企業・経営


2025年10月24日[3面]

ANION/機能性吸着材製造工場(福島県南相馬市)の開業式典開く

 日本国土開発の全額出資子会社であるANION(東京都港区、大野睦浩社長)が福島県南相馬市に建設していた「機能性吸着材製造工場」が完成し、23日に現地で開業披露式を行った。関係者約60人が出席し、代表によるテープカットで開業を祝った。投資額は約10億円。設計・施工は中里工務店(南相馬市)が担当した。  式典で、南相馬市の門馬和夫市長は「工場の立地は地域復興につながる。雇用創出などさまざまな効果が期…

2025年10月23日[3面]

ナカノフドー建設/仮設足場にパラリンアートの大型シートを展示

 ナカノフドー建設は、自社施工現場で使用している仮設足場の保護シートをキャンバスに見立て、障害のある人が制作した芸術作品『パラリンアート』を展示する取り組みを始めた。14日から作品を印刷した約5メートル×5メートルの大型シートを、堺市内の「(仮称)堺市東区丈六計画新築工事」と奈良県内の「ダイキンファインテック新工場建設プロジェクト」の外部足場に設置した。全国展開も予定する。  展示したのは同社の依…

2025年10月23日[12面]

スコープ/日立建機/重機ファンの交流を業界の活性に

 重機ファンと一緒に業界を盛り上げる--。日立建機の公式ファンクラブが作った「重機好き」が集まるコミュニティーには、建設以外の業種や学生も多く参加している。ファン同士が業種や年齢を超え、親交を深め本音で語り合う。そんな中から、建設業界の課題解決のヒントが浮かび上がることも少なくない。同社は活動を通じて建設を仕事にする仲間を増やし、社会と会社の持続的成長を目指す。  2023年に社内初のビジネスコン…

2025年10月22日[3面]

大豊建設/能越道復旧工事現場で女性技術者現場研修開く/11人が震災対応学ぶ

 大豊建設は20、21の両日、2024年に地震や豪雨に見舞われた石川県能登半島の被災地で、女性土木技術者を対象に復旧工事現場の研修会を開いた。全国の拠点から11人が参加し、同社が施工に携わる能越道や海岸堤防の復旧工事現場を視察。国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所による震災復旧事業に関する講話などを通じて災害対応への理解を深めた。  女性技術者による研修は、女性目線での働きやすい職場づくりな…

2025年10月21日[3面]

エイト日技/地域伴走型農業振興が着実に成果/子会社が夏イチゴ栽培で地域発展支える

 エイト日本技術開発が実践している地域伴走型の農業振興が実を結びつつある。子会社のストロベリーファーム(秋田県仙北市、宮下聡一郎社長)が10年以上にわたり夏イチゴの栽培に取り組む。育て方や売り方に工夫…

2025年10月21日[3面]

大林組/シンガポール事業60周年で式典開く/人材育成とイノベーションに注力

 大林組がシンガポールへの建設事業進出60周年を記念し、現地ホテルのマリーナベイ・サンズで9月4日に式典を開いた。大林剛郎会長兼取締役会議長や佐藤俊美社長兼最高経営責任者(CEO)ら役職員、ステークホ…

2025年10月21日[4面]

JR東日本、JR東海/検測車や新技術の開発推進/AI使い地上設備の状態把握

 JR東日本とJR東海が新幹線のレールや架線などの状態を調べる検測車や技術の開発に取り組んでいる。JR東日本は先端技術を使い、高速走行での調査が可能な車両を造る。東北や上越を含め全方面の路線に2029…

2025年10月20日[3面]

高砂熱学工業、飛騨五木HDら/小水力発電によるグリーン水素供給確立へ戦略的提携

 高砂熱学工業、飛騨五木ホールディングス(HD、岐阜県高山市、井上正博代表取締役)、井上工務店(高山市、井上正博代表取締役)の3社が、小水力発電を活用したグリーン水素供給事業モデルの確立に向け動き出す…

2025年10月20日[4面]

東急不ら/ビル管理業務を最適化/AI使いデータ分析

 東急不動産ら4社は、東京都渋谷区にある東急不動産の本社ビル「渋谷ソラスタ」で、AIなどを使ったビル管理業務実証を2026年に始める。IoTセンサーや防犯カメラで来館者の人数、行動、トイレの利用状況な…

2025年10月16日[8面]

竹中工務店ら/都市型自動運転船を実証実験/観光事業などでの社会実装めざす

 竹中工務店らが開発を進める都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」の第5回実証実験が、7~9日に大阪城公園(大阪市中央区)の東外堀で行われた。同ロボットは3メートル四方の床状の水上モビリティで、…

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