論説・コラム
2026年8月7日[1面]
熊本の地がまたも震度7の激震に襲われた。猛暑と断水が続き、被災者らは厳しい生活を強いられている。暑さの中での避難生活や復旧活動と、水の確保や供給という二つの問題が同時に顕在化した▼「水の日」の8月1日に都内で開かれた「水未来会議2026」(日本水フォーラム主催)を取材した。水問題に関心を持つ高校生が「水が豊富に使える日本人は、災害などで水の適量が変わった時の知恵を持っていない」と指摘し、はっとさ…
2026年8月6日[1面]
8月に入って花火大会が多く開かれている。26年熊本地震の被災地では中止になった大会がある一方で、新潟の長岡花火は熊本の被災地の復興も願って打ち上げられた▼大気が不安定な季節であって、今年の東京の隅田川花火大会は光と音の合間に稲光と雷鳴が混じった。主催者がSNSで急な大雨に注意を呼び掛けたが、混雑でスマートフォンがつながりにくく、気象情報をすぐに確認できない場所があった▼大雨になるような天気の急変…
2026年8月5日[1面]
夏祭りや花火大会のシーズンが到来した。都内では7月25日に隅田川花火大会が開かれ、前年に比べ2万人ほど多い95万人が訪れたという。今週は全国屈指の人気を誇る東北三大祭り(青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、仙台七夕祭り)も予定されている▼夏祭りの起源は、この季節に流行しやすい疫病の退散や災害防止などを願う厄よけの祈りにある。人と地域を結ぶ交流の場としても大切な役割を果たし、各地で長い歴史を紡いできた▼…
2026年8月4日[1面]
橋梁業界を取材していた頃、ある橋梁会社のトップに聞いた話が忘れられない。その人は長大橋建設に携わり、幾多の苦難を乗り越えた。「一番うれしかった瞬間ですか」と尋ねると、少し照れながら「違うよ」と首を振…
2026年8月3日[1面]
日本自動車連盟(JAF)の機関誌『JAF Mate』最新号が、47都道府県のご当地アイスを特集している▼地元で愛されているアイスを読者にアンケートした。名産のピーナツやしょうゆ味のソフトクリームなど…
2026年7月31日[1面]
出身地やゆかりのある土地を背負って土俵に上がる郷土力士の活躍は、うれしいものだ。26日に千秋楽を迎えた大相撲名古屋場所。静岡県で育った小欄は、同郷の関脇・熱海富士が県内出身力士として初優勝をかけて臨…
2026年7月31日[118面]
2026暑中号/インタビュー/洞窟探検家・吉田勝次氏(勝建社長)
◇リスクの中で前に進む、未知への挑戦は続く 苦しい時こそ人に優しくできるのが本当の強さだ--。洞窟探検家の吉田勝次氏はこの思いで、幾多の苦境を乗り越えてきた。厳しい自然と対峙(たいじ)した時、「人…
2026年7月30日[1面]
臨時情報や注意情報を発令し、大地震に続く後発地震への備えを呼び掛けた場合の新しい事例集を内閣府が策定した。南海トラフ地震臨時情報に対応した事例集に、これまでの発令で官民が行った措置を追加した▼避難経…
2026年7月29日[1面]
体調不良を訴える父親を思い、先日、東京都千代田区にある神田明神を参拝した。地元の人から親しみを込めて「明神さま」と呼ばれる神社には、病気の回復と健康を祈る「平癒守」がある。お守りの効果があったのか、…
2026年7月28日[1面]
リーダーを最後に支えるのは能力でも経験でもない--。そんな言葉を耳にすることがある。確かに、困難な局面で政治や経営を前に進めるには、腹をくくり、自らを信じて決断する覚悟が欠かせない▼だが、自信が陶酔…