行政・団体
2026年10月8日[1面]
国交省が研究委/公共事業、将来価値重視の評価手法へ/社会的割引率見直し検討
国土交通省は、公共事業の評価手法として多様な効果を反映させた総合的な評価プロセスの体系化や、費用便益比(B/C)に用いる社会的割引率の見直しに向けた検討に入った。外部有識者で構成する「公共事業評価手法研究委員会」で議論し、今冬までに一定の結論を出す。災害多発や老朽化の進展を背景に「インフラの将来の価値、長期的な効果」を重視することに理解が広がっている社会状況から、総合的な評価の拡充や社会的割引率…
2026年10月8日[1面]
国交省/26年度建設マスターに446人選定/ジュニアマスターは120人
国土交通省は7日、2026年度「優秀施工者国土交通大臣顕彰」(建設マスター)の対象者として446人(うち女性1人)を決定したと発表した。15年度に設けた「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰」(建設ジュニアマスター)は120人(うち女性1人)を選定。顕彰式典を14日に東京都文京区の文京シビックホールで開く。 建設マスターの平均年齢は52・7歳(40~65歳)。主な職種は建設機械運転工56人、…
2026年10月8日[2面]
CM協会/10カ年中長期計画/会員売上高1000億円へ/実績は5000件目標
日本コンストラクション・マネジメント協会(CM協会、吉田敏明会長)は今後10年間で会員企業の売上高の総額を現状の年間約430億円から1000億円へと伸ばす。CM導入実績は年間5000件以上(2024年度約2500件)を目指す。関東圏に集中している会員を全国から獲得し、伸びしろが期待できる公共事業を中心に積極的なCM実績の獲得に取り組む。 7日、都内で吉田会長が今後10カ年の活動方針をまとめた中…
2026年10月7日[1面]
国交省/賃金通報27年1月試行/技能者の利便性重視、「標準値」以下でGメン提供
国土交通省は、自らの処遇に不満がある技能者が賃金情報などを添えて直接通報できるシステムの試行的な運用を2027年1月にも始める。最低限支払うべき水準として建設キャリアアップシステム(CCUS)レベル別年収で定める「標準値」を下回っているかどうかを判定し、関連情報を含めて建設Gメンに提供する。試行運用を経てシステム利用者の使い勝手やセキュリティー確保で改善を加え、27年度中の本格運用を目指す。 …
2026年10月7日[11面]
四国整備局/26年8月末時点の工事事故は10件/増加傾向で注意喚起
四国地方整備局がまとめた2026年度の工事等事故の発生状況(もらい事故を除く)によると、8月31日時点で10件(25年度同時期は13件)と前年度から3件減少した。ただ、年度全体の発生件数は23年度に20件、24年度は27件、25年度は32件と増加傾向にあり、工事事故の防止対策を徹底するよう呼び掛けている。 8月31日時点の発生状況の内訳は墜落・転落1件、その他(工具取り扱いミスなど)9件。月別…
2026年10月7日[11面]
観魚荘倶楽部/内本浩亮の茶室移築保存を計画/一般社団法人化し支援募る
九州の電力事業や観光業の発展に寄与し俳人や茶人としても知られる内本浩亮(1885~1977年)の茶室「總庵」(福岡市中央区浄水通)を移築保存する計画が進んでいる。遺族から「茶道や建築を学ぶ人の学びの場として役立てたい」と相談を受けた有志らが「観魚荘倶楽部」(代表・荒井圭一郎大阪工業技術専門学校大工技能学科長)を発足させ、移築実現に向けた活動を行っている。 茶室は内本が暮らした邸宅「観魚荘」の敷…
2026年10月6日[1面]
国土交通省は、適正な労務費に基づく建設工事の見積もりや賃金支払いの新たな実態調査に乗り出す。「労務費に関する基準(標準労務費)」との比較で適正かどうかを把握し、法令に基づく対応を現場で浸透させる対策の検討に生かす。ごく少数の個別工事をサンプルに、労務費の行き渡りを阻害している要因を洗い出す作業も始める。特に、民間建築の重層的なサプライチェーン(供給網)・下請構造に分け入り、処遇改善のボトルネック…
2026年10月6日[2面]
第222臨時国会が5日、召集され、高市早苗首相が所信表明演説を行った。集中豪雨による人身被害を防止するため、アンダーパスへの進入防止といった「実効性ある防災対策を速やかに講じる」と表明。防災、復旧・復興の知見とノウハウを「危機管理投資として強化し、国際防災協力も進める」と意欲を示した。地域のインフラ整備などを上乗せして支援する「地域未来戦略実現フレーム」を策定することも表明した。 高市首相は「…
2026年10月6日[2面]
千葉県の台風・豪雨被害/井林国交相らが視察/土砂災害専門家の派遣指示
井林辰憲国交相らは、台風25号や8月の千葉豪雨で被災した千葉県内の現場などを4日に視察した。多発した土砂崩れの影響で、県管理道路は復旧に数カ月以上かかる通行止め箇所が29区間(1日時点)に及んでいる。土砂で河川がふさがれて浸水が起きるなど、復旧の長期化が懸念されている。井林国交相は、国土技術政策総合研究所(国総研)の土砂災害専門家を現地に派遣するよう指示した。 井林国交相は熊谷俊人千葉県知事ら…
2026年10月5日[1面]
全建ブロック会議・中国地区/国土強靱化関連の推進や、資機材価格上昇の影響共有
全国建設業協会(全建、今井雅則会長)と都道府県建設業協会、国土交通省による2026年度地域懇談会・ブロック会議が2日、岡山市内で開いた中国地区の会合を皮切りにスタートした=写真。国土強靱化の推進や、…