技術・商品


2025年5月19日[3面]

大成建設ら/自律走行ロボの自動緊急停止装置開発、作業範囲外への暴走防止

 大成建設と反射板開発を手掛ける法和(神奈川県海老名市、杉山宜志社長)が建設現場で使う自律走行ロボットの自動緊急停止装置を開発した。作業範囲の床に反射テープを配置して囲うと、ロボットに取り付けたセンサーが反射信号を検知。システムトラブルが重なる誤作動が起きても作業エリア外に出ないようになる。あらゆるロボットに搭載できるのが特徴。反射テープの設置やセンサーの取り付けが簡単でコストも抑えられる。  「…

2025年5月14日[3面]

戸田建設、西松建設/環境配慮型コンクリ共同開発、材料由来のCO2排出ゼロ以下に

 戸田建設と西松建設が、工事の脱炭素化に向けた「カーボンネガティブコンクリート」を共同開発している。二酸化炭素(CO2)を吸収・固定化した炭酸カルシウムを添加し、材料由来のCO2排出量を実質ゼロ以下に…

2025年5月13日[3面]

安藤ハザマら/現場の安全・品質管理効率化専用アプリを開発、最新情報など確実に伝達

 安藤ハザマとアプリケーション開発などを手掛けるヤプリ(東京都港区、庵原保文代表取締役)は、建設現場の安全・品質管理を効率化する専用アプリ「築造」を共同開発した。安全・品質教育のコンテンツを動画化、集…

2025年5月12日[1面]

長谷工コーポ/生命を宿す「アイヴィハウス」完成、阪大・石黒浩教授らと共同開発

 長谷工コーポレーションは、東京都杉並区に人の感性に働き掛ける仕組みを取り入れたモデル住宅「ivi house(アイヴィハウス)」を建設した。「生命を宿した住まいが人と調和する」をテーマに、ロボット研…

2025年5月9日[3面]

大成建設/在来植物の四季を再現する室内緑化技術を開発、灌水量8割削減

 大成建設は、これまで難しかった日本の在来植物で四季の変化を体感できる室内緑化技術を開発した。61種類の在来種をプランターの露出を抑えて植えることで、屋外の自然と一体的に続くように設置できる。土壌など…

2025年5月8日[3面]

清水建設/現場廃プラを高度分別、再資源化し有価売却

 清水建設は建設現場で発生したプラスチックの廃棄物を樹脂種類ごとに高度分別し、再資源化材として有価売却する「マテリアルリサイクルスキーム」を構築した。現場で回収した多種多様な廃プラを、作業員がプラスチ…

2025年4月28日[3面]

いであ/熱赤外線カメラ搭載ドローン、海岸保全施設点検や干潟環境調査に活用

 いであが熱赤外線カメラを搭載したドローンを、海岸保全施設の点検や干潟の環境調査に利用している。撮影した画像を使って熱赤外線モザイク画像を作成。温度差によって堤体内の空洞を発見し、漏水箇所も特定できる…

2025年4月25日[3面]

大林組/複合災害を再現する実験装置開発、被害軽減に有効な工法や災害対策の検証可能

 大林組は、地震と降雨の複合作用を考慮した実験が可能な装置「遠心場(えんしんば)降雨発生システム」を開発した。地震と降雨が発生した時の地盤状況をシミュレーションすることで検証可能。大林組技術研究所(東…

2025年4月24日[3面]

清水建設/溶接ロボの機能を大幅改良、作業量10%超増大・熟練技能者に迫る動作も

 清水建設は、溶接ロボットの機能を大幅に改良した。原型タイプで6軸をベースとしているアームを7軸に見直し作業範囲を拡大。溶接技能者と同様のトーチ動作を可能にし、品質チェックで技能者との協業もできるよう…

2025年4月18日[3面]

清水建設/耐火被覆吹き付けを半自動化/生産性2・5倍に、簡易操作で作業完結

 清水建設は、タッチパネルによる簡易操作で半乾き式耐火被覆の吹き付け作業を代替するロボット「Robo-SprayII」=写真(報道発表資料から)=を開発した。試作タイプを機能拡張し、自動走行機能やセン…

1 2 3 43