行政・団体


2026年7月1日[1面]

厚労省/建退共制度見直し、12月に在り方まとめ/掛金上限や日額など

 厚生労働省は6月30日、中小企業退職金共済(中退共)と建設業退職金共済(建退共)の見直しに関する考え方を12月ごろにまとめる方針を明らかにした。掛け金や利便性の向上などの在り方を示す。同日、労働政策審議会(労政審)の専門部会で日本建設業連合会(日建連)や全国建設業協会(全建)などが意見表明。両団体とも1000万円超の退職金確保に向けて、掛け金の上限引き上げや複数掛け金の設定などを求めた。  労政…

2026年7月1日[2面]

全建会員、6割がICT施工実施/省人化に効果、導入コストや専門人材不足が課題

 全国建設業協会(全建、今井雅則会長)の会員企業アンケートで、ICT施工に取り組む企業が全体の6割を超えることが分かった。省人化や工期短縮による生産性向上を目的に導入が進み、1割以上の省人化効果があったとする企業は6割以上に上った。一方、高額な設備投資や3Dデータを扱える専門人材の不足が依然として課題となっている。  生産性向上の取り組みを都道府県協会に加盟する企業に聞き、2750社が回答した。4…

2026年7月1日[2面]

政府/骨太方針原案/フィジカルAIで社会資本整備の生産性向上

 政府は6月30日、経済財政諮問会議(議長・高市早苗首相)を開き、経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太の方針)の原案を示した。財政計画の方向として「戦略的な社会資本整備の推進」では、フィジカルAIによる生産性向上と、賃上げ・処遇改善・人材確保による「地域のインフラの整備力を強化」とうたった。労務費確保の必要性や資材価格の高騰を考慮し、「必要な事業量を確保する」とも明記した。  27年度予算編…

2026年7月1日[5面]

花博協会/IPM開く/開幕へ出展国らが情報共有

 2027年3月に横浜市内で開幕する国際園芸博覧会(花博)に関連し、出展を予定する国と地域の関係機関による「国際参加者会議(IPM)」が6月30日から開かれている。会議には77カ国、207人の関係者らが参加し、各国・地域の準備状況などを共有した。花博は環境や社会、経済の各分野で持続可能性を確保したイベントを対象とする「ISO20121」の認証を、同25日に取得。開会後に認証書の授与式も開いた。IP…

2026年6月30日[1面]

中東情勢の影響依然深刻/資材価格高騰、歯止めかからず/全建調査

 不安定な中東情勢の影響で、建設資材の価格高騰や入荷遅延が続いている。全国建設業協会(全建、今井雅則会長)が6月に実施した調査によると、中東情勢の悪化を背景に接着剤や塩ビ管、アスファルト、シーリング材などの価格が軒並み約7割近く上昇している。調達も入荷遅延や納期の長期化が目立つ。5月と比較して入荷や供給の状況が「やや改善している」との声もあり、改善の兆しはあるものの、依然として「悪化」「やや悪化」…

2026年6月30日[2面]

建退共本部/都内で運営委員会・評議員会開く/建退共制度と電子ポイント方式普及強化

 ◇10月に退職金利回り引き上げ  勤労者退職金共済機構(勤退共、梅森徹理事長)の建設業退職金共済事業本部(建退共本部、本部長・山本泰司理事長代理)は29日、東京都内で第58回運営委員会・評議員会を開いた=写真。2025年度の事業概況や現状の課題などを報告。建退共制度と電子ポイント方式の普及に向けて、掛け金は320円のまま、10月をめどに退職金の予定運用利回りを現行1・3%から1・5%に引き上げる…

2026年6月30日[2面]

国交省/女性活躍・定着SNS発信強化/ロールモデル事例集など周知

 国土交通省は、建設産業の女性活躍・定着を促進する官民の取り組みを一段と周知するため、SNSでの発信を強化する。北陸地域を拠点とする「ほくりくアイドル部」と協力し、各メンバーのX(旧ツイッター)アカウントで建設現場の魅力的な職場づくりや柔軟な働き方の事例を紹介してもらう試みを始めた=写真(国交省公式Xから)。  同部を2026年度の「女性活躍けんせつ産業ナビゲーター」に任命した。建設業の女性就業者…

2026年6月29日[1面]

自民国土強靱化推進本部ら/当初予算で増額継続確保を/骨太方針見据え相次ぎ提言

 政府が7月にも決定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」を見据え、与党の自民党からの政策提言が活発化している。自民党政務調査会の国土強靱化推進本部(本部長・小泉龍司衆院議員)などインフラ関連組織のトップらが相次いで高市早苗首相を25日に訪ね、提言書を手渡した。同本部は国土強靱化関係予算を通常とは別枠の「危機管理投資」として計上し、2025年度補正予算と26年度当初予算の合計額を上回る…

2026年6月29日[2面]

政府/理工系人材を倍増/女性版骨太方針

 政府は、すべての女性が輝く社会づくり本部と男女共同参画推進本部の合同会議を25日に開き、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2026」(女性版骨太の方針)を決めた。理工系女子人材を倍増する目標を盛り込み、大学の工学系学部の女子学生の割合を40年に36%(25年18%)に高める。大学の取り組みを交付金や補助金で支援し、政府の戦略17分野などでの活躍を促す。  会合で高市早苗首相は「成長戦略分野の女性…

2026年6月29日[2面]

日本型枠/標準労務単価の目安公表/六つの躯体種別対象に

 ◇標準労務費と実勢単価の乖離を解消  日本型枠工事業協会(日本型枠、三野輪賢二会長)は、標準労務費に基づいて作成した躯体種別による「標準労務単価の目安(全国平均値)」を公表した。国土交通省が示した躯体種別だけでは多種多様な建築物に対応できないため、RC造在来スラブ7階建てマンションなど六つの躯体種別の型枠大工、型枠解体大工の歩掛かりと、1平方メートル当たりの標準労務費換算額を提示した。  日本型…

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