企業・経営
2026年6月11日[1面]
YKKAP/住宅・ビル商品、26年秋に15%値上げ/アルミなどの高騰受け
YKKAPの魚津彰社長は10日、日刊建設工業新聞の取材に応じ、10月にビル用商品、11月には住宅用商品で価格をそれぞれ15%程度引き上げる方針を明らかにした。アルミなどの原材料価格や物流コストの高騰を受けた対応。同社は5月1日受注分から、住宅用やビル用の商品、金属外装材などで価格を5~10%引き上げた。今秋の値上げは2026年で2度目となる。 魚津社長は、アルミを中心とする原材料価格に加え、光…
2026年6月8日[8面]
橋本店/退職金制度を24年ぶり改定/AI分析で安定したモデル構築
橋本店(仙台市青葉区、武田文孝社長)は、AIを経営戦略の検討に活用し、安定した退職金制度モデルを構築した。宮城県内に保有する不動産や太陽光発電事業の収益の一部を長期国債など安全性の高い資産に投資し、40年間で約110億円を積み立てる資産形成モデルを策定。景気変動や建設市場の動向による収益変動に左右されない安定的な収益基盤を築き、将来的な還元財源を確保する。 2025年6月時点の退職金積立金は3…
2026年5月29日[1面]
森ビル/米ニューヨークで再開発に参画/46階建て高さ293m
森ビルは、米ニューヨーク市マンハッタンで進行している再開発事業に参画する。米不動産投資信託大手・SLグリーンリアルティ(米ニューヨーク州、マーク・ホリデー会長兼最高経営責任者〈CEO〉)との共同プロジェクト。再開発ビルの総賃貸面積は約7万9000平方メートルを計画している。オフィスや会議室、フィットネスクラブ、店舗などが入居する。既存建物の解体後、2027年から掘削工事に入る予定。2031年の竣…
2026年5月28日[4面]
トヨタ不/富士スピードウェイ近隣に複合商業施設整備/周辺エリアの価値向上
トヨタ不動産(東京都千代田区、山村知秀社長)が静岡県小山町の国際サーキット「富士スピードウェイ」近くに複合商業施設「富士モータースポーツフォレストテラス」を6月先行開業する。サーキットを訪れる人に食や温泉で感動・癒やしを提供し、エリア全体の価値を高める。工事は1期と2期に分けた。2期工事完了後は総延べ8800平方メートルの施設が誕生する。設計・施工は木内建設(静岡市)が担当した。 複合商業施設…
2026年5月28日[6面]
東北トラスティア事業協組発足/地域の守り手支える新枠組み/並列型で人材難に挑む
東北6県の地域建設会社で構成する「東北トラスティア事業協同組合」が26日に発足した。元請と協力会社、建設機械・建材メーカーなどが企業の垣根を越えて連携する「並列型パートナーシップモデル」を構築し、建設業界が直面する担い手不足や資材高騰に対応する。東北から建設産業の新たな価値と可能性を発信していく。協組の理事長に就いた藤本宏涼氏(NICHIUN代表取締役)は「現場を支える協力会社の力を結集し、東北…
2026年5月27日[1面]
ビジネスモデル、「垂直型」から「並列型」に/東北地域の134社らで事業協組設立
東北6県の地域建設会社で構成する「東北トラスティア事業協同組合」が26日、仙台市内で発足総会を開いた。東北各県に拠点を置く建設7社とみずほ銀行が共同出資する東北アライアンス建設(TAC、福島県郡山市、陰山正弘社長)の協力会社を中心に134社が協組に加盟。理事長にはNICHIUN(青森市)の藤本宏涼社長が就任した。 建設業界が抱える技術者不足や資材価格の高騰といった課題に対応するため、資材の共同…
2026年5月25日[3面]
大成建設/ウェルネスオフィスリニューアル事業、受注活動を強化/全国に営業拠点整備
大成建設は働く人の健康を増進するウェルネスオフィスのリニューアル事業で受注活動を強化する。足がかりとして東京都新宿区の本社リニューアル本部をウェルネスオフィスに改修した=写真。全国に66カ所ある顧客向けの拠点・CSセンターも順次ウェルネスオフィスにリニューアルし、ショールーム化していく。首都圏と比較して低いとされる地方のオフィスリニューアル需要を喚起する。 執務環境の改善を総合的にマネジメント…
2026年5月22日[4面]
森ビル/向後康弘次期社長が会見/創造力、挑戦心を発揮できる組織に
森ビルの次期社長に内定した向後康弘取締役兼常務執行役員と辻慎吾社長が20日、東京都内で会見を開いた。社長交代は15年ぶり。向後氏は「建築費の高騰や工期の長期化、人手不足など事業環境は厳しい。人の生活や働き方、学び方なども多様化してきている」と現状を分析。その上で「社員一人一人の自由な発想や創造力、挑戦心を発揮できるような組織を作る」と述べた。 社長就任に当たり最も大切にしている思いとして向後氏…
2026年5月21日[4面]
首都圏民鉄9社/26年度設備投資計画は全社増額、連立や高架橋の耐震化推進
首都圏の民間鉄道主要9社の2026年度設備投資計画が20日に出そろった。25年度比で全社が増額を計画している。切迫する首都直下地震や気候変動による風水害の頻発に対応するため、各社とも高架橋の耐震化や線路脇ののり面補強に力を入れる。連続立体交差(連立)事業も推進し、踏切渋滞・事故を解消する。ホームドアの設置も急ぎ、誰もが安心して使える環境を整える。 設備投資計画を公表したのは▽東急電鉄▽小田急電…
2026年5月19日[4面]
日本郵政グループ/不動産事業を拡大/想定事業費合計6100億円
日本郵政グループは不動産事業を拡大する。郵便の集配拠点を再編し跡地を再開発。グループが保有している不動産も積極的に活用していく。2026年度から3カ年の中期経営計画に方針を盛り込んだ。開発中と開発候補の不動産の土地面積合計は約30万平方メートル。想定事業費合計は約6100億円に達する。不動産事業の利益は29年3月期に280億円、将来は500億円超を計画。総合デベロッパーとして業界トップ10入りを…