企業・経営
2026年7月30日[2面]
熊本県内で28日に発生した最大震度7の地震で、建設各社はBCP(業務継続計画)に基づき、震災対策本部を設置するなど初動対応を開始した。社員の安否確認や施工中の物件の被災状況確認などに追われたものの、目立った被害はなかった。ライフラインとなる道路の応急復旧工事に備え、アスファルト合材の増産体制を整えた舗装会社もある。 =1面参照 鹿島は福岡市の九州支店から熊本県内に応援社員を派遣した。現地の状況…
2026年7月30日[3面]
◇次の50年へ海外戦略の新たな挑戦 ナカノフドー建設にとって、海外建設は業績の約45%を占める基幹事業だ。2026年3月期連結決算では、売上高のうち国内は前期比55億円減の755億円だったのに対し、海外は330億円増の610億円と大幅に伸びた。国別ではシンガポールの割合が最も高く、海外全体の約42%を占める。 25年度に始動した現中期経営計画では、10年後に海外売上高比率を国内と同水準まで引…
2026年7月30日[8面]
和歌山県南紀エリアで四つのホテルや旅館を運営する浦島観光ホテル(和歌山県那智勝浦町、松下哲也社長)は、洞窟温泉で有名な「ホテル浦島」(那智勝浦町勝浦)を8月1日にリニューアルオープンする。約40億円を投資し、太平洋を望む日昇館などの大幅な改装を行った。内装などの設計・施工は三井デザインテックが、コンストラクションマネジメント(CM)業務は山下PMCが担った。 同ホテルには硫黄分を豊富に含む高濃…
2026年7月29日[3面]
◇人が支える現場 ローカル人材とともに成長 「さまざまな挑戦の歴史があった50年間の成功は、皆の努力とチームワークに支えられてきたからだ」。ナカノシンガポールの片岡清社長はこう話し、社員をねぎらった。 2025年11月7日に現地のホテルで開かれた同社創立50周年記念式典では、入社10年以上の社員を対象に永年勤続表彰を実施。10年ごとの節目を迎えた16人に、飯塚隆社長が感謝状と記念品を贈った。…
2026年7月29日[3面]
世紀東急工業/人事評価制度見直し/地域限定社員の一部で処遇改善、中途採用強化
世紀東急工業が2026年度から人事評価制度を大幅に見直す。転勤はないものの昇格に上限がある地域限定職員について、要件を満たせば総合職と同等に処遇する。転勤せずに働きたい社員のニーズに応え、中途採用の強化につなげる。高い専門性を持つ非管理職の技術系社員を管理職と同等に評価する仕組みも新設する。今回を皮切りに、30年度まで段階的に人事制度を見直す。 同社は30年度までの長期経営ビジョンで、連結売上…
2026年7月28日[1面]
寿建設(福島市)/重機イラストをネットプリント販売/8月1日から全国のコンビニで
寿建設(福島市、森崎英五朗社長)が、コンビニエンスストアのマルチコピー機を利用した「ネットプリント」サービスで、重機のイラストを販売する。期間は8月1~30日。イラストレーターの武者小路晶子さんが手がけた人気シリーズ「重機の旅」の作品を、全国のコンビニで手軽に印刷して楽しめる。 重機が各地を旅するユーモラスな世界観が魅力のシリーズで、同社のカレンダー向けに制作された。今回は、福島県の魅力を発信…
2026年7月28日[3面]
工場探訪/高砂熱学工業/T-Baseで「製造業」へ/30年に500億円貢献目指す
建設業から製造業へ--。高砂熱学工業は、空調設備工事に使う機器類の加工・配送の拠点「T-Base」(埼玉県八潮市)を中核に建設プロセスを変革する「T-Baseプロジェクト」に取り組んでいる。これまでに全国6カ所のサテライト拠点を整備し、施工の省人化と生産性向上を推進。2025年度は同社の38%の現場に関与し、売上高換算で106億円相当の効果を生んだ。今後はさらに4カ所を増設し、30年度に売上高へ…
2026年7月27日[3面]
前田道路/福利厚生を拡充/約10万円のPET検査、配偶者含め全額負担
前田道路は、社員が仕事に打ち込める環境づくりとして、福利厚生制度を拡充する。がん検査の一つで費用が10万円程度かかるPET検査について、2025年度に年齢制限や支給上限額を撤廃。全社員が無料で受けられるようにした上で、4月からは社員の配偶者まで対象を広げた。不妊治療費の支給や発達障害の子どもへの手当も実施している。人事担当者は「社員が安心して仕事に打ち込める環境をつくらなくてはいけない」としてい…
2026年7月27日[4面]
エリア発/巴山建設/女性目線で現場を変える、若手育成も担い手確保に一役
建設業の担い手不足が深刻化する中、女性活躍の推進や若手育成で独自の工夫を重ねる企業が東京都調布市にある。巴山建設(巴山一済社長)は、女性社員の声を経営陣に直接届け、現場環境の改善につなげる「ともやま小町」の活動で着実に成果を上げている。中学校や専門学校との連携にも力を入れ、人材確保にも工夫を凝らす。性別にかかわらず誰もが働きやすい職場を整え、人材が定着する会社づくりを目指している。 女性が働き…
2026年7月24日[4面]
三井不動産は23日に都内で会見を開き、ロジスティクス部門の事業展開を説明した。海外を含めた開発物件が88件、累計投資額は役1兆4000億円に達した。開発中の案件が24件(総延べ約140万平方メートル…