行政・団体


2026年7月8日[1面]

国交省直轄土木/設計成果をデータ本位に変革/BIM・CIMプロセス間連携で方針

 国土交通省は、直轄土木の工事・業務に適用するBIM/CIMで、設計から施工などプロセス間のデータ連携を円滑にする対応方策を示した。3Dモデル自体を設計から施工に引き継いでも、現場条件などの更新に対応できず、施工段階に改めて3Dモデルを作成している実態に着目。3Dモデルの契約図書化を目指していた従来方針を転換し、設計に関するデジタルデータを成果物として引き継ぎ、後工程での加工や編集をしやすくする。…

2026年7月8日[2面]

帝国データバンク/26年上半期インフレ倒産動向/建設業倒産が最多151件

 帝国データバンクは7日、「物価高(インフレ)倒産の動向」(2026年上半期)を発表した。燃料や原材料の上昇分を価格転嫁できない「値上げ難」などによる倒産は556件(前年同期比23・8%増)で、集計を開始した18年以降で最多となった。業種別は建設業が最も多く151件(27・9%増)を占め、半期ベースの過去最多を更新した。  建設業の倒産は、中東情勢に伴うナフサ由来の製品の資材高や価格高騰の影響が目…

2026年7月8日[9面]

九州整備局/建機に軽油代替燃料活用/八代河川国道で試行工事

 九州地方整備局は土木工事の現場における脱炭素化に向けた取り組みの一環として、熊本県内の直轄工事で軽油代替燃料を活用した試行を実施する。廃食油を化学処理した成分を軽油に添加した2種類の代替燃料を、現場で稼働する建設機械で活用。騒音や臭い、建機への影響などを検証し、2027年度以降の適用条件を検討していく。7日に八代河川国道事務所が試行工事1件の一般競争入札を公告した。  国土交通省では25年4月に…

2026年7月7日[1面]

全建会員、2割がAI活用/1~3割程度の省人化効果実感、安全管理などの活用に関心

 建設業界で業務へのAI活用が着実に広がっている。全国建設業協会(全建、今井雅則会長)が会員企業を対象に社内や現場でのAI活用状況を調査したところ、18・7%の企業が既に取り組んでいることが分かった。活用内容は、対話型生成AIサービスを使った「事務・バックオフィス業務」(89・3%)が突出して多い。AIの導入効果については、約5割の企業が「1割以上の省人化効果があった」と回答。会員企業からは「現場…

2026年7月7日[2面]

関東鉄筋連青年部会/新卒採用アンケート/高卒初任給30万円超が2社

 ◇採用難背景、平均で1万上昇  関東鉄筋工事業団体連合会(関東鉄筋連、新妻尚祐会長)青年部会(小林正人部会長)がまとめた会員企業対象の新卒採用状況アンケート結果(回答119社)によると、4月入社の高校卒新入社員を採用した企業は11社で、採用人数は計29人だった。初任給の平均額は23万9782円。前年の23万円に比べ約1万円上昇した。30万円(手当含む)以上と回答した企業も2社あり、採用難を背景に…

2026年7月6日[1面]

全建/片山財務相らに「骨太の方針」策定で緊急要望/補正・当初上回る公共事業予算を

 全国建設業協会(全建)の今井雅則会長ら幹部は2日、片山さつき財務相、金子恭之国土交通相、城内実経済安全保障担当相の3人に経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の策定に向けて緊急要望した。地域建設業の現状を説明し、公共工事予算の確保や建設資材の安定供給、価格転嫁などを求めた。国土強靱化実施中期計画に係る予算を含め、2025年度補正予算と26年度当初予算の合計を大きく上回る公共事業費を確保を訴え…

2026年7月6日[2面]

国交省/改正業法施行前調査/労務費と材料費は5~6割

 ◇見積書内訳明示努力義務化を周知  国土交通省は、改正建設業法が全面施行する直前の2025年10~11月時点で、元下・下下間で取り交わす見積書で労務費などを内訳明示しているかどうかを調査した。改正業法では労務費や材料費に加え、法定福利費や安全衛生経費といった特定の必要経費を見積書で内訳明示することを建設業者に努力義務化した。1次下請の対応として労務費と材料費は5~6割程度が内訳明示に対応している…

2026年7月6日[2面]

首相訪印/長大橋O&M、工場建設など民間協力覚書129件/投資規模2兆円

 インド市場を巡る日本企業の対応が一段と活発化する。高市早苗首相の同国訪問に伴い、日本企業と同国の政府機関、現地企業などが129件の協力覚書に署名した。長大橋のO&M(運用・保守)、工場建設と土地取得、新幹線新駅周辺の外国直接投資などで2兆円規模の投資が見込まれる。高市首相と同国のナレンドラ・モディ首相は2日に協力関係の深化に合意したことを発表。モディ首相は将来の高速鉄道路線開発への日本企業参加を…

2026年7月3日[1面]

民間工事、契約方式の選択肢充実必要/国交省はOBCF導入へ議論

 予測困難な物価変動など建設事業を巡るリスク要因が肥大する中、「オープンブック・コストプラスフィー契約(OBCF)」が有効な工事契約方式として浮上している。国土交通省が9日に初会合を開く建設業政策の新しいビジョンの検討会で議論の俎上(そじょう)に載る方向だ。特に、民間工事は総価一式で請負契約を結ぶ従来方式の弊害が強まっていると考えられ、受発注者の合意に基づき選択可能な契約方式のバリエーションを充実…

2026年7月3日[5面]

関東、中部、北陸の3整備局/陸自東部方面隊と協定締結/災害時の連携強化

 関東、中部、北陸の3地方整備局は、陸上自衛隊東部方面隊と災害時の連携・協力についての協定を締結した。各機関が個別に交わしている災害協定とは別に4者共同の協定を新たに作成。災害対策基本法の一部改正で地方自治体に対する国の支援体制が強化された。被災情報の交換に加え、物資や救援部隊が参集するのに必要な土地情報などを共有する。  災害時に備えて広域的な災害協定を締結するのは、陸上自衛隊に所属する五つの方…

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