技術・商品
2025年10月31日[3面]
新菱冷熱工業、佐川急便ら/資材管理をデジタル化/バーコードで効率化
 
                                新菱冷熱工業は、佐川急便と同社グループのSGシステム(京都市南区、丸山信二社長)と連携し、建設現場での資材管理をデジタル化した。資材ごとにバーコードを付与し、搬入・在庫・受け渡しをリアルタイムで管理する仕組みを整備。宅配・法人物流の知見とBIMを融合し、メーカーやサプライヤーを含め、必要な資材を使う分だけ適時に搬入するジャストインタイム体制を構築し、作業効率を大幅に改善する。 新菱冷熱工業の施…
2025年10月31日[3面]
竹中工務店らゼネコン4社/建設ロボシステムの汎用性向上へ標準化技術開発
竹中工務店と鹿島、大林組、フジタは、特定用途に特化した建設ロボットシステムの汎用(はんよう)性を高める標準化技術を開発する。建設現場で使う資材自動搬送や風量測定、耐火被覆吹き付け、汎用移動の多機能化を研究開発・実証。これらのロボットシステムで共通して使えるプログラム部品の「システムインテグレーション(SI)モジュール」を開発する。ロボットシステムの開発・運用コストを削減し、業界全体の担い手不足を…
2025年10月29日[3面]
リバスタ/ICT機器ソリューションに新機能/プッシュ配信と縦型モニタ投影
 
                                リバスタ(東京都江東区、高橋巧代表取締役)は、建設現場に特化したICT機器ソリューション「BANKEN(バンケン)」のデジタルサイネージで新機能の提供を始めた。「プッシュ配信」と「縦型モニター投影」の2機能。プッシュ配信機能で災害速報などをすべての現場へ迅速、確実に伝える。縦型モニター投影機能によって、既存コンテンツを最適にレイアウトし表示できる。 デジタルサイネージ「BANKENサイネージ」…
2025年10月28日[2面]
鹿島/電気不要の環境配慮型オイルダンパー開発/世界最高レベルの制震効率
 
                                ◇超高層プロジェクトに積極提案 鹿島は、システム制御に電気を使わない建築物用の環境配慮型オイルダンパーを開発した。わずかな電力で振動エネルギー回生システムを制御する自社開発のセミアクティブ型制震オ…
2025年10月27日[3面]
大林組/木造中規模建築の燃えしろ深さ自動計算ツール開発/算出時間8割短縮
 
                                大林組が中規模木造建築物の準耐火構造提案を支援する計算ツールを開発した。建物の設計情報を入力したBIMモデルと連携。構造データの自動抽出で、火災時に燃える木材表面の炭化深度「燃えしろ深さ」が短時間で…
2025年10月24日[3面]
戸田建設ら/AIで工事車両検知・制御/現場周辺の交通災害ゼロへ
 
                                戸田建設とGRIFFY(東京都千代田区、入澤拓也社長)は、AIで工事車両を即時に検知し、建設現場の出入りを制御するシステムを開発した。道路を走る全車両から工事車両が特定できる「特定マーカーAI検知モ…
2025年10月23日[3面]
三井住友建設/産業副産物添加の地盤改良材、適用範囲を拡大/杭孔埋め戻しに初適用
 
                                三井住友建設が、産業副産物を添加した地盤改良材「サスティンGeo(ジオ)」の適用範囲を広げている。東京都内の再開発現場で、解体後に残された地中杭の撤去に伴い発生した杭孔の埋め戻しに初めて採用。セメン…
2025年10月22日[1面]
NTT、産総研/陥没リスクの早期検知可能に/地盤モニタリング技術を開発
 
                                NTTと産業技術総合研究所(産総研)は21日、光ファイバーを使った地盤モニタリング技術を開発したと発表した。これまで探査が難しかった地下3~30メートルの地盤が遠隔調査でき、空洞発生リスクを早期検出…
2025年10月22日[3面]
 
                                山岳トンネル工事の発破掘削で、建設各社が自動・機械装薬技術の開発や現場実装に力を注いでいる。2024年3月に改正された厚生労働省のガイドラインにも呼応。肌落ち災害リスクが懸念される切羽付近での作業を…
2025年10月20日[3面]
熊谷組/AI活用で最適なトンネル発破パターン提案/迅速に支援情報提供
 
                                熊谷組はトンネル発破工事でAI技術を活用し、地質評価に基づき発破仕様を自動設計するシステムを開発した。切羽を観察し、地質条件に応じた最適な火薬量や発破パターンを提案。施工結果のデータ化や視覚的表示と…