行政・団体


2026年8月6日[1面]

国交省/土砂災害対策の在り方提言骨子案/担い手不足対応の観点からも遠隔施工推進

 国土交通省は5日、今後の土砂災害対策の在り方で提言骨子案をまとめた。限られた予算・人材の中で砂防施設などの機能を確保するための方策を示した。施設の状態や費用対効果を定量的に評価した上で、基幹的施設への重点投資と中長期的な維持管理・更新を一体的に進めるとした。砂防事業の担い手不足に向けては遠隔施工技術を推進する方向性を提示した。  骨子案は、都内で同日開いた「今後の土砂災害対策のあり方検討会」(座…

2026年8月6日[2面]

国交省/熱中症対策先進事例を周知/都道府県・政令市に、現場作業回避制度など

 国土交通省は、地方自治体が取り組む建設工事の熱中症対策の先進事例を周知する。都道府県レベルでは工事積算時に熱中症対策の経費を計上する取り組みがほぼ定着し、猛暑となる時間帯の現場作業を回避する制度の導入など各団体が独自に展開する施策も目立つ。都道府県・政令市には、今月中旬まで全国を巡回する2026年度上期「ブロック監理課長等会議」(入札契約担当課長会議)で事例を共有する。  猛暑日を考慮した工期設…

2026年8月6日[9面]

中部整備局/初のテックフォース予備隊員を派遣/給水支援を実施

 「26年熊本地震」の支援で中部地方整備局は5日、同局初のテックフォース(緊急災害対策派遣隊)予備隊員1人を任命、現地に派遣した。同局内で出発式が行われ、菊池秀之統括防災官が代名英則氏に辞令を交付した。  菊池統括防災官は「関係機関と連携し、被災された方々に寄り添いながら給水活動に取り組んでいただきたい。体調管理にも万全を期してほしい」と激励。代名氏は「過去の経験を生かし、被災者の方々に寄り添いな…

2026年8月6日[14面]

26年熊本地震/熊本建設業協会会長・前川浩志氏に聞く/官民の迅速な対応評価

 26年熊本地震の発生から1週間を迎え、熊本県建設業協会の前川浩志会長は4日午後に日刊建設工業新聞などの取材に応じた。県など行政機関の対応について、指揮系統が錯綜(さくそう)していた2016年熊本地震の教訓が発揮され、「非常に早い対応ができている」と評価した。余震への備え、連日の酷暑に伴う熱中症対策に万全を期しつつ、「地域を守る覚悟を持って、全力で復旧に当たる」と決意も語った。=1面参照  --7…

2026年8月5日[1面]

安衛経費見積もり定着へ/工種別標準様式の作成進む/国交省調査

 昨年12月施行の改正建設業法で労務費と併せて確保すべき必要経費の一つとなった安全衛生経費を巡って、適切な費用計上につなげるための各専門工事業団体の取り組みが広がってきた。85団体を対象に国土交通省が3月に聞いた結果によると、個々の安衛対策の実施主体を元下間で明確化する対策項目の「確認表」は約5割の40団体(昨年5月時点34団体)、安衛経費を内訳明示する「標準見積書」は約3割の23団体(13団体)…

2026年8月5日[1面]

26年度設備投資計画、全産業は19・7%増の24・7兆円/政投銀

 日本政策投資銀行(政投銀)は、2026年度設備投資計画調査の結果を公表した。全産業の投資計画額は前年度比19・7%増の24兆7551億円。中東情勢など不確実性が高まる中でも投資意欲は旺盛に推移している。  製造業ではAIやデータセンター(DC)関連の投資が拡大し2桁増を計画。非製造業では都市機能強化やインバウンドへの対応が全体の押し上げの要因となった。戦略17分野でAI・半導体、デジタル関連を強…

2026年8月5日[2面]

26年熊本地震/政府、道路復旧に予備費206億円/8月末まで断水解消

 政府は4日の閣議で、26年熊本地震の被災地支援として2026年度予算の予備費から242億円の使用を決定した。うち206億円は被災した道路の復旧に充てる。これ以外のインフラも復旧作業が急ピッチで進む。3日に被災地を視察した金子恭之国土交通相は4日の会見で「特に、現地は断水が大きな問題」とし、8月末までに段階的に断水を解消する方針を示した。  道路復旧関係の予備費は、国道3号など直轄国道の復旧に50…

2026年8月4日[1面]

建設業の働き方改革進展、46%が有休10日以上取得・男性の育休3割超/日建協調べ

 建設業で有給休暇の取得や男性育休といった働き方改革の取り組みが進展している。日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、青山敏幸議長)の調査によると、2025年に10日以上の有給を取得した組合員の割合は46・5%と5年間で20ポイント以上上昇。男性育休の取得率は24年度で35・5%と初めて3割を超えた。他方で4週8閉所以上の割合は30・8%にとどまるなど、建設現場の働き方には課題も残る。  日建協が…

2026年8月4日[19面]

26年熊本地震/九州整備局などが支援活動本格化、球磨川堤防で緊急応急復旧推進

 26年熊本地震の余震が続く中、熊本県内を中心に九州地方整備局などが応急復旧や支援活動に当たっている。3日午前までに同局、他の地方整備局からの応援を含む延べ1390人がテックフォース(緊急災害対策派遣隊)の隊員として被災状況の確認を進めている。国直轄の河川では3水系7河川で被害を確認。特に被害の大きかった球磨川堤防では7月29日から緊急応急復旧工事を進めている。  国直轄の河川については、発災直後…

2026年8月3日[1面]

国交省/くじ引き抑制対策を共有/都道府県・政令市、13団体は4割以上発生

 国土交通省は、地方自治体発注工事で依然多いくじ引きでの契約の実態把握と、自治体間での対策の共有に乗り出した。昨年度実施した国交省の調査によると、都道府県のうち25団体はくじ引きでの契約率が1割未満に…

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