論説・コラム
2026年6月19日[1面]
復興支援ソング「球磨川」再リリース/さとう宗幸氏作曲、CD化でクラファン呼び掛け
2020年7月豪雨で甚大な被害を受けた熊本県人吉市。被災地の復興支援ソングがCD化され、再リリースされる。題名は「球磨川」。地元商工会議所が1997年に創立50周年事業として制作。地元の画家、故坂本福治さんが作詞し、シンガー・ソングライターのさとう宗幸さんが作曲した。7月4日には人吉温泉にあるあゆの里で、発売記念の「さとう宗幸コンサート」=写真はちらし=を予定している。 20年7月3日の夜半か…
2026年6月19日[1面]
梅雨前線が北上し、北陸や東北もいよいよ梅雨入りしそうだ。この週末は前線の活動が活発となり、西日本などで大雨となる恐れがある。一方、5月初めに梅雨入りした沖縄では、夏本番が近づいている▼今年は5月に異例の早さで全国的に夏日(最高気温25度以上)や真夏日(30度以上)を記録したこともあり、6月に入って涼しさを感じた日も少なくない。だが、梅雨の時期は気温がそれほど高くなくても湿度が高いため、汗が蒸発し…
2026年6月18日[1面]
先日アウトドアショップで携行用の傘を選んでいると、店員がさまざまな商品を見せてくれた。重いけれど丈夫な晴れ雨兼用、軽さを追求した外国製の日傘、某メーカーの人気の折り畳み式も▼店員は梅雨の晴れ間に北関東の高山を登ってきたそう。日に焼けた肌を見せながら「これからは夏山も街歩きも必須です」と言って、遮光率が高く、片手で差せて登山リュックに装着しやすい折り畳み式を薦めてくれた▼店の商品カタログの中で、折…
2026年6月17日[1面]
自分の勘違いが原因で人に誤解を与えてしまった経験が多々ある。たいていは勉強不足だった当の本人が改善すべきこと。ネットで資料を調べたり、人に聞いたりして正しい情報を得て記憶を修正すれば済む▼勘違いの代表例として多いのが言葉の意味だ。例えば、テレビ番組や書籍などでたびたび目にする「憮然(ぶぜん)」という言葉は失望や落胆を意味するが、なぜか腹を立てる状態の「憤然」と取り違えて記憶してしまっている▼すぐ…
2026年6月16日[1面]
米イラン合意/建設業界、資材・燃料動向を引き続き注視/事態見極め対応
中東情勢の行方を建設業界が注視している。15日、米国とイランの戦闘終結に関する発表がなされ、高市早苗首相はSNSで「事態収束に向けた大きな一歩」と発信した。一方、建設業界からは「引き続き楽観視できない」(大手ゼネコン幹部)と工程や価格への影響を注視する見方がある。ある大手道路舗装会社の幹部は「ストレートアスファルトの供給がすぐ元通りになるわけではない」と話す。関係省庁の事態を見極めながらの対応が…
2026年6月16日[1面]
会話はキャッチボールとよく言う。だが実際は、ボールを受けるより投げる方が楽なことが多い。自分語りは迷わずできるし、沈黙も埋められる。相手がうなずけば、なお心地よい▼記者の仕事は、その逆にある。取材では、自分が話し過ぎた瞬間に大切な言葉を逃す。少しだけ呼び水を差し込み、相手が安心して話せる流れをつくる。沈黙を恐れず、表情の変化や言葉のためらいに耳を澄ます。そうして初めて、本音が顔をのぞかせる▼人は…
2026年6月15日[1面]
物理学者の寺田寅彦(1878~1935年)が残した随筆『錯覚数題』に、「捜すものは無い」と題した一節がある。〈捜さない時には、邪魔なほどに目の前にころがっているものが、いざ入用となって捜すときはなかなか見つからない〉▼その理由を寺田は〈そういう特別な場合の記憶だけが残存蓄積するせいもあろう。捜してすぐにあった場合は忘れるからである〉と書いている▼身近なことでは、いつもと同じ所に置いたはずの物が、…
2026年6月12日[1面]
パッケージを白と黒の2色に抑えた「ポテトチップス」が、コンビニエンスストアに並び始めたそうだ。小欄はまだ出会っていないが、もの珍しさに購入してみようと思う▼原因は緊迫する中東情勢に端を発する資源不足でパッケージの印刷に必要なインクの材料(ナフサ)が手に入りにくくなったこと。スナック菓子大手のカルビーが限定販売する白黒デザインには「石油原料節約パッケージ」と表記されている▼材料費が上がった分だけ商…
2026年6月11日[1面]
飛べない鳥として知られる天然記念物のヤンバルクイナ。その俊足ぶりは知られていないかもしれない。野生種は警戒心が非常に強く、人を見るとすぐに隠れてしまうが、沖縄県国頭村の生態展示学習施設で保護している「クー太」は人懐っこい▼ガラス越しに近づいてきて、紅色のくちばしをカメラ目線で見せてくれる。保護した個体だが、警戒心があまりなく、野生に返すのは難しいのだと飼育員が教えてくれた▼国土交通省によると、野…
2026年6月10日[1面]
東京都文京区の小石川エリアにはさまざまな顔がある。東京ドームに代表される国内有数の娯楽施設と日本庭園である小石川後楽園が隣接。江戸時代に武家屋敷が多く置かれていた歴史が色濃く残り、趣のある街並みが広がる▼「製本の街」としても有名だ。業界大手の印刷会社があり、多くの印刷会社が立ち並ぶ。カタカタカタ…。あちこちから聞こえてくる機械の音は、非常に心地よいリズムでいつまでも耳に残る▼出版社に勤めていた前…