論説・コラム


2022年8月9日[1面]

回転窓/歴史から学ぶ

 歴史は繰り返す--。過去に起こったことは、その後の時代でも同じように起こることを示す言葉だが、あまりいい意味では使われない。人類史をひもとけば、争いの火種は尽きず、いつの時代もどこかで戦争が行われたのは歴史が物語っている▼争いのない平和な世界への道のりは険しい。77年前のきょう、広島に続いて長崎に原子爆弾が投下された。戦後、核兵器廃絶の機運が世界で広がるも「抑止力」との言葉が取り組みを妨げる。今…

2022年8月8日[1面]

回転窓/大切な〈かっぱ〉の伝承

 昔から〈カッパ〉は人々の生活と結び付きが深く、各地にさまざまな伝承が残る。「あそこにはカッパがいるので泳いではいけない」。おそらくそこは子どもが遊ぶには危ない所であるからだろう▼毎年多くの水難事故が発生している。中でも水に関わる子どもの事故は約6割が川や湖沼池で起きているという。「川などはそれだけ子どもにとって身近であるとともに不慮の事故に遭いやすい場所と言えます」(河川財団の調査リポート『No…

2022年8月5日[1面]

回転窓/大事な触れ合いを

 横浜・みなとみらい21地区で2日、花火大会が3年ぶりに開かれた。観覧を有料会場に限定するなど、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しての開催となった▼この時期のイベントには賛否が渦巻く。準備する関係者は苦悩と迷いが多いだろう。「何かあったら頭を丸めて退く」。ある街で同じく3年ぶりに夏祭りの実施を決めた商店会会長はこう話す▼踏み切ったのは行政協議が理由。道路の通行止めには道路使用許可が必要となる。…

2022年8月4日[1面]

回転窓/文化財をみんなで守る

 学生の頃、修学旅行で価値も分からず見学した古都の社寺を、建造物に注目しながら再訪している▼約10年かけて京都を巡り、そろそろ奈良に足を伸ばそうかと思っていた時に感染症の流行が始まった。再訪の旅は一時…

2022年8月3日[1面]

回転窓/問われる地域の守り方

 海に面したある地域の建設会社の社長から先日、地元の夏についてたくさんのことを聞かせていただいた。この時期のお土産のお勧めは、とうもろこしとパッションフルーツという▼海辺は海水浴客でにぎわい、ソウダガ…

2022年8月2日[1面]

回転窓/夏告げる命の賛歌

 夏本番を迎え、蝉時雨(せみしぐれ)のボリュームが一段と大きくなってきた。寝室に響き渡る早朝の大合唱は、しばらく目覚まし時計の代わりになりそうだ▼鳴いているのは全てオス。求愛行動の一環でメスに自分の存…

2022年8月1日[1面]

回転窓/ラジオ体操で整う

 日本で最もなじみのある体操といえば〈ラジオ体操〉であろう。建設業界でも多くの現場が取り入れ、作業前の準備運動として事故やケガの防止に役立てている▼ラジオでの放送開始は1928(昭和3)年にさかのぼる…

2022年7月29日[1面]

回転窓/運命の贈り物

 キング・オブ・ロックンロールと評されるエルヴィス・プレスリーの映画が公開中だ。音楽で世界を変えたその生涯を、裏側も含めて描き、エンターテインメントに仕上げた▼幼少期からゴスペルに触れ、人種の壁を越え…

2022年7月28日[1面]

回転窓/職場にアートを

 感染症の流行前は金曜日の夜に美術館や博物館をよく訪ねた。閉館時間が遅く来館者も少ないので、人気の特別展や貴重な作品をじっくり楽しめた▼足が遠のいていた芸術鑑賞を再開したいと考えている。最近の企画展な…

2022年7月27日[1面]

回転窓/新しいメロンロード

 茨城県はメロンの生産量日本一を誇る。地元では盆の贈答用など高級品種の出荷が最盛期を迎え、県もPRに余念がない。イバラキプレミアムと銘打ったクリームソーダを地元名店と共同開発したことが先週発表された▼…

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