行政・団体


2026年6月4日[1面]

防衛省/単品スライド、「指定品目」で判定/中東情勢受け特例措置

 防衛省は、不安定な中東情勢が建設資材に及ぼす影響を踏まえ、価格変動に伴うスライド判定の特例を含む対策を講じる。単品スライドでは、工事ごとの「指定品目」について複数の材料をまとめて1品目としてスライド判定を実施する。実際の購入価格に基づき請負代金を変更できるようにもする。従来はスライド判定の対象にならなかった材料が加わるケースも出てくる。入札を1日以降に公告した工事から運用し、契約済み案件や同日以…

2026年6月4日[1面]

JIA/食品廃棄物が構造体の茶室、UIAバルセロナ大会に出展

 日本建築家協会(JIA、佐藤尚巳会長)は、28日~7月2日にスペイン・バルセロナで開かれる国際建築家連合(UIA)世界建築家大会に、食品廃棄物で構造体を実現した茶室「カタラ庵」を出展する。JIA展示ブースに建設。「廃棄物を資源へと転換し、建築を循環するプロセスとして捉え直す」という建築の新たな可能性を国際的な場で発信する。  カタルーニャ地域はワインやオリーブオイルの生産で知られる。オリーブの搾…

2026年6月4日[2面]

日建連/金子国交相らに要望/公共事業予算、抜本拡充を

 日本建設業連合会(日建連)の押味至一会長と蓮輪賢治副会長ら幹部は2日、金子恭之国土交通相らを訪ね公共事業予算の抜本的拡充を要望した。建設業の施工余力が十分であることを伝え、資材高騰や賃金上昇を的確に反映した2025年度補正予算と26年度当初予算の合計額を上回る十分な予算規模による実質事業量の確保を求めた。見坂茂範参院議員と佐藤信秋前参院議員も同行した。  同日、牧野京夫国土強靱化担当相、自民党の…

2026年6月3日[1面]

資材調達状況、6割超が「4月より悪化」/全建調査/中東情勢の影響深刻化

 不安定な中東情勢の影響で建設資材の価格が高騰し、供給の先行きも見通しにくい状況となっている。全国建設業協会(全建、今井雅則会長)が5月に実施した調査によると、資材の需給状況や価格変動は4月の調査時より深刻化している。接着剤やシーリング材などで価格高騰を訴える割合が増加。資材調達の状況については、4月から「悪化」「やや悪化」と回答した企業が66・7%に達し、「改善」「やや改善」はゼロだった。  全…

2026年6月3日[1面]

建設RXコンソーシアムが総会/一般社団法人への移行決議/新会長に原田知明氏

 ロボット分野などでゼネコン各社らが技術連携する「建設RXコンソーシアム」の新体制が発足した。2日に都内で2026年度の通常総会を開き、同日付で原田知明副会長(清水建設専務執行役員)が新会長に就任する人事を報告した。これまでの任意団体から一般社団法人に移行するための議案も採択。手続きは1カ月程度を見込む。会員企業が個別に対応してきた公的補助金の活用などについて、団体主体の活動を加速させる。  一般…

2026年6月3日[2面]

国交省/第3次無電柱化推進計画を閣議決定/多様な手法でコスト削減

 政府は2日、激甚化・頻発化する災害対策や安全な歩行空間の確保に向け、具体的な目標や施策を盛り込んだ「第3次無電柱化推進計画」を閣議決定した。無電柱化の整備完了延長目標を約1000キロに設定。約4000キロの計画策定も目指す。緊急輸送道路の無電柱化に注力し、新設電柱を抑制。地域や現場の実情に合った多様な整備手法を活用し、コスト削減を促す。計画期間は2026年度~30年度。災害にも迅速に対応できる「…

2026年6月3日[4面]

東京都/大規模建築の環境計画書制度概要/LCCO2算定義務化、28年4月施行

 東京都は、大規模建築物向け「建築物環境計画書制度」の概要を明らかにした。国による建築物の環境対策強化に歩調を合わせ、ライフ・サイクル・カーボン(LCCO2)の算定義務化や環境性能評価結果の公表などが柱の制度を創設する。評価段階では、事業者が温室効果ガス(GHG)削減の取り組みを設計や施工に取り入れた上で、削減割合を算出することを求める。7月下旬に制度素案を示す。年度内に関連条例を改正し、2028…

2026年6月2日[1面]

日建連、不動協/協議体の初会合開く/工事費高騰や人手不足の課題共有、連携強化へ

 日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)と不動産協会(不動協、吉田淳一理事長)が民間建設工事を巡る課題や対応について意見を交わす協議体の初会合が1日、都内で開かれた。民間建築の発注者と施工者を代表する両団体が協議の場を設けるのは初めて。工事費の高騰や人手不足による供給制約、生産性向上などで、意見を率直に交換する。中止や延期が相次ぐ大規模開発プロジェクトへの対応や持続可能な事業環境の構築で、課題を…

2026年6月2日[2面]

国交省/港湾の防災・減災へ協働防護協定の手引を公表/費用分担方法など示す

 国土交通省は、港湾関係者が連携して港湾の防災・減災に取り組む「協働防護」の推進に向け、「協働防護協定の手引き」を作成し公表した。協定締結に当たり、盛り込むべき内容や留意事項を整理。区域設定の考え方や費用負担の在り方、協定違反時の措置などを示した。費用負担を巡っては、対策の実施主体ではないものの事業実施によって浸水リスクが低減する関係者は、一定の負担を担うべきだとした。  ハード・ソフト対策の遅延…

2026年6月2日[2面]

国総研、筑波大/社会実装に役立つ人材輩出/連携大学院設立宣言式

 国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研、佐藤寿延所長)と筑波大学(永田恭介学長)は1日、連携大学院制度による教授などの発令式と、国総研連携大学院の設立宣言式を東京都文京区の筑波大東京キャンパスで行った。佐藤所長、永田学長が取り組みの内容と期待を話し、佐藤所長は「(国の研究機関として)実験設備がある。新しい技術の開発、社会実装に役立つ人材を輩出したい」と抱負を話した。 =1面参照  筑波大は国総…

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