行政・団体
2026年7月29日[1面]
日建連首脳が会見/骨太方針評価、具体化へ/不動協の協議への設備団体参加前向き
日本建設業連合会(日建連)の押味至一会長ら幹部が28日、都内で開いた理事会後に記者会見した。政府が21日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太の方針)」に対し、押味会長は「責任ある積極財政が方針に明確に位置付けられた」と高く評価した。「従来の一律抑制型から脱却し、物価や賃金の上昇を的確に反映した予算編成方針が明記されたことは、インフラ整備を停滞させない大きな一歩だ」と受け止め…
2026年7月29日[1面]
国交省/統合的インフラマネジへ方向性、群マネ制度化や業界力向上
国土交通省は、新しいインフラマネジメントの在り方として目指す方向性をまとめた。整備後のメンテナンスだけでなく、計画・設計や集約・再編などの全プロセスを貫く統合的なマネジメントを実現する方策として「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」を推進する制度の検討などを打ち出す。地域建設業を含むインフラマネジメント産業の「業界力」の向上をうたい、その健全な発展を支える仕組みや、維持管理を合理的に受…
2026年7月29日[2面]
日建連/25年度会員企業決算/完成工事高1・4%増、粗利益率は12・6%
日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)がまとめた会員企業の2025年度決算状況によると、回答した112社の売上高は合計19兆4780億円で、前年度比1・4%増となった。完成工事高は1・4%増の18兆3610億円だった。完成工事総利益(粗利益)率は前年度比2・7ポイント上昇の12・6%。本業のもうけを示す営業利益は1兆3180億円(前年度比44・9%増)、経常利益は1兆4590億円(45・7%増…
2026年7月29日[10面]
大阪府/ナフサ由来資材の追加調達費、設計変更で計上可能に/8月から運用
大阪府都市整備部は中東情勢の変化による建設資材の流通状況を踏まえ、ナフサ由来資材の代替資材の調達や流通経路の見直しで発生する追加経費を設計変更で計上できるようにする。受注者が資材調達のリスクを抱え込まず、安心して施工・受注できる環境を整える。8月1日以降の単価適用年月日を用いて積算業務に着手する工事から適用を始める。住宅建築局の発注工事は除く。 対象となる「調達検討資材」は発注者が工事ごとに確…
2026年7月28日[1面]
国交省、日建連/意見交換フォローアップ開始/工期順守必要時の柔軟な対応議論
国土交通省と日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は5、6月に全国9地区で行われた意見交換会の内容を踏まえた対応を話し合う会合を始めた。本年度から議論する新規テーマの一つとして「働き方改革と工期順守の両立に向けた検討」を挙げる。道路の供用開始日や河川の出水期などの事情があり工期を延ばしにくい工事で、工期短縮に役立つ新技術の導入を柔軟化するなど対応が可能かどうか検討する。 意見交換会のフォロー…
2026年7月28日[2面]
第221特別国会/国交省関係5法成立/改正下水道法・道路法、省エネ法など
第221特別国会では政府が提出した64法が全て成立した。このうち国土交通省関係は5法が成立し、関連分野の法改正も相次いだ。改正下水道法・道路法は昨年1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえ、道路管理者と占用者の連携強化や点検調査の高頻度化、適切な管路更新の促進、占用工事後の竣工図提出の義務付けなどを盛り込んだ。 国交省関係のうち改正建築物省エネルギー法は、資材製造から解体までのライフサ…
2026年7月28日[2面]
9割の現場で中東情勢に伴う価格転嫁協議中/民間工事では協議厳しく/東建
東京建設業協会(東建、池上一夫会長)の調査によると、中東情勢を影響とした請負金額や工期延長の協議が約9割の現場で協議が行われていることが分かった。一方、価格転嫁や工期延長が認められた現場は少なく、協議が認められなかった現場もあった。会員からは「民間工事では施工中の工事で金額面の協議が厳しい」などの状況がうかがえ、行政に対して「物価スライドの適用と民間発注者への指導」を求める声があった。 「中東…
2026年7月27日[1面]
労務費ダンピング調査、都道府県ら85%導入見込み/入札額内訳確認進む/国交省調査
国土交通省は都道府県・政令市発注工事を対象に、昨年12月施行の改正公共工事入札契約適正化法(入契法)に基づき発注者に求められている入札金額の内訳確認の実施状況を調査した。国交省直轄工事と同じように、入札金額内訳書に法令で規定された労務費などの5項目の記載がない場合、入札を無効としているのは約2割の13団体。直接工事費が一定水準を下回っている場合に理由を確認する「労務費ダンピング調査」は年度内に導…
2026年7月27日[1面]
東京地区生コン協組/27年度から販売価格3万円に/当初予定額から引き上げ
東京地区生コンクリート協同組合(森秀樹理事長)は、2027年4月1日出荷分から、生コンの販売価格(基準配合18-18-20N)を1立方メートル当たり3万円に引き上げる。年度内は現行の2万5000円を維持する。セメントメーカー各社が来春、1トン当たり3000円以上の値上げを表明していることなどを踏まえた。 セメント価格の引き上げに加え、骨材や混和剤、輸送費、労務費などのコスト上昇が重なり、自助努…
2026年7月27日[2面]
日本DX大賞/6部門24件を選定、大成建設が業務変革部門で大賞受賞/実行委員会
日本デジタルトランスフォーメーション推進協会(JDX)ら3団体でつくる実行委員会が「日本DX大賞2026」の受賞者を決めた。過去最多186件の応募の中から、6部門24件を選定。このうち業務変革部門の大賞を大成建設の「T-BasisX:建築DX標準基盤-『夢のある建築現場』実現のために-」が受賞した。特別賞(4部門8件)も合わせた表彰式を22、23日の2日間、都内で開いた。 同賞は単なるデジタル…