技術・商品


2024年4月19日[3面]

成和リニューアルワークス/大容量蓄電池で再エネ事業展開、3年後の商用化目指す

 大成建設のグループ会社で基礎工事や建設用機械の製造などを手掛ける成和リニューアルワークスは、太陽光発電と蓄電池設備をパッケージで提供する新事業に乗り出す。山間部の工事現場や電力供給が難しい被災地などさまざまな場所での有効活用を見据える。自社工場に導入し効果の検証を始めた。3年後の商用化を目指す。  蓄電池にはレドックスフロー電池を用いる。同電池はタンク内の電解液(硫酸バナジウム)がポンプで循環す…

2024年4月17日[3面]

大成建設/次世代技研研究管理棟がBELS最高評価とZEB認証取得

 大成建設が埼玉県幸手市に建設している同社グループの次世代技術研究所研究管理棟が、2月27日付で国の建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の5段階中最高評価とZEB認証を取得した。同社が開発したさまざまな省エネ・創エネ技術が効果を発揮。建物由来の二酸化炭素(CO2)排出量で大部分を占める運用段階の設計1次エネルギー消費量に関し、BELS認証で標準建築物の基準値から年間115%削減できると評価さ…

2024年4月16日[3面]

燈/建設業界特化型AIチャットサービスを提供、地場企業など幅広く支援

 建設DXを手掛ける燈(東京都文京区、野呂侑希最高経営責任者〈CEO〉)が、建設業の業務を支援する新サービス「AIコンストシェルジュ『光(Hikari)』」の提供を開始した。建設業の専門知識を取り入れ…

2024年4月16日[12面]

地域発/吉川工業(北九州市八幡東区)、安全帯フック確認システムの新機種開発

 吉川工業(北九州市八幡東区、吉川和良社長)は、建設現場で高所作業を行う作業員が安全帯フックをかけ忘れていた際に警報音などで知らせる安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」の新機種を開発した。…

2024年4月15日[3面]

安藤ハザマ/山岳トンネル仮設備の遠隔管理、濁水処理とコンクリ製造の2システム

 安藤ハザマは山岳トンネル工事の生産性向上策を一段と強化する。現場に設ける多種多様な仮設備の運転や管理を省人化・省力化するため、ICTを取り入れた二つの遠隔管理システムを開発した。対象は濁水処理プラン…

2024年4月12日[3面]

大林組/盛り土工事の「統合施工管理システム」、新丸山ダムで実証施工成功

 大林組は、岐阜県八百津町、御嵩町で施工している新丸山ダム建設工事(発注・国土交通省中部地方整備局)の盛り土工事で施工計画から施工、品質管理までを自動化する「統合施工管理システム」の実証施工に成功した…

2024年4月11日[3面]

三菱地所設計/空飛ぶクルマで物流・人流拠点形成、ビル屋上や中間階に新たな玄関

 三菱地所設計は次世代交通の「空飛ぶクルマ」を活用し、都市部にあるビルを新たな物流・人流拠点として形成する将来像を提案した。都市型の次世代航空交通としてヘリコプターのように垂直に離着陸する「電動垂直離…

2024年4月10日[3面]

西松建設/場所打杭の支持層到達「見える化」、掘削機の振動データ判断材料に

 西松建設は9日、アースドリル工法を用いた場所打ちコンクリート杭の施工で、支持層への到達確認がより高精度で瞬時にできるシステムを開発したと発表した。現場技術者の目視を基本とする従来方法に加え、地盤の固…

2024年4月9日[1面]

ゼネコン21社、AI配筋検査システム先行導入へ/プライムライフテクノと共同開発

 ゼネコン21社はプライムライフテクノロジーズ(PLT、東京都港区、北野亮社長)と共同で、鉄筋の立体配置が認識可能な「配筋検査システム」を開発し、4月に導入を始める。AIと3眼カメラを搭載した専用カメ…

2024年4月9日[3面]

大成建設/技術センターZEB実証棟がゼロウォータービルの国際認証取得

 大成建設は、横浜市戸塚区の技術センター内にある「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」のゼロウオータービル化を実現した。ZEB実証棟の敷地や建物で使用する水について、年間の上水使用量を代替水となる雨水や再…

1 2 3 53