行政・団体


2026年3月25日[1面]

日合協/需要者に適正価格での取引要請/原油価格急騰、企業努力で吸収困難

 緊迫する中東情勢を背景に原油価格が急騰した影響で、アスファルト合材の製造コストが上昇している。日本アスファルト合材協会(日合協、今泉保彦会長)は、施工者など合材を購入する需要者に対し、適正価格で取引するよう、23日に働き掛けを始めた。主原材料のストレートアスファルト(ストアス)や、製造工程で不可欠なA重油の価格上昇を企業努力だけで吸収するのは困難。日合協は「価格転嫁の遅れが供給体制の維持に影響し…

2026年3月25日[2面]

筑波大、国総研ら25機関/研究教育機構発足へ協議会

 ◇フィジカルAIなど共創  茨城県つくば市の筑波研究学園都市にある筑波大学などの研究機関や独立行政法人を主体とした25機関は23日、「(仮称)筑波研究教育機構」の発足に向け協議会を立ち上げた。共創体として組織を超えた共同研究、研究人材の育成などに取り組む。同機構は来春の発足を目指す。参画する国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の佐藤寿延所長は、インフラ分野やフィジカルAIなどで研究の加速に…

2026年3月25日[2面]

国交省/下水道インフラ/担い手、市民に見える化

 国土交通省は昨年1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえ、建設会社などの担い手、市民それぞれにインフラの実態を示す「二つの見える化」を推進する。見える化の方向を24日に提示した。管理者や担い手が施設の状態を正確に把握できるよう、点検や診断などの記録様式や標準仕様書を見直し、全国での統一化を図る。竣工時の断面図や施工方法、技術的工夫なども確実に保存する。  国交省は同日、「下水道管路マネジ…

2026年3月24日[1面]

民間工事価格転嫁にメスを/日建連や建専連、早期対応訴え/国の関与も必要か

 金子恭之国土交通相と建設業の主要4団体トップが19日に行った意見交換会で、民間発注者を含めた建設工事のサプライチェーン(供給網)全体での価格転嫁に議論が集中した。昨年12月に全面施行した改正建設業法に基づき、適正な労務費・賃金が確実に行き渡る環境を早期に実現する必要性を訴える声が強まっている。「仕事量が減った時にどう耐えるか。その時に価格や工期のダンピングに陥ると、元のもくあみになってしまう」(…

2026年3月24日[2面]

中高生組織、内閣府/全国生徒会防災サミットを対面開催/防災を“自分ごと”に

 防災を“自分ごと”に。全国の生徒会で本気で議論します--。中学生、高校生の防災意識の向上などを目的に活動している「NSF PROJECTs」と、全国の生徒会をつないでいる「生徒会会談」、内閣府が23日に「全国生徒会防災サミット2026」を開いた。運営を含めて約120人の中高生が参加。被災時の対応や学校の防災に関する課題、学生防災白書2026などについて議論した。  サミットはオンライン開催した2…

2026年3月24日[4面]

東京都/三宅島で地熱発電検討/26年度に初の可能性調査

 東京都が2026年度に地熱発電のポテンシャル調査を三宅島で実施する。伊豆諸島でのエネルギー地産地消や災害時の電力網強靱化、排出二酸化炭素(CO2)削減などを目的に実現可能性を探る。初弾調査は三宅島全体を対象とし、有望なエリアを絞り込む。可能性があると確認できれば、27年度以降に詳細な調査や試掘でデータを収集する方針だ。条件が整えば地熱発電を行う民間事業者を公募する。  地熱発電は、火山島での有望…

2026年3月24日[5面]

横浜市/労務費ダンピング調査実施/4月公告案件から適用

 横浜市は、4月1日以降に入札を公告あるいは指名通知する工事案件から、労務費ダンピング調査を実施する。低入札価格調査制度の適用案件(総合評価方式、WTO対象)が対象。工事は製造を含むが、物品の製造は含まない。最低制限価格制度の適用案件と随意契約は対象外とする。2025年12月に施行された改正公共工事入札契約適正化法(入契法)に伴う措置。落札予定者の直接工事費が一定水準を下回った場合、理由書の提出を…

2026年3月23日[1面]

国交省と建設業4団体が申し合わせ/26年も6%賃上げへ/労務費確保など推進

 国土交通省と建設業の主要4団体が19日に都内で開いた意見交換会で、技能者の賃上げ目標として、2026年に「おおむね6%上昇」を目指すことで合意した。足元の賃上げ状況を踏まえると高いハードルとなるが、25年と同水準の目標を掲げることで、持続的な賃上げへの対応を各団体の会員企業などに求める。25年12月施行の改正建設業法に基づき、民間工事を含めた労務費の確保・行き渡りの徹底や生産性向上を官民で推進す…

2026年3月23日[1面]

国交省/『ダムを見に行こう春号』発刊/絶景やイベントを紹介

 国土交通省は、全国のダムを観光資源として紹介する広報誌『ダムを見に行こう春号2026』=写真(国交省提供)をリリースした。ダムと桜のコラボレーションをはじめ、春ならではの美しい景色やイベントを紹介している。埼玉県の浦山ダムは設備点検の一環で堤体をライトアップする。近接する秩父清雲寺のしだれ桜も同時にライトアップ。桜とダムの絶景が楽しめる。  広島県の椋梨ダムは白竜湖花火大会の開催を予定。県内で最…

2026年3月23日[2面]

建研/JIS改正で混合成分の割合拡大/コンクリート性能は同等確認

 建築研究所(建研、福山洋理事長)は、クリンカと石こう以外の混合成分の割合を現行の5%以下から「10%以下」に変更したセメントを使ったコンクリートの性能について、研究結果を公表した。変更前後のセメントを使用した国土交通大臣認定コンクリートを比較し、同等の性能であると判断した。混合成分の割合を拡大する日本産業規格(JIS)改正は、23日付の官報で公告する予定だ。  クリンカは、石灰石や粘土、けい石な…

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