料を試した卵焼きを入れていたりすると、落胆はなおさらだ。作ってくれた人の顔が浮かび、謝罪の言葉が浮かんでは消える▼手作り弁当を持って出るのを忘れた知人が、おわびにお菓子を買って帰った。人気店の品であるほど「また忘れていいよ」と言ってくれるそうで、有事の対応策として有効らしい▼衆院選が公示された。…

2026年1月28日[1面]

回転窓/マンションに新しい住民?

 自宅マンションで、茶トラ猫を見かけるようになった。毛並みが良く、耳の先がカットされているので、元は家猫だったのだろう。最初の頃は、住民が通るたびに身構えていたが、慣れもあってか、いまでは〈ニャー〉と…

2026年1月27日[1面]

回転窓/甘い蜜の、その後

 覇権主義は、蜜を吸い尽くすまで花に群がるハチに似ている。最初はとろけるほど甘く、非常に効率的で、勝者の論理としてまぶしく輝く。だが、蜜が尽きれば花は枯れ始め、ハチもいずれは行き場を失う。力で頂点に立…

2026年1月26日[1面]

回転窓/後世へ悠久の時を刻む

 きょう1月26日は「文化財防火デー」。1949年のこの日、法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が火災に見舞われ、7世紀末~8世紀初めに描かれた壁画が焼損する惨事を教訓に制定された▼境内の収蔵庫に保管されてい…

2026年1月23日[1面]

最強寒波襲来/地域の守り手奮闘、各県建協らが昼夜の除雪作業

 今季最強、最長とされる寒波が襲来する中、地域建設会社が除雪や警戒パトロールなど、住民の生活維持やインフラの保守点検に奔走している。25日ごろまで、日本海側を中心に大雪は続く見通しで、関東の平地でも積…

2026年1月23日[1面]

回転窓/改めて火の用心を

 地域ボランティアの消防団が夕刻に「火の用心」と呼び掛けながら警鐘を鳴らして見回る姿は、小欄の住むまちで年末の風物詩となっている。今年に入っても続いているので聞くと、各地で頻発する火災を教訓に、地域防…

2026年1月22日[1面]

回転窓/大寒の守り手、ご安全に

 沖縄県本部町の八重岳で今年も「もとぶ八重岳桜まつり」が17日に始まった。日本で一番早い桜まつりと言われ、48回目を迎えた▼鮮やかなピンクの花が小さな釣り鐘状に咲くカンヒザクラの並木が山頂手前まで伸び…

2026年1月21日[1面]

回転窓/光と影

 米スポーツ経済メディアが算出した2025年のアスリート副収入番付で、大谷翔平選手が推定1億ドルで1位に輝いた。名実ともにスポーツ界を代表する存在といえよう▼「光が多いところは影も強くなる」。ドイツの…

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