技術・商品
2026年11月6日[3面]
鹿島/完全自律移動ロボットを建設現場に本格導入/施工管理、災害対応を代替
鹿島は、AIで機械やロボットを動かす「フィジカルAI」を使った完全自律移動ロボットを建設現場に本格導入した。ロボットは360度カメラや、周囲の形状を精緻に捉えるライダーを搭載。現場の巡回や撮影、計測など施工管理業務の一部を代替する。災害復旧現場への投入で迅速な初動対応も実現。ロボット代替で現場の安全対策をより充実する。 ロボットは、米FieldAI(カリフォルニア州、アリ・アガ最高経営責任者〈…
2026年11月6日[3面]
アジア航測/インフラのロボット点検基本技術確立/27年に試験導入サービス提供
アジア航測は、ロボットによるインフラ点検サービスを2027年に試験導入する。空間情報技術の知見を生かし、周囲の状態を把握する精度を高め、移動ロボットのフロア間の階段昇降に成功している。搭載したAIカメラシステムでメーターを読み取るなど、ロボット点検の基本技術を確立。主要な開発段階が完了したと判断し、ロボット点検が可能か現場で確認したい顧客向けに試験導入する。 同社は25年から、空間情報技術とロ…
2026年11月5日[3面]
清水建設/救急医療支援システムを開発/30年度まで50件受注目標
清水建設は平時、災害時を問わず急性期病院の救急対応を支援する国内初のシステムを開発した。空きベッドや医療機器といった院内状況と、急患対応のタスクがリアルタイムで把握できる。近くクラウドサービスとして提供を始める。急性期病院などを対象に、2030年度までに50件の受注を目指す。 システムの名称は「Hub360」。NTTデータと共同開発した。救急現場では急患受け入れの判断に必要な情報が院内の各部局…
2026年11月4日[3面]
建設24社/あと施工アンカー適用拡大へ新工法/4接合部で強度指定取得
ゼネコンなど24社が、RC造の躯体でコンクリートの硬化後に鉄骨部材を取り付ける「構造用あと施工アンカー」の適用範囲を広げるため、5月13日までに国土交通省の強度指定を取得した。高さ60メートル以下の建物の新築や既存建物の増改築・大規模修繕といった工事に導入できるようになった。これまで実質的に耐震改修に限られていた同工法の適用範囲が大幅に広がり、建築ストックの活用や施工の省力化に役立てる。 指定…
2026年11月4日[3面]
エイト日技、DX通信/衛星情報で地震・津波知らせる警報システム実証開始
エイト日本技術開発らは、10月末から千葉県一宮町で日本の準天頂衛星「みちびき」を活用した地震・津波警報システムの性能などを検証している。同町や自治体向け通信事業を手掛けるDX通信(東京都千代田区、杉本聡代表取締役)と協働。みちびきと警報装置の直接通信で、一般的な防災無線に比べ10秒以上早くアラートが発信できるようにする。年末までを予定する実証実験の結果を踏まえ、自治体による避難経路の検討にも役立…
2026年10月30日[3面]
古河電工/レーザー表面処理技術改良/集塵ノズルで鉄塔、橋梁適用可能に
古河電気工業は、構造物の塗装やさびをレーザーで取り除く独自の表面処理技術「インフラレーザ」の装置に、粉じんの飛散を防ぐ機能を追加した。レーザーを出力するレーザーヘッドに集じんノズルを装着。鉛を含む塗…
2026年10月30日[3面]
鹿島/CO2をコンクリに吸収させる装置を海外初導入、検証開始
鹿島は二酸化炭素(CO2)をコンクリートに吸収・固定する取り組みを海外でも展開する。CO2の吸収・固定に使う装置を海外で初めて、マレーシアのプレキャストコンクリート工場に導入した。技術の本格展開を見…
2026年10月28日[3面]
前田建設、アルソシア建設/下水道管路の無人点検研究に着手/小型ロボット活用
前田建設とアルソシア建設は東京大学、熊本県と共同で、大深度の下水道管路を対象とした無人点検技術の実証研究を始めた。電磁波レーダーと複数のセンサーを搭載した小型ロボットを活用。管路背面の地盤に発生する…
2026年10月27日[3面]
東洋建設/海洋土木工事作業船にHVO混和軽油/国内初、法令手続き整理
東洋建設は海洋土木工事で稼働する作業船の燃料として、水素化植物油(HVO)を混和させた軽油を導入した。海洋工事でのHVO導入は、法令上の手続きが複雑であることが導入の障壁だった。東洋建設は関係機関と…
2026年10月26日[3面]
竹中工務店/花博施設にサーキュラーコンクリ/解体廃材活用、CO2排出6割減
竹中工務店は、2027年3月に開幕する国際園芸博覧会(花博)の展示施設で、構造体に解体建物のコンクリート廃材を再利用した「サーキュラーコンクリート」を初適用する。コンクリート廃材から取り出した砂利や…