技術・商品

横河電子機器/計測機器の状態監視など包括サービス提供/災害対策へ情報「見える化」 [2020年1月9日3面]

 センサーの開発などを手掛ける横河電子機器(東京都渋谷区、大竹眞社長)は、IoT(モノのインターネット)を活用して、防災などに必要な計測機器やデータ収集、計測機器の状態監視などを包括的に提供するシステムを開発した。水位計などの観測データをクラウドサーバーに格納し、関連情報と合わせて地図に表示して「見える化」できる。保守管理業務代行や観測機器の一括管理なども合わせたパッケージで展開する方針で、地方自...続きを読む

カナモトら/ロボットが月面で建機操縦/20年夏に遠隔操作テスト実施 [2020年1月9日1面]

 カナモト、ロボット開発を手掛ける浅草ギ研(千葉県いすみ市、石井孝佳代表)、遠隔操作技術開発に取り組むアダワープジャパンは、月の建設現場で稼働するロボットを開発する。建設機械に搭乗したロボットを地球から遠隔操作する仕組み。基本的な技術の開発中で今夏にも地上で遠隔操縦をテストする。
 3社はチーム「ADAWARP」を組織。カナモトは実験フィールドや建設・建設機械分野のノウハウの提供、浅草ギ研はハー...続きを読む

大成建設/技術センターに大型風洞装置新設/風圧をリアルタイムで可視化 [2020年1月8日3面]

 大成建設は横浜市戸塚区の技術センターに大型風洞装置を新設し、昨年12月から運用を開始した。従来の装置よりも大型の市街地模型を置けるようになり、実験精度を高めた。高さ400メートル級の超高層建物とその周辺市街地の風状況の把握にも対応できる。風圧の計測結果をリアルタイムで可視化するシステムも新たに導入し、建物に作用する風の状況を視覚的に把握しやすくした。
 新設した風洞装置は幅3・2メートル、高さ...続きを読む

大成ロテック/アスファルト混合物の温度・運搬情報管理システムの効果実証 [2020年1月6日3面]

 大成ロテックは、アスファルト混合物の温度情報と運搬状況がリアルタイムで管理できるシステムを実用化し、導入効果を確認した。アスファルト混合物の品質管理で重要になる温度と、温度の低下に影響する運搬時間を管理することで品質低下を防ぐ。システムで温度を管理するため大型ダンプの荷台で直接温度を測る作業が不要になり、昇降時の転落といった労働災害も防げる。
 システムは大成建設、日建リース工業と共同開発した...続きを読む

パスコら/衛星データ使い農地管理を効率化へ/インドネシアで実証実験 [2020年1月6日3面]

 パスコは効率的な農地管理手法の確立に向け、インドネシア航空宇宙研究所(LAPAN)と共同の実証実験に着手する。人工衛星で捉えた農地の画像をベースに、独自開発した人工知能(AI)で農地の分布や面積などを割り出す。将来的には収穫できる作物の種類や量などの把握を可能にする。実証実験は1~3月に実施する予定だ。
 データの有効利用に向け、両者は2019年10月に基本協定を締結。実証実験は商用ベースでの...続きを読む

清水建設/ベトナムの汚染土壌洗浄実証試験が完了/ダイオキシン成分95%除去 [2019年12月27日3面]

 清水建設は26日、ベトナム・ホーチミン市近郊のビエンホア空港で実施していた枯れ葉剤由来汚染土壌の洗浄実証試験が完了したと発表した。同社が建設したオンサイト型土壌洗浄プラントで洗浄処理試験を実施。ダイオキシン成分の95%が除去できたと確認した。
 実証試験はベトナム、米国両政府が推進する同空港の土壌浄化事業として実施した。両国政府は今後、実証試験の結果を踏まえて2020年6月にスタートする本格除...続きを読む

アジア航測ら/選手の生体情報分析システム開発/スポーツビジネス市場参入に弾み [2019年12月27日1面]

 アジア航測ら3者が、サッカーやアメリカンフットボールの試合で選手の生体・位置情報を収集し、データを分析してパフォーマンスを可視化するシステムを開発した。試合中に動き回る選手の心拍数や守備位置を専用デバイスで計測し、戦術の立案を支援する。
 アジア航測は、2020年1月7~10日の4日間、米ラスベガスで行われる個人向け電気機器展示会「CES2020」に開発したシステムを出展。スポーツビジネス市場...続きを読む

大林組/資材運搬車両管理システムを開発/赤外線カメラでナンバープレート認識 [2019年12月26日3面]

