技術・商品

ダイダン、旭計装/手術室向け空調システムを開発/低コストで除湿、快適環境実現 [2019年7月2日3面]

 ダイダンと旭計装(福岡市東区、中尾博一代表取締役)の2社は、低コストで導入できる手術室向け空調システム「からっとオペ」を共同開発した。室内温度の制御に加え除湿機能を備えたのが特徴。梅雨時期に高湿度になりがちな手術室の環境を改善し、医療従事者の快適性を向上させる。3年間で20セットの販売を目指す。
 同システムは、冷房除湿と加熱のダブルコイルの空調ユニット、冷房専用のシングルコイルの空調ユニット...続きを読む

戸田建設/建機ARを開発/設置状況を見える化、配置計画立案など容易に [2019年7月1日1面]

 戸田建設は、建設機械の3Dモデルと実際の工事現場映像をAR(拡張現実)でタブレット端末上に表示するシステム「建機AR」を開発した。建機を設置した際の周辺状況や建機稼働時の危険箇所などを視覚的に確認することが可能で、建機の配置計画立案時の労力軽減や調整の円滑化などにつなげる。
 同システムでは、表示させたい建機の3Dモデルをタブレット端末で選択し、現場の映像と実物大の建機画像を合成させる。建機の...続きを読む

大林組/技研施設をリニューアル/突風対策など技術開発加速 [2019年7月1日3面]

 大林組は6月28日、突風災害の対策提案や高性能な遮音構造の開発強化を目的に、技術研究所(東京都清瀬市)にある環境工学実験棟などのリニューアル工事を実施したと発表した。多様な気流を発生させる「多目的風洞実験装置」と、快適な音環境を実現するための各種実験を行う「音響実験施設」も更新した。
 多目的風洞実験装置には、多様な気流を発生させるマルチファン型非定常気流風洞装置を増設。81個の小型ファンの回...続きを読む

大林組/耐火被覆吹き付けロボット開発/自動化で作業効率3割向上 [2019年6月28日1面]

 大林組は、建築物の鉄骨の耐火被覆吹き付け作業を自動化するロボットを開発した。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を利用して作業データを登録すると、ロボットがロックウール吹き付け作業と自律移動を繰り返す。1日単位の長時間作業も可能。これまでの人による作業と比較して3割程度の効率アップが期待できるという。2020年度の実用化を目指している。
 ロボットの開発は省人化や作業効率・環...続きを読む

竹中工務店/建物開口部の害虫侵入抑制設備を開発/2重の風活用 [2019年6月28日3面]

 竹中工務店は、建物開口部向けの飛来虫侵入抑制設備「バグフラッシャー」を開発した。2層の風を吹き出し虫の侵入を防ぐ。通常のエアカーテン機能に加えて、シャッターの下側などにたまっている虫も除去する。食品・医薬品製造施設など特に害虫管理が求められる施設への適用を想定している。7月中に販売を開始する予定。まずは同社が手掛ける案件で導入を提案していく。将来的な外販も視野に入れている。
 バグフラッシャー...続きを読む

三成研機/工事用エレベーターの給電ケーブルレス化推進/大型機種への導入めざす [2019年6月27日3面]

 工事用エレベーターなどの開発や販売、レンタルを手掛ける三成研機(埼玉県日高市、椎野尊広社長)が、積載荷重2~3トンクラスの大型工事用エレベーターで給電のケーブルレス化を目指している。現在、建設現場で1トンクラス機種を対象に給電トロリーの実証試験が進んでいる。より大型の機種の導入ができれば建設現場の作業効率化や工期短縮に貢献できると見ている。
 給電トロリーでケーブルレス化を実現すれば、風などに...続きを読む

オリコンサル/橋梁維持管理計画最適化システムを開発/マネジメントサイクルを支援 [2019年6月27日3面]

 オリエンタルコンサルタンツは26日、橋梁の維持管理を最適化する「橋梁維持管理計画最適化システム」を開発したと発表した。長寿命化計画の策定から実践、評価までマネジメントサイクルを一貫支援する。既に販売している構造物点検システムの「CheckNotePlus」と連動させ、メンテナンスサイクルとの両輪で橋梁の維持管理業務を最適化する。
 過去の補修実績を基に高い精度で工事予算が算出できる。実際の工事...続きを読む

日本基礎技術/保有BG掘削機に安全性向上設備を装備/俯瞰映像と測域センサー活用 [2019年6月26日3面]

 日本基礎技術は、自社保有する油圧式多機能大口径削孔機(BG掘削機)に、ICT(情報通信技術)による安全性向上設備を装備した。重機上部から俯瞰(ふかん)した映像によって周辺状況が確認できる「サラウンドビューカメラシステム」を搭載。測域センサーで機械後方にある死角部分にいる人などを検知する仕組みも導入した。安全確認の手間を減らすことで、生産性向上にもつながると見ている。
 BG掘削機はドイツの機械...続きを読む

