技術・商品
2026年7月3日[3面]
清水建設が冷蔵倉庫の設計手法を抜本的に見直した。各階に断熱パネルで囲った区画を設けて冷却空間を創出する「パネル冷蔵倉庫システム」の新タイプを開発。従来は建物の外周と内側で一体だった躯体を切り離し、建物内側の躯体だけを断熱パネルで覆う構造にした。冷却効率の向上や倉庫面積の拡大を実現し、ライフ・サイクル・コスト(LCC)を大幅に抑える。初弾として千葉県市川市で自社開発する物件に適用する。 新技術は…
2026年7月2日[3面]
NTTファシリティーズら/大規模DC、モジュール型建築手法開発着手
NTTファシリティーズは1日、データセンター(DC)の申請や設計、建設にかかる期間を大幅に短縮する新たな建築手法の開発に着手したと発表した。日鉄エンジニアリングとシステム建築を用いたモジュール型DCの標準化などの検討で基本合意した。工場で生産した部材を現場で組み立てて構築するDCモデルを開発。大規模DCの申請・設計・施工期間を従来比で最大約50%短縮する。 NTTファシリティーズの次世代型DC…
2026年7月1日[3面]
話題の技術/エイト日本技術開発ら/高精細3Dモデル生成とロボット探査を融合
◇下水道や地下空洞の調査に活用 エイト日本技術開発らが、高精細3Dモデルを生成する最新技術「ガウシアン・スプラッティング」を取り入れ、狭くて暗い水路の現況と位置を可視化した。3D空間データを作成するきもと(三重県いなべ市、小林正一社長)のガウシアン・スプラッティング技術と、エイト日技のクローラー型ロボットを融合。下水道の包括管理や炭鉱跡地下の空洞調査などの業務受託につなげる方針だ。 ガウシア…
2026年7月1日[3面]
フジタ/山岳トンネル覆工コンクリ、圧力に応じ圧送速度制御/連続で自動打設可能に
フジタは、山岳トンネル工事でセントル(移動式型枠)にかかる圧力を監視・制御しながら、覆工コンクリートを連続して自動打設するシステムを開発した。圧力を随時監視し可視化する独自技術と、岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義代表取締役)が開発した自動打設対応のセントルを組み合わせた。広島県呉市で施工中のトンネル工事に導入し、最大50%の省人化を実現している。 山岳トンネル工事は、覆工コンクリートの自動打設…
2026年6月30日[3面]
竹中工務店ら/CO2排出係数、将来変化する3シナリオ開発/WLC削減支援
竹中工務店は地球環境産業技術研究機構(RITE、山地憲治理事長)と共同で、建物運用時に電力供給技術の進展などに伴う二酸化炭素(CO2)排出量の変化を踏まえ、CO2排出係数の「将来変化シナリオ」を開発した。従来は計画時点のCO2排出係数を建物ライフサイクルの全期間に用いているが、将来変化シナリオに基づく係数を使いCO2排出量を適切に推計。ホール・ライフ・カーボン(WLC、資材調達から解体・廃棄まで…
2026年6月30日[3面]
東洋建設/国内最大級ケーブル敷設船完成/洋上風力係留・送電網構築に活用
東洋建設は、ノルウェーを拠点とする造船会社・ヴァルドの造船所で建造していた自航式ケーブル敷設船の引き渡し式を26日に現地で開いた。国内最大級となる9000トンのケーブルタンクを搭載し、将来、浮体式洋上風力の係留や海底直流送電網の構築などに活用する。今後、約3カ月かけて日本に回航し、北海道の石狩湾新港を母港にする。 ケーブル敷設船の名称は「DISCOVERY(ディスカバリー)」。規模は総トン数約…
2026年6月29日[3面]
前田道路/ポットホール検出技術を開発/生活道路も網羅、市町村道中心に展開へ
前田道路は、インターネットに接続できる一般車両(コネクティッドカー)が収集したデータから、道路のポットホールを検出するシステムを開発した。検出した舗装の異常を対応の優先度が高い順に5段階で評価。タグ…
2026年6月26日[3面]
清水建設/バイオ炭コンクリでアンモニア放散抑制/美術館・博物館、半導体向け
清水建設は、バイオ炭を配合した自社開発の環境配慮コンクリートで、優れたアンモニア放散抑制効果を確認した。バイオ炭の化学物質吸着能力に着目。バイオ炭や混和剤の配合量を最適化し、コンクリートから放散され…
2026年6月26日[3面]
ダイキン、鹿島ら/空調付きベンチ開発/東京・丸の内で今夏に事業性検証
ダイキン工業や鹿島など4社は、空調機能付きのベンチを共同開発した。背面や側面から適度な風を送り、通常時に比べ体感温度を5度下げるという。持続可能なまちづくりへ、デザインや構造には木端材を活用する。7…
2026年6月25日[3面]
ダイナミックマッププラットフォーム/北米に道路橋・トンネル管理システム提供
ダイナミックマッププラットフォームは、米国やカナダの交通行政機関に道路橋や道路トンネルの高さ制限情報を提供し、整備・管理を支援する取り組みを始めた。自動運転などモビリティー向けに整備してきた高精度3…