 大林組は、車両のナンバープレートを認識する技術を応用した資材運搬車両の管理システムを開発した。赤外線カメラの前を車両が通過する際にナンバープレートを読み取り、事前登録した情報を基に運搬先となる受け入れ設備に合図を出す仕組み。コンクリートダム建設現場で実用化した。確実な車両誘導と省人化につながるとしている。
 読み取ったナンバープレートと、事前に入力したデータをひも付けすることで、現場に設置した...続きを読む

鹿島/生コンの施工性判定システムを開発/動画から分析、初期欠陥を防止 [2019年12月26日3面]

 鹿島は、アジテータ車から荷降ろしするコンクリートの全量を連続的にモニタリングし、画像から施工性の良否を判定するシステムを開発した。土木分野のコンクリート工事が対象。スランプが小さいような施工性の悪いコンクリートを検知すると警報が鳴り、コンクリート圧送などを止めて、現場の技術者が対応を判断する流れとなる。配管閉塞(へいそく)などの施工トラブルや未充てんといった初期欠陥を未然に防止する。=1面参照
...続きを読む

清水建設/S造建築の積算業務効率化ツールを開発/コストマネジメントで競争力強化 [2019年12月25日3面]

 清水建設は24日、S造建築の積算業務を効率化するツールを開発したと発表した。設計者の積算業務負担が軽減できるだけでなく、施工段階で施工図作成業務を最大50%程度省人化する。コストマネジメントによる最適設計で建設コストの低減にもつなげられる。建設業の人手不足などを背景とするS造建築の増加に対応し、コスト競争力を高める狙いだ。
 同社はオートデスクのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリ...続きを読む

大林組/水中点検ロボの耐水性能向上/深度150mまで対応、桟橋下面点検ロボも改良 [2019年12月24日3面]

 大林組は、水中点検ロボット「ディアグ」と桟橋下面点検ロボット「ピアグ」を改良した。ディアグは、ダムなど水中構造物の点検を行う遠隔操作型無人探査機。耐水性能を高め最大深度150メートルにまで対応できるようにした。従来タイプは100メートルだった。ピアグは搭載カメラを高機能なタイプに切り替え、ひび割れの幅や長さを自動で検出できるようにした。
 ディアグはこれまでは前後と垂直の移動しかできなかったが...続きを読む

三井住友建設ら/鉄筋出来形自動検測システム開発/産業用カメラの画像合成 [2019年12月24日3面]

 三井住友建設と日立ソリューションズ(東京都品川区、星野達朗社長)は、被写体までの距離などを計測する産業用カメラを活用した鉄筋出来形自動検測システムを共同開発した。カメラを搭載したタブレットなどで撮影するだけで、鉄筋径・配筋間隔の計測、帳票作成までをリアルタイムで自動出力できるシステム。従来の計測方法に対して施工管理者が検測作業に拘束される時間が3分の1に縮小できるという。
 開発したシステムに...続きを読む

大成ロテックら/自己治癒アスファルトの開発に着手/20年に試験舗装へ [2019年12月23日3面]

 大成ロテックとコンクリートの開発などを手掛ける會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市、會澤祥弘社長)は、ひび割れが自然に修復する「自己治癒アスファルト」の開発に着手した。自己治癒アスファルトはオランダ発の技術。国内の舗装にも適用できるよう、混合する特殊材料の配合などを研究する。大成ロテックによると自己治癒アスファルトの開発に向けた研究は国内初という。
 今後は2020年3月までに特殊材料の配合確...続きを読む

前田建設/山岳トンネル向け覆工コンクリ型枠自動設置システムを開発/三重県内で適用 [2019年12月23日3面]

 前田建設は、山岳トンネルの覆工コンクリート打設で使用する型枠(セントル)を自動で設置するシステムを開発し、現場に導入した。自動追尾機能を搭載したトータルステーション(TS)を使い、セントルの位置を測定。設計段階で設定した位置との差を割り出し、自動制御でセットする。従来6人必要だった作業員が2人で済む。現場での省力化が期待できる。
 「セントル自動セットシステム」は同社と岐阜工業(岐阜県瑞穂市、...続きを読む

カネカ、大成建設/発電する外装システムを開発/建物の外壁や窓を有効活用 [2019年12月20日3面]

 カネカと大成建設は、建物の外壁や窓と一体化させた太陽電池モジュールで発電する外装システムを、共同開発した。高い発電効率や採光、眺望、遮熱、断熱といった各機能とともに、意匠性を備える点が特徴。災害時には独立した非常用電源としても機能する。両社は、都市型ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現する創エネルギー技術として積極的に提案していく。
 開発した「T-Green Multi Solar...続きを読む