行政・団体
2026年10月22日[1面]
国交省/建設会社アンケートの結果公表/業態横断企業評価にニーズ、経審はW点重視を
公共・民間工事や元請・下請など建設市場の幅広い領域を包含した企業評価制度の検討に当たって、国土交通省は建設業界の現状の受け止めやニーズのアンケート結果を明らかにした。将来を見据え産業全体の底上げを目指す上で、重視する評価項目のウエートの強化や活用の工夫、業態を限定しない横断的な評価の仕組みなどに一定のニーズがあることが分かった。国交省は官民の発注者や求職者の目線でもニーズを深掘りし、評価制度のあ…
2026年10月22日[2面]
国交省/自動物流道路実証実験を10月28日に開始/成田空港などで無人搬送技術検証
国土交通省は、自動物流道路の社会実装に向けた2026年度の実証実験を28日から順次開始する。茨城県つくば市の国土技術政策総合研究所(国総研)や成田国際空港、企業の自社施設などを実験場所とし、物流の自動化・無人化に向けた技術検証を進める。国総研では、大成建設を代表企業とするチームが11月10日まで実験を行う。ティアフォーと大成ロテックが参加する。 搬送機器が走行を不得意とするトンネル部で、反射体…
2026年10月22日[5面]
埼玉県/中温化混合物事前審査制度、認定取得へ準備加速/実績など調査
埼玉県は、中温化アスファルト混合物を使用する場合に試験練りなどが省略できる「事前審査制度」で、認定取得の準備を加速する。制度の対象にふさわしいかを決める事前審査委員会に提示するため、県としての基準類を整備。土木工事全般のルールをまとめた「土木工事実務要覧」にも盛り込んだ。現在は適用実績などを調査中で、準備が整い次第、審査委に申請する考えだ。 事前審査制度の認定は千葉県や東京都などで進むが、埼玉…
2026年10月21日[1面]
社整審・交政審、インフラマネジ推進で答申/国交省に政策検討要請
社会資本整備審議会(社整審、国土交通相の諮問機関)・交通政策審議会(交政審、同)が新しいインフラマネジメントの在り方を提言する中間答申をまとめ、井林辰憲国交相に提出した。従来のメンテナンスを発展させた統合的なマネジメントを推進する制度の検討を国交省に要請。井林国交相はインフラ老朽化対策が現政権下でも重要テーマだと指摘しながら「具体的な政策に落とし込めるよう取り組んでいく」と応じた。 社整審・交…
2026年10月21日[2面]
産構審有識者委員会/仮想空間の意匠/現行制度で保護の在り方検討、ガイド作成へ
産業構造審議会(産構審、経済産業相の諮問機関)の意匠制度に関する有識者委員会は20日、仮想空間やAI技術に対する制度の在り方について議論した。仮想空間のデザイン(意匠)について、法改正せずに現行の意匠制度の保護の枠組みで画像を保護する措置を検討する方針を確認した。制度の利用者やクリエイター向けに考えを整理したガイドを作成することを決めた。建築デザインを含めたAIによる自律デザインの保護について引…
2026年10月21日[5面]
横浜市/主要駅周辺の容積率緩和、横浜・新横浜で1300%実現
横浜市は市の持続的な成長を目指し、主要駅の周辺などで容積率の上限を引き上げる。横浜駅周辺や新横浜駅北部地区は、指定容積率の引き上げと地区計画などを組み合わせ、1300%以上の容積率を実現する。郊外の駅周辺も地域の実情に応じて容積率を引き上げる。公共貢献による容積率の特例制度も基準や緩和幅を見直す。中期計画(2026~29年度)の期間中に対応していく考えだ。 JR横浜駅を中心とする「エキサイトよ…
2026年10月20日[1面]
東大、大成建設/極限環境研究へ施設開設/深海や構造物内部、資源利用・管理高度化
東京大学は、大成建設が寄付した10億円を活用し、大学院工学系研究科に付属する教育研究施設を開設した。開設日は1日。「プラネット・フロンティアイノベーション研究センター」として、設置期限を設けずに運営する。学術と建設事業で培った知見を融合させ、シナジー(相乗効果)を発揮。人による直接の介入や内部状態の確認が難しい地下・深海や構造物内部を「極限環境」と捉え、新たな技術標準の構築などを通じて、資源利用…
2026年10月20日[1面]
国交省/建築士試験見直しへ議論/関係団体や学会参加、在学中受験の導入受け
7月成立の改正建築士法に基づき建築士試験の在学中の受験が可能になることを受け、国土交通省は試験内容の見直しへの議論を本格的に始めた。受験機会の早期化は将来の資格保有者の確保に有効だが、教育機関に近い立場からは受験準備に労力が割かれることで「大学の空洞化」を懸念する声もある。学生として必要な経験・学習と、建築士試験で問う実務的な知識・能力の性格の違いなどを踏まえ、適切な試験内容を追求することになり…
2026年10月20日[2面]
帝国データバンク/情報漏えい発生16%/対応強化へ中小企業は費用と人材課題
帝国データバンクがまとめた情報漏えいに関する企業調査によると、可能性のある事案を含めて情報漏えいが発生した企業が16・2%になったことが分かった。直近1年以内の発生は5・5%。大企業の約30%が経験していた。「分からない」という企業が14・8%あった。対応に関して中小企業からは、課題に費用や人材が挙がった。 9~14日にインターネットで回答を求め、1328社が回答した。 人為ミスやサイバー攻…
2026年10月20日[7面]
新潟市/次回会合前に再活用の留意点示す/西堀地下街あり方検討有識者会議
新潟市は16日、中央区古町の西堀地下施設(通称・西堀ローサ)の今後の活用方策を検討する「あり方検討有識者会議」(会長・佐々木葉早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)の3回目の会合を庁内で開いた=写真。会合では、市が示した西堀ローサを再活用する場合の6パターンの内容について意見を交わした。12月21日の次回会合までに、市が11月に予定している大学生を対象にしたヒアリングと、市の別部署が策定中で、次…