川崎市、昭和医科大学/地域と共生するキャンパスづくりで連携協定

2025年9月18日 行政・団体 [5面]

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 川崎市と昭和医科大学(東京都品川区、小口勝司理事長)は、16日に「地域と共生するキャンパスづくり」で連携協定を締結した。同大学は2027年4月に、医学部など約2000人の学生が通う「鷺沼キャンパス」開設を予定している。両者は地域交流や災害時対応、利便性向上などで協力する考えだ。
 連携・協力事項は▽医療系大学の特性を生かした生涯学習支援と健康増進▽地域の憩い・交流の場、利便性向上を図る大学施設の市民利用▽地域活動と地域振興▽災害時の大学施設利用-など。
 建設地は鷺沼4(約4ヘクタール)。土地を所有する昭和大学が講義棟を建設する。これまでの計画によると周囲の住環境に配慮し講義棟は低層で設計。高さや色彩などを制限する。敷地南側には約2500平方メートルの広場を設ける計画だ。