国交省/橋梁とトンネル、点検支援技術を公募/性能カタログ拡充へ

2025年8月29日 行政・団体 [2面]

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 国土交通省は28日、道路構造物の点検に活用可能な技術の性能値を示す「点検支援技術性能カタログ」の拡充に向け、橋梁とトンネルの点検支援技術の公募を開始した。目視しづらい部材などの状態をより詳しく把握できる技術や健全性の診断に必要な部材強度の情報を定量的に把握・推定できる技術状態の記録、点検結果の記録や取りまとめを効率化できる技術、トンネルの本体工の状態把握を支援する技術など多数の技術を求める。9月25日まで応募を受け付ける。
 応募のあった技術は、想定される適用範囲や適用方法、期待される点検業務の合理化の効果などを評価し、試験に適しているかを判断する。選定技術は、国管理施設をフィールドに技術試験で運用の合理性や確実性などを確認し、掲載の可否を判断する。
 同カタログは橋梁やトンネル、舗装などの定期点検を支援する計375(25年4月時点)の技術を掲載している。国交省は直轄国道の橋梁とトンネル、舗装の点検でカタログの掲載技術を原則活用するよう定めている。25年度は、橋梁の点検に活用できる技術を新たに31技術追加している。トンネル関連では、道路トンネルの点検に活用できる技術を、新たに6技術追加した。
 公募の詳細は、導入促進機関を務める橋梁調査会のホームページ(HP、https://www.jbec.or.jp/tenken_shien/publicappeal/r6/)と、日本建設機械施工協会施工技術総合研究所のHP(https://www.cmi.or.jp/publiccommenttenken_shien/)へ。