行政・団体
2026年8月19日[1面]
都道府県・政令市発注工事の配置技術者/9割超で若手登用促進策/国交省調査
都道府県・政令市の9割以上が、現場に配置する監理技術者などとして若手や女性の登用拡大に取り組んでいることが、国土交通省による直近のアンケートで分かった。総合評価方式の入札で若手・女性技術者を配置する場合に加点する項目を設けている団体は50以上に達する。技術者個人のライフイベントを考慮した柔軟な交代や代理の配置を認める団体も目立つ。次世代を担う技術者が現場に従事しやすい環境を整え、活躍・育成を促す…
2026年8月19日[2面]
文部科学省は17日、高等専門学校の在り方を検討している有識者組織に、機能強化の中間整理案を提示した。デジタル技術、生成AI、GXなどが進展する中で理系人材の不足が見込まれるため、高専の量的拡大、質的向上、卒業生の国際通用性の確保を提案。質的向上は老朽化した施設が多いことで、交付金や補助金の構造の抜本的な転換と拡充、魅力ある施設・設備環境の整備などを求めた。 「高等専門学校の機能強化に関する検討…
2026年8月19日[4面]
東京・大田区/樹木の安全対策強化/補正予算に関連費、診断対象拡大
東京・大田区は、都内で倒木事故が相次いで発生していることを受け、公園や道路の樹木の安全対策を強化する。関連経費として約4300万円を2026年度第3次補正予算に盛り込んだ。従来実施してきた点検から診断、伐採までの維持管理体制を継続しながら、診断対象の樹木の数を増やす。気候変動や老朽化、病害虫被害などが原因で起こる倒木事故を未然に防ぎ、区民が安心して過ごせる公園や道路を実現する。 区は公園樹木約…
2026年8月19日[5面]
神奈川県鎌倉市/新庁舎整備検討会議が初会合/官民連携の手法探る
神奈川県鎌倉市は、17日に市役所で「新庁舎整備検討会議(本庁舎等整備委員会)」の初会合を開いた。物価や建設コストの高騰を受け、これまでの「公設公営」を断念し、民間の資金やノウハウを取り入れた新庁舎整備にかじを切った。年度内に官民連携の整備手法を決める。次回以降の会合で先行事例を共有し、事業手法を選ぶ際の評価軸を検討する。 冒頭、松尾崇市長は「物価や建設費の高騰、急を要する事業を優先するため、庁…
2026年8月19日[6面]
東北整備局/25年度の地下占有物調査/国道は181カ所で空洞確認
東北地方整備局は2025年度に実施した国管理道路の路面下空洞調査状況をまとめた=表参照。25年度は管理延長全体の約2割に当たる568キロで調査し、181カ所の空洞を確認した。このうち補修済みは35カ所。未補修の箇所は空洞の拡大状況と社会的影響の度合いなどを考慮し、補修や経過観察といった対応を取る。 8月上旬に各県で開いた県地下占有物等連絡会議で報告した。同会議は県道路メンテナンス会議の下部組織…
2026年8月18日[1面]
千葉豪雨/行政機関や建設業界が応急復旧に奔走/交通インフラ復旧対応進める
記録的な豪雨に見舞われた千葉県内で、被害の復旧作業が本格化している。地域の建設会社などが道路や鉄道トンネルといった交通インフラの応急復旧に奔走している。建設関連団体も動き始めた。国土交通省関東地方整備局は、県内6自治体にリエゾン(現地情報連絡員)や排水ポンプ車を派遣。政府は13日に関係省庁災害対策会議を開き、赤間二郎防災担当相が避難情報に従い、身の安全を確保するよう呼びかけた。 同県では13日…
2026年8月18日[1面]
市区町村の週休2日工事、27府県で年度内完全実施へ/国交省調査
国土交通省が都道府県に週休2日工事を1件でも実施している管内市区町村の割合を聞いたところ、2026年度内に実施率が100%になる見込みだと回答した都道府県が半数以上の27団体に達した。未実施の市区町村に訪問しての働き掛けや、週休2日工事の実施要領の提供などに取り組む都道府県が目立つ。国交省は全国を巡回中の26年度上期「ブロック監理課長等会議」(入札契約担当課長会議)で都道府県と現状を共有し、徹底…
2026年8月18日[2面]
厚生労働省は、2025年労働安全衛生調査(実態調査)の結果を公表した。建設業の場合、メンタルヘルスの不調で連続1カ月以上の休業や退職した労働者がいた事業所の割合は7・1%だった。労働安全衛生法に基づく雇い入れ時教育を行っている事業所は84・3%、リスクアセスメントに取り組んでいるのは89・8%だった。 常用労働者を10人以上雇用する1・4万事業所、無作為に抽出した個人1・8万人を対象に25年1…
2026年8月18日[8面]
三重県/緊急災害対策派遣隊「TEC-MIE」創設/5分野約300人で編成
三重県は、大規模災害時に被災自治体の公共土木施設等の迅速な復旧・復興を技術的に支援する緊急災害対策派遣隊「TEC-MIE(テック・ミエ)」を12日付で創設した。道路やドローンによる調査など5分野、約300人の隊員で構成し、災害の規模や被災状況に応じて必要な隊員を選定する。県内の自治体だけでなく県外の要請にも応える方針。 隊員は▽道路▽河川・砂防▽港湾・海岸▽下水道▽ドローンによる調査-が専門の…
2026年8月17日[1面]
国交省・塩見英之事務次官が就任あいさつ/ダイナミックに政策展開
幹部職員の人事が7日に発令された国土交通省で同日午後、新旧事務次官が職員に訓示した。新任の塩見英之事務次官は「政策のマイナーチェンジでは、ほとんど社会に効果が及ばないということが多いのではないか。勇気を持って決断し、ダイナミックに政策を展開したい」と強調した。 塩見次官は「平成入省の次官の拝命になった。国交省の職員の特徴を私なりに短い言葉で表現すると、『実直、一生懸命、責任感』がぴったり当ては…