行政・団体
2026年9月15日[1面]
全建会員調査/時間外、ほぼ上限規制内に/削減の取り組みが奏功
全国建設業協会(全建、今井雅則会長)が会員企業を対象に実施した調査によると、現場従事者(技術者と技能者)の月平均残業時間が45時間以下に収まる割合は99・0%であることが分かった。「週休2日モデル工事」「経営トップによる声がけ」など労働時間短縮の取り組みが奏功した。現場技術者では「15時間以下」が2020年より15・3ポイント上昇しており改善が進んでいる。 調査は「労働環境の整備に関するアンケ…
2026年9月15日[1面]
政府/建築物・土木構造物に木質材料利用促進/設計基準整備や規格化検討
政府は、建築物や土木構造物への木質材料の適用を推進する。CLT(直交集成板)の構造利用と部分利用を促すための環境整備、BP材(接着重ね材)、木骨農業ハウスの設計基準・設計標準などの整備、土木用CLT材料の規格化の検討を進める。木材利用を巡る医療分野からの対応、脱炭素への貢献、学校教育で木について学ぶ「木育」の取り組みなどにも省庁が連携して力を入れる。 11日の「多様な木質材料の活用促進に関する…
2026年9月15日[8面]
名古屋市/先進技術社会実証支援事業/大成建設と古河電工の実証実験を採択
名古屋市は、先進技術の研究開発や社会実装を促進する先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の本年度の実証プロジェクト8件を決定した。建設関連では、上下水道局の「地下に潜む危険をゼロに-無人点検×AI診断で下水道管調査DXの高度化実証」は大成建設、緑政土木局の「街路樹点検の新技術実証!全国でも多発している倒木事故を減らしたい!」は古河電気工業が実証事業者となり、い…
2026年9月14日[1面]
経産省/GX戦略地域/川崎市など18地域認定/産業団地の整備促す
経済産業省は11日、「GX戦略地域」に18地域を認定したと発表した。コンビナート跡地の再生、データセンター集積、脱炭素電源のある地域の産業団地整備などを促す。「コンビナート等再生型」に川崎市を選定。南渡田地区にGX関連のスタートアップの生産拠点を形成させ、一帯をGX関連産業の集積拠点にするという。「データセンター(DC)集積型」に9地域10地点、「脱炭素電源活用型」で8地域10地点を選んだ。 =…
2026年9月14日[1面]
先端センター/建設技術共創・実装フォーラム設立/フィジカルAI部会を設置
先端建設技術センター(五道仁実理事長)は、建設技術の公開・共有を通じ、建設産業の健全な発展を目指す「建設技術共創・実装フォーラム」の設立総会を11日に開いた=写真。総会では、代表に小林潔司京都大学名誉教授、副代表に五道理事長を選任した。大成建設や鹿島、清水建設、大林組など58法人と個人3人の計61者が賛同している。14日以降、同センターのホームページで入会申込書を掲載し、入会を受け付ける。=2面…
2026年9月14日[13面]
防衛省/日鉄呉地区跡地・複合防衛拠点整備/広島県らと協議/施設配置のイメージ示す
防衛省が広島県呉市の日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地に計画する「複合防衛拠点」(約140ヘクタール)について、日本製鉄、県、市を加えた4者協議が11日、広島市中区で行われ=写真、同省が施設配置のイメージを示した。同拠点の整備を巡っては、8月下旬に日本製鉄と土地の取得契約を結び、今月1日に装備品の研究開発や製造を行う民間企業を公募しており、協議では今後のスケジュールなども報告した。協議は昨年3月以来…
2026年9月11日[1面]
千葉豪雨1カ月/本復旧へ準備着手/主要交通網の機能回復、都市型水害対策を抜本強化
8月に千葉県内を襲った記録的な豪雨から1カ月が過ぎようとしている。被害を受けたインフラの多くは応急復旧を終え、本格的な復旧に向けた準備に着手している。一方、険しい地形や被害規模の大きさから対応が難航し、遅れが出ている現場もある。全面的な復旧には、まだ時間を要する見込みだ。=5面に関連記事 主要な交通網は機能を回復させつつある。土砂崩れで不通となっていた県道生実本納線(旧千葉外房有料道路)は3日…
2026年9月11日[1面]
国交省/豪雨災害対策を強化、河川施設の機能喪失回避・産業保全へ補助
国土交通省は豪雨災害対策をさらに強化する。被害を受けた際に代替・復旧が難しくなる重要河川の「急所施設」の機能喪失を防ぐ事業や、地域を支える産業施設の保全を含めた新しい土砂災害対策事業を創設する。下水道施設は、防災に役立つ点検・調査などの新技術導入に取り組む民間事業者を支援する措置を講じる。二次災害の防止、事前防災・事前復興を考慮したまちづくりやテックフォース(緊急災害対策派遣隊)を巡る対応も一層…
2026年9月11日[1面]
日建連/次期SIPテーマ設定で初要望、スマートインフラ・防災の項目継続を
日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は、政府の次期(第4期)「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」のテーマ設定で初めて要望活動を行った。9日に蓮輪賢治副会長(土木本部長)が総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者議員の宮園浩平氏(東京大学特別栄誉教授)を訪問。次期SIPのターゲット領域の検討が始まるのを踏まえ、日建連土木本部がまとめた要望書を手渡した。 2027年度まで…
2026年9月11日[2面]
契約変更条項設定が低調/民間工事で5割、改正業法対応浸透せず/国交省調査
民間工事契約で物価高騰などに応じた契約変更条項を設ける動きが、改正建設業法の施行後も広がっていないことが、国土交通省の調査で分かった。請負代金や工期の「変更方法」を契約書の法定記載事項とする規定が2024年12月に施行したが、これ以降に請け負った工事で契約変更条項が「あった」と回答した建設会社の割合が1年前の前回調査を下回った。調査回答者のサンプルが異なるとはいえ、改正法の義務規定が民間発注者側…