大阪府/尻無川新水門詳細設計入札公告/5月28日まで参加受付

2026年5月25日 工事・計画 [12面]

文字サイズ

 大阪府は西大阪地域の高潮・津波対策の要となる三大水門更新事業で、最後発となる尻無川水門の設計作業に着手する。22日に「一級河川尻無川新水門詳細設計委託(R8)」の総合評価一般競争入札(技術審査型)を公告した。参加申請の提出期限は28日。入札書は6月9~10日に受け付け、同11日に開札する。
 参加資格は府の競争入札参加資格で建設コンサルタントの「河川、砂防および海岸・海洋」「鋼構造およびコンクリート」「施工計画、施工設備および積算」と、建築設計・監理(一級)の全ての認定を受けている者。2016年4月1日以降に元請として完成・引き渡しが完了した水門詳細設計業務か樋門詳細設計業務(フラップゲートを除く)の実績も必要となる。
 業務内容は水門詳細設計一式。履行場所は大阪市大正区泉尾7。履行期間は28年2月29日まで。
 現水門は1970年11月に完成したアーチ型のバイザーゲート式水門。主水門の径間は57メートル。扉体は幅66・7メートル、高さ11・9メートル。上流側にローラーゲート式の新水門を整備する計画で、詳細な設置位置などを今後の設計で詰める。
 木津川、安治川、尻無川の三大水門更新は、低平地に人口や都市機能が集積する西大阪地域を高潮や津波から守る基幹的な取り組み。木津川、安治川の整備が先行しており、尻無川の詳細設計着手により、総事業費約643億円(うち工事費約638億円)を投じる一連の更新事業は3水門全てで具体化に向けた動きが出そろった形だ。