技術・商品


2025年11月6日[3面]

西松建設、五洋建設ら/立坑深部で面的誤差20ミリの高精度出来形データ取得

 西松建設と五洋建設、KDDIスマートドローン(東京都千代田区、博野雅文社長)は、地下トンネルの工事で構築する立坑の出来形を高精度で測量する技術を確立した。現場内に常設した自動充電ポート付きのドローンで遠隔から3D測量を実施。GNSS(全球測位衛星システム)の信号が届きにくい立坑深部の施工箇所でも、面的誤差が20ミリ程度にとどまる高精度な出来形のデータ取得に成功した。  5日に発表した。東京都町田…

2025年11月5日[3面]

鹿島道路/空気だけでアスファルト微細気泡作るフォームドアスファルト技術開発

 鹿島道路は、中温化アスファルト合材の温度低減効果や施工性をさらに高める技術を開発した。空気だけで微細な気泡を作る世界で初めてのフォームドアスファルト技術。水を添加する従来方法に比べ、生成される気泡は粒径が非常に小さく数も多いため消えにくい。アスファルトの流動性を高めるベアリング(摩擦軽減)効果を長期間発揮し、締め固め性能が向上。製造温度の低減や二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献する。  従来…

2025年10月31日[3面]

新菱冷熱工業、佐川急便ら/資材管理をデジタル化/バーコードで効率化

 新菱冷熱工業は、佐川急便と同社グループのSGシステム(京都市南区、丸山信二社長)と連携し、建設現場での資材管理をデジタル化した。資材ごとにバーコードを付与し、搬入・在庫・受け渡しをリアルタイムで管理…

2025年10月31日[3面]

竹中工務店らゼネコン4社/建設ロボシステムの汎用性向上へ標準化技術開発

 竹中工務店と鹿島、大林組、フジタは、特定用途に特化した建設ロボットシステムの汎用(はんよう)性を高める標準化技術を開発する。建設現場で使う資材自動搬送や風量測定、耐火被覆吹き付け、汎用移動の多機能化…

2025年10月29日[3面]

リバスタ/ICT機器ソリューションに新機能/プッシュ配信と縦型モニタ投影

 リバスタ(東京都江東区、高橋巧代表取締役)は、建設現場に特化したICT機器ソリューション「BANKEN(バンケン)」のデジタルサイネージで新機能の提供を始めた。「プッシュ配信」と「縦型モニター投影」…

2025年10月28日[2面]

鹿島/電気不要の環境配慮型オイルダンパー開発/世界最高レベルの制震効率

 ◇超高層プロジェクトに積極提案  鹿島は、システム制御に電気を使わない建築物用の環境配慮型オイルダンパーを開発した。わずかな電力で振動エネルギー回生システムを制御する自社開発のセミアクティブ型制震オ…

2025年10月27日[3面]

大林組/木造中規模建築の燃えしろ深さ自動計算ツール開発/算出時間8割短縮

 大林組が中規模木造建築物の準耐火構造提案を支援する計算ツールを開発した。建物の設計情報を入力したBIMモデルと連携。構造データの自動抽出で、火災時に燃える木材表面の炭化深度「燃えしろ深さ」が短時間で…

2025年10月24日[3面]

戸田建設ら/AIで工事車両検知・制御/現場周辺の交通災害ゼロへ

 戸田建設とGRIFFY(東京都千代田区、入澤拓也社長)は、AIで工事車両を即時に検知し、建設現場の出入りを制御するシステムを開発した。道路を走る全車両から工事車両が特定できる「特定マーカーAI検知モ…

2025年10月23日[3面]

三井住友建設/産業副産物添加の地盤改良材、適用範囲を拡大/杭孔埋め戻しに初適用

 三井住友建設が、産業副産物を添加した地盤改良材「サスティンGeo(ジオ)」の適用範囲を広げている。東京都内の再開発現場で、解体後に残された地中杭の撤去に伴い発生した杭孔の埋め戻しに初めて採用。セメン…

2025年10月22日[1面]

NTT、産総研/陥没リスクの早期検知可能に/地盤モニタリング技術を開発

 NTTと産業技術総合研究所(産総研)は21日、光ファイバーを使った地盤モニタリング技術を開発したと発表した。これまで探査が難しかった地下3~30メートルの地盤が遠隔調査でき、空洞発生リスクを早期検出…

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