特集


2021年12月23日

原町発電所新導水路 完成

 東京電力が群馬県で整備を進めていた原町発電所新導水路が完成した。同導水路は、八ツ場ダム併設の八ツ場発電所放水路から取水した水を松谷発電所放水路へ合流させ、原町発電所などに供給する施設。八ツ場ダムの水資源開発により、取水に一部制限を受けていた吾妻川の水を利用する複数の発電施設で、年間を通して安定した取水量の確保を図る。施工は佐藤・池原JVが担当した。 ■概要■ ■工事名:原町発電所新導水路建設工事…

2021年12月23日

日本CM協会創立20周年記念企画

 日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会、川原秀仁会長)が創立20周年を迎えた。新しい建設生産・管理システムの一つであるCM方式の周知・普及・浸透、コンストラクション・マネジャー(CMR)という職能の確立を目指して活動を展開してきた。民間の建築工事で活用が広がり、公共工事でも採用が増加してきている。CM方式の今後の展望について、長橋和久国土交通省不動産・建設経済局長と川原CM協会会…

2021年12月23日

関東建設マネジメント 地域を支える専門集団

 関東甲信で建設コンサルタント事業を展開する関東建設マネジメント(KCM)。さらなる事業展開を狙って本年度から「第二次中期3か年経営計画」を実施中だ。なかでも経営資源の確保として人財マネジメントに力を入れる。本特集では、2019年1月以降に入社した5人の社員を紹介。やりがいや目標など仕事に対する思いを語ってもらった。

2021年12月23日

近畿の道路2021

 近畿地方の道路ネットワークにおける最大の課題であるミッシングリンクの解消。近畿地方の活性化を後押しするためにも、早期の高速道路整備が期待される。2021年度の近畿の道路企画では、道路整備の課題や展望について近畿地方整備局の小林賢太郎道路部長に聞いた。さらに、近畿ブロックにおける道路の5か年対策プログラムなどについても紹介する。

2021年12月22日

国土強靱化2021国力の礎

四海に囲まれ急峻な地形を国土に持つ私たちは、台風や地震、火山噴火といった自然災害の脅威と隣り合わせの暮らしを送っている。コロナ禍や脱炭素社会構築といった新たな課題への対応はもちろんのこと、自然災害から人命や財産を守り、豊かな生活を維持し、経済のさらなる発展を目指すには、社会資本整備を通じた国力のさらなる向上が不可欠だ。強靱な国土づくりに力を注ぐ国・地方のトップインタビューのほか、国土強靱化に貢献す…

2021年12月21日

世田谷区花見堂複合施設 完成

 東京都世田谷区が整備してきた「花見堂複合施設」が完成し、22日にオープンする。本プロジェクトは花見堂小学校の跡地利用計画で、地域のコミュニティ拠点として運用し、児童館、集会施設、障害児通所施設の複合施設となる。「花見堂」は「鶴塚」「だいだらぼっち」とともに、代田地区の名所として地元の麦打ち唄に歌われ、花見堂小学校跡地に新たに誕生した交流の場が地域の歴史を紡ぐ。設計は松田平田設計、施工は中島建設・…

2021年12月20日

堺市総合防災センター完成

堺市が美原区阿弥で建設を進めてきた「堺市総合防災センター」が完成した。防災の中核拠点として、地域防災力の向上を図るとともに、大規模災害に対する緊急の対応や政令指定都市として必要とされる災害対応力の強化を目的に計画。村松組・日本土木建設JVらが消防・防災の拠点施設に要求される品質・精度を追求した施工を着実に進め、実現した。 ■建築概要■ ■工事名:(仮称)堺市総合防災センター建設工事 ■工事場所:堺…

2021年12月20日

2021建設産業のグローバル展開

 国際社会で質の高いインフラの必要性が認識され始めた。わが国の建設産業各社の強みであり、官民挙げて取り組んでいるインフラ輸出の追い風となっている。新型コロナウイルス感染症の流行で痛んだ経済を立て直す起爆剤としても期待されており、環境課題解決の糸口や新たな事業機会の創出にもつながりそうだ。国土交通省の横田正文海外プロジェクト審議官に話を聞いたほか、識者へのインタビュー、在外公館職員からの寄稿、インフ…

2021年12月17日

関西の大学施設整備2021

 創造性豊かな人材の育成・輩出や先端的な学術研究活動を担うわが国の大学では近年、企業・地域などとの共創によるイノベーション(技術革新)や社会問題の解決など、わが国の成長・発展を支え、未来を開く「知の拠点」としての機能を発揮していくことが求められている。今年の「関西の大学施設整備」企画では、来年4月に開学する大阪公立大学に焦点を当て、これからの時代に求められる大学施設の在り方を探るとともに、関西で進…

2021年12月17日

下水道特集2021

 安全安心で豊かな暮らしを支える下水道。新型コロナウイルス感染症の流行下でも事業が継続できたのは、感染予防を徹底しながら従事したエッセンシャルワーカーである下水道事業関係者の尽力にほかならない。財政難や、膨大なストックとその維持・更新、老朽化対策など、社会資本が抱える課題は山積しているが、コロナ禍を含め、その解決への展望を目指す産官学の知恵、技術、意欲を集めた。

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