特集
2025年4月17日
仙建総合研修センター完成/仙建工業が設計・監理、建築施工はカメイら
仙建工業が、宮城県名取市に移転新築した「仙建総合研修センター」が完成し、4月から運用が始まった。建築や土木の現場構造物をリアルに再現するとともに線路やトンネル、こ線橋などを整備し、実際の鉄道関連施設と同じ環境で社員や協力会社の安全と技術レベルの向上を図る実体験型施設となる。若手技術者を中心に人材育成に力を注いでいく。設計・監理は仙建工業が担当した。
2025年4月15日
みずほ銀行が東京都目黒区で建設を進めてきた「みずほ中目黒スクエア」が完成した。銀行の基幹システムを支えるIT人材が働く拠点として、長く事務センターがあった場所に新たに建設した。緊急事態が発生した時にも事業継続が可能となるよう、耐震性を確保して停電リスクにも対応できるようにしている。歴史と新しさを併せ持つ街の特性も生かしながら、IT部門に期待される業務を担い、地域にも親しまれ愛される拠点に育ててい…
2025年4月11日
海外158カ国・地域と七つの国際機関が参加する「2025年大阪・関西万博」が4月13日に開幕する。 国内で国際博覧会が開かれるのは「愛・地球博」(愛知県)以来20年ぶり。会場は大阪市此花区の人工島・夢洲。 約155haの敷地には個性豊かなパビリオンが並び、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日までの半年間の会期中、さまざまなイベントが繰り広げられる。 国内外から2820万…
2025年4月10日
京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)がさいたま市緑区に建設した浦和営業所の施設が完成した。高速道路にアクセスしやすいなど物流倉庫としての好立地な条件を生かして、新たな顧客のニーズを取り込んでいきたいという。施設の設計と施工は関東建設工業が担当。送電線直下という難しい条件を克服しながら、物流倉庫で重視される土間やスラブコンクリートの品質管理に注力して完成に導いた。
2025年4月9日
RJRプレシア東十条ガーデン完成/設計はINA新建築研究所、施工は松尾建設
JR九州が東京都北区に開発した賃貸マンション「RJRプレシア東十条ガーデン」が完成した。商業施設が充実するなど生活利便性が高い場所で、シリーズ最大規模となる277戸を備えた。設計はINA新建築研究所、施工は松尾建設が担当。ファミリー層やDINKsなどを想定した入居者が居心地の良い空間での暮らしを送れるよう、ラウンジやカフェなど共用空間にも工夫を凝らした。
2025年4月8日
長崎県大亀矢代トンネル貫通/施工は熊谷組・門田建設・中島建設JV
長崎県が整備を進める「主要地方道小浜北有馬線(大亀~矢代工区)」の主要構造物となる「大亀矢代トンネル」が貫通した。施工は熊谷組・門田建設・中島建設JVが担当。脆弱(ぜいじゃく)な地質、硬質な転石、多量の湧水といった刻々と変化する厳しい施工条件に挑み、技術力を駆使し、受・発注者一丸となって掘り抜いた。県が目標とする2027年春ごろの開通に向け、大きな弾みとなる。
2025年3月31日
福井を含む近畿2府5県の2025年度当初予算が出そろった。各自治体とも将来を見据えた道路整備などの社会基盤整備や南海トラフ地震に備えた防災・減災対策、インフラの維持更新などを積極的に推進。老朽化した庁舎や学校校舎などの建設計画も進む。「近畿の予算企画」では各府県の建設事業を展望するほか、全府県市の予算額と主要な営繕事業を紹介する。
2025年3月31日
ザ・ゲートホテル横浜byHULIC完成/設計は三菱地所設計、施工は鉄建建設
ヒューリックが横浜市中区で開発を進めていた「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」が完成した。同社が手がけるホテルブランド「ザ・ゲートホテル」シリーズで5施設目。地上13階建ての施設には5タイプ111室の客室を備える。レストランやルーフトップテラスも設け、横浜の自然の外気を存分に感じられる空間を提供する。設計は三菱地所設計、施工は鉄建建設がそれぞれ担当した。
2025年3月28日
いわき駅並木通り地区再開発並木の杜シティ完成/施工は熊谷組JV
福島県いわき市のJRいわき駅南口付近で、地権者を中心に設立した市街地再開発事業組合が2022年2月から建設していた「並木の杜シティ」が完成した。国道399号(通称・並木通り)の沿道北側は細かく分かれた土地に老朽建物が立地し、駅に隣接する中心市街地として有効に利用されていない状況だった。駅前のランドマークになる高層分譲マンション「ミッドタワーいわき」と商業施設棟「63(Roku-Sun)プラザ」、…
2025年3月28日
東京海上スマートモビリティ/社用車管理をDX/日報記録自動化、事故リスク低減
DXで社用車にまつわるさまざまな課題をまとめて解決--。日々の車両管理を効率化し、事故防止やコンプライアンスにも寄与する車両管理システム「MIMAMO DRIVE」の導入が、建設業を始め多様な業種で広がっている。東京海上グループの東京海上スマートモビリティ(東京都千代田区、原田秀美社長)が開発。東京海上グループが自動車保険事業を通じて得たデータや事故リスク低減のノウハウを生かし、革新的なソリュー…