行政・団体


2026年6月17日[1面]

国交省直轄工事/ナフサ由来資材の調達柔軟化/追加費用に設計変更で対応

 国土交通省は、中東情勢の不安定化で調達難が指摘されているナフサ由来の建設資材について、代替品での調達や流通ルートの切り替えなどで追加コストが生じた場合、設計変更で対応する運用を始めた。既契約工事を含めて対象とし、土木や港湾、営繕を含むすべての直轄工事に適用する。受発注者双方に、現場ごとの事情に応じた対応を呼び掛ける。受注者がさまざまな調達方法を取り入れやすくなり、工事遅延の抑制にもつながる。  …

2026年6月17日[2面]

国交省/インフラDX大賞の募集開始/9月17日まで受付

 国土交通省は16日、インフラ分野の生産性向上に貢献する優れた取り組みを表彰する2026年度「インフラDX大賞」の募集を開始した。応募期限は9月17日。施工や維持管理だけでなく調査、測量、設計など上流工程の取り組みも積極的に募る。データやデジタル技術を活用したインフラサービスの向上、建設生産プロセスの高度化・効率化、組織の働き方や文化・風土の改革など、幅広い事例を募集する。  25年度に完了した取…

2026年6月17日[12面]

近畿整備局/総合評価方式で26年度から新制度試行/猛暑対策の取り組みに加点評価

 近畿地方整備局は、総合評価方式で建設現場の猛暑対策を評価する新たな制度を2026年度から試行する。技術提案評価型に「猛暑対策の取り組み」に関する評価項目を新設し、作業環境の改善や施工時間の短縮につながる提案を加点評価する仕組みだ。まずは本官工事1件で試行し、制度面から現場対策の普及を後押しする。  この施策は、国土交通省が25年12月に公表した「猛暑対策サポートパッケージ」の一環。総合評価方式を…

2026年6月16日[4面]

東京・新宿区/既存建物の耐震化促進/設計・工事費助成を拡充

 東京・新宿区は首都直下型地震や年々激甚化する風水害に備え、災害対策のレベルを引き上げる。区民が建築物の耐震化に向けた耐震診断や補強設計、改修工事を行う場合、建築資材の高騰を踏まえ、1平方メートル当たりの助成額を拡充。ブロック塀の倒壊による事故を防ぐため、所有者に撤去や改修を求める対象を従来の通学道路沿いから一般道路沿いの塀に広げる。  建物耐震化に向けた設計費や工事費の助成額を4月から拡充した。…

2026年6月16日[5面]

関東整備局/受発注者で3Dモデルの内製化進む/意思疎通スムーズに

 設計や施工の3Dデータの内製化が建設会社などで広がっている。直轄の工事や業務を受注する企業を対象に、関東地方整備局がBIM/CIMの活用状況を聴取。回答した272人の中で「3Dモデルを編集できる」割合は1割を超えた。3Dデータを外注するよりもコストが抑えられるだけでなく、受発注者の意思疎通が素早くできるという点が内製化の流れを生んでいる。  関東整備局が発注した工事や業務を受注した建設会社と建設…

2026年6月16日[6面]

北海道建協/現場見学会参加高校生意識調査/就職希望者の6割が建設業希望

 北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は、2025年度に実施した現場見学会の報告書をまとめた。参加した高校生へのアンケートでは、卒業後の進路で就職を希望した生徒は48・9%で、このうち61・5%が就職先に建設業を選んだ。就職する際に重視することについては「月給や賞与」「残業時間が少なく休みが取れる」「自分の能力」との回答が多くなっている。  アンケートは25年度に北海道建協と傘下の10地方建協が開催し…

2026年6月15日[1面]

政府/首都直下地震対策基本計画を改定/死者・全壊建物を半数以下に

 政府は首都直下地震対策の新たな減災目標を定めた。今後10年間の取り組みにより、想定される死者数約1万8000人と建築物の全壊・焼失棟数約40万棟をそれぞれ半数以下に減らす。2015年に策定した「首都直下地震緊急対策推進基本計画」を約10年ぶりに改定した。26年度内に予定する防災庁の設置も見据え、事前防災の取り組みを強力に推進する。  12日、閣議後会見した赤間二郎防災担当相は「減災目標を達成する…

2026年6月15日[1面]

国交省/ウクライナ復興でUNDPと連携深化/コベルコ建機ら、遠隔でがれき処理

 国土交通省と国連開発計画(UNDP)が、ウクライナのインフラ復興分野で連携を深める。コベルコ建機とソリトンシステムズが提供する建設機械の遠隔操作ソリューションを活用し、軍事侵攻で発生した大量のがれきを安全に処理する。女性や傷痍(しょうい)軍人らが安全に作業できる環境を整え、ウクライナの復興を支援する。都内で11日、協力趣意書の署名式=写真=を開き、今後の具体的な取り組みを説明した。  コベルコ建…

2026年6月15日[1面]

建専連/「夏休み」賛同の輪広げる/職人の命守る、発注者や元請と対話開始

 建設産業専門団体連合会(建専連、岩田正吾会長)は、夏場の猛暑下で働く現場従事者の安全と健康を守る方策として「建設業の夏休み」を導入する提案活動を始めた。「これだけの猛暑下に職人を送り出す怖さを毎日痛感している」(岩田会長)との危機感が背景にあり、まずは官民の発注者や元請団体などと意見交換する場をつくる。夏休みの必要性に賛同の輪を広げながら、実現への障壁を打破する「ムーブメント」(同)に発展させて…

2026年6月15日[2面]

建専連の会長・副会長ら会見/元請などとの価格交渉、民間工事も設計労務単価ベースに

 建設産業専門団体連合会(建専連、岩田正吾会長)の会長・副会長ら幹部が11日の通常総会後に記者会見した=写真。昨年12月の改正建設業法の全面施行で「労務費に関する基準(標準労務費)」の運用が始まったことを受け、専門工事業の職種・団体ごとの対応状況を説明。公共工事設計労務単価が標準労務費の構成要素であることに着目し、複数の団体トップが元請などとの価格交渉で「設計労務単価がベースになると民間工事でも強…

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