大成建設、応用技術/BIMソフトユーザー向けパッケージ、7月1日から提供 [2019年6月25日3面]

 大成建設と応用技術(大阪市北区、船橋俊郎社長)は、オートデスクのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Autodesk Revit」の追加機能をパッケージ化した「BooT・one」(ブート・ワン)の提供を、7月1日に開始する。大成建設が長年にわたって開発・運用してきたノウハウをRevitユーザーに広く提供。生産効率の大幅な向上が可能になる。
 販売価格は年間18万円から...続きを読む

大林組/ロータリーダンパー天井制振システムを開発/ブレース不要で自由度向上 [2019年6月24日3面]

 大林組は、天井部の耐震性向上を合理的に実現する「ロータリーダンパー天井制振システム」を開発した。天井と空調機との間にダンパーを設置して地震時の揺れを吸収する。天井と空調機双方の衝突を回避しながら耐震性を高める。従来の耐震天井で用いられる天井ブレースは不要。天井裏の設計や施工の自由度が大幅に向上できる。日本建築総合試験所から建築技術性能証明を取得した。天井制振技術の建築技術性能証明取得は国内初とい...続きを読む

NIPPO/アスファルト補修材を改良/流動性2倍、ゼロ擦りつけ施工性が向上 [2019年6月24日3面]

 NIPPOはアスファルト補修材の「スマートモルタル」を改良し、流動性を従来品の2倍に高めた。路面にある段差などに補修材を擦りつけて高低差をなくす「ゼロ擦りつけ」と呼ばれる作業の施工性が高まる。材質が柔らかくなったことで材料混合のしやすさや施工の迅速性、仕上がりの均一性なども向上した。
 スマートモルタルはコンクリート舗装やアスファルト舗装の段差やくぼみなどの補修に使う樹脂系補修材。2017年6...続きを読む

竹中工務店ら3社/車両走行可能な振動発電ユニット開発/沖縄県内の商業施設に初導入 [2019年6月21日3面]

 竹中工務店ら3社は20日日、全国初となる車両走行が可能な振動発電ユニットを共同開発したと発表した。高出力振動発電ユニットを路面に埋め込み、その上を通過した自動車の振動で発電する仕組み。発電ユニットとLED照明とを組み合わせた車両誘導システムも開発し、沖縄県浦添市の商業施設に導入した。自動車という重量物を活用することで従来技術よりも高出力が見込め、照明以外にも利用が広がると見ている。
 同ユニッ...続きを読む

東京鉄鋼/柱RC造・梁S造のハイブリッド構法開発/仕口と梁をPCa化 [2019年6月21日3面]

 電気炉メーカーの東京鉄鋼は20日、柱がRC造で梁がS造のハイブリッド構法「ドラムRCS構法」を開発し、7月1日から関連部材を発売すると発表した。部材をプレキャスト(PCa)化し、深刻化する現場の人手不足に対応。コストの圧縮や部材の軽量化も実現した。
 同社が鉄骨分野で事業を展開するのは初めて。発売する部材は柱と梁を支えるS造の仕口とRC造の柱。柱上部に突き出た鉄筋に仕口を乗せる柱貫通式を採用し...続きを読む

佐藤工業、東海大学/トンネル発破音の消音装置を開発/自動車マフラーの消音技術応用 [2019年6月21日3面]

 佐藤工業と東海大学工学部動力機械工学科の森下達哉教授は20日、トンネル発破音の消音装置を開発したと発表した。自動車用マフラーの消音技術(排気管サイレンサー)をトンネルに応用。簡素な構造で幅広い音域に対応できる点が特長だ。防音扉のように遮蔽(しゃへい)しないため、扉を開閉する手間もなくなる。実物大規模の実証実験を経て現場への適用を目指す。
 開発した消音装置には自動車のマフラーや、燃焼機器の排気...続きを読む

中日本高速会社/AI活用した渋滞予測技術開発に着手/19年夏に90地点で検証へ [2019年6月21日4面]

 中日本高速道路会社は20日、人工知能(AI)を活用した渋滞予測技術の開発に着手したと発表した。これまで渋滞予測は専門知識を持った高速道路ドライブアドバイザーが行っていた。AIに過去の渋滞実績データを学習させ、特定の日時・場所での渋滞発生の有無と渋滞長を予測する。今夏の交通混雑期に約90地点の主要ボトルネックで予測結果を検証する。
 これまでは高速道路ドライブアドバイザーが過去3年間の渋滞実績を...続きを読む