国土交通省は、発生から2年が経過した能登半島地震について、復旧・復興の状況と今後の見通しを取りまとめ、公表した。2024年9月の豪雨による被災を含め、二次災害に直結する恐れのある被災箇所の応急対策は全て完了。インフラの機能回復は順調に進んでいる。
まちの復旧・復興を巡っては、石川県が策定した「創造的復興プラン」を踏まえ、全ての被災市町が復興まちづくり計画の策定を完了。被災者が住まいやなりわいの再生に向けた検討を具体的に進めやすい環境が整った。
大規模火災の被害を受けた輪島朝市(石川県輪島市)周辺では地元住民の合意を得ながら、土地区画整理事業を進め、26年春から夏にかけて住宅や店舗の再建が順次できるようにする計画だ。
恒久的な住まいの再建では、市町による災害公営住宅の被災者ニーズ調査が進展。10市町で災害公営住宅を整備する予定で、必要戸数3055戸全ての用地確保のめどが立った。うち6市町では施工事業者が決定した。
生活の基盤となる道路は、能越自動車道などの本復旧が進む。のと三井IC~のと里山空港IC、徳田大津IC~(仮称)病院西ICは27年春までの完了を見込む。残る区間については、大規模崩壊箇所の崩土撤去や、大型構造物の施工などが順調に進んだ場合、29年春までの完了を予定している。








