行政・団体


2026年9月29日[1面]

発注・施工の平準化訴え/「補正予算脱却」受け、建設業4団体が井林国交相に

 政府が補正予算に依存した財政運営から脱却する姿勢を鮮明にする中、発注・施工時期の平準化を求める声が建設業界で強まっている。当初と補正に予算措置が分散されてきたことで発注時期が平準化されてきた側面があり、この構図が崩れかねないとの懸念があるからだ。建設業の主要4団体トップらが28日に開かれた井林辰憲国土交通相との意見交換会で相次いで話題に出し、施工余力の十分な確保のためにも平準化への確実な対応を要…

2026年9月29日[1面]

台風25号/印旛沼決壊、国らの緊急復旧が急ピッチで進む/鹿島が200人態勢で

 台風25号の豪雨で堤防が決壊した印旛沼(千葉県)の緊急復旧が急ピッチで進んでいる。県と国土交通省関東地方整備局、水資源機構の3者が決壊した3地区4カ所の復旧を推進。成田市船形干拓地先では決壊した延長100メートルにぐり石を敷き詰め、水を食い止める荒締め切り工に28日早朝から着手した。施工を担当する鹿島が200人を動員。24時間態勢で工事を行っている。=5面に関連記事  非常に強い勢力で沖縄と奄美…

2026年9月29日[2面]

巴山組(新潟県阿賀町)/ICT建機で初の防災訓練/チルトローテーターの効果検証 

 巴山組(新潟県阿賀町、猪俣一成社長)は25日、ICT建設機械などを使用した協力会社との合同防災訓練を阿賀町にある津川新和生コンの敷地で行った。地震による土砂崩れの緊急対応や大型土のうの作成の初動、安全に作業するポイントなどを確認した。国土交通省の補助金を活用して導入したICT建機、関連機器の情報提供を兼ねた。協力会社8社と、新潟県建設業協会(新潟建協)、全国建設業協会(全建)の関係者などが参加し…

2026年9月28日[1面]

井林辰憲国交相/公共事業予算上積みに意欲/建設業を「なりたい」職業に

 井林辰憲国土交通相は24日、建設専門紙各社の就任インタビューに応じ、インフラ整備や国土強靱化の着実な推進を支える安定的で持続的な公共事業予算の確保に努める考えを表明した=写真。2027年度予算は前年度予算比44%増の8・8兆円規模の概算要求を提出したが、「国土強靱化は事項要求であり、(要求額からの)さらなる上積みに向け、必要性を説明していく。関係事業者が予見可能性を持って事業に取り組めることが極…

2026年9月28日[1面]

日建連、不動協/9月29日、10月8日に幹事会/設備工事業団体との意見交換も

 不動産協会(不動協、吉田淳一理事長)と日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は、「持続可能な建設業および不動産業の実現に向けた協議会」の2回目の「幹事会」を29日に、3回目を10月8日に開く。3回目の会合には、日本空調衛生工事業協会(日空衛、小島和人会長)と日本電設工業協会(電設協、文挾誠一会長)が参加する予定。初回会合でサブコンの深刻な人手不足などが建築費高騰の一因になっているとの指摘もあり…

2026年9月28日[1面]

日建連/25年度会員企業労働時間調査/非管理職、管理職ともに労働時間減少

 日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は2025年度「会員企業労働時間調査報告書」をまとめた。管理監督者、非管理監督者の年間総実労働時間はともに減少傾向が見られた。時間外労働の上限規制が適用された24年度以降はおおむね横ばいで推移している。  調査は25年4月1日~26年3月31日に実施。会員142社に依頼し、56・3%の80社が回答した。管理監督者と非管理職を合わせた調査対象の社員数は23万…

2026年9月28日[1面]

防災庁、11月2日に設置/防災・災害対応の司令塔の役割担う/ロゴマークも決定

 細野豪志復興相は25日の閣議後会見で、平時からの事前防災を強化し災害対応を一元的に担う司令塔となる防災庁を、11月2日に設置すると発表した。同日、防災庁のロゴマークも公表した。細野復興相は「国民の期待に応えられるような新しい組織を作っていくために、準備を着実に進めていく」と力を込めた。  防災庁は内閣直属の組織として、防災施策の基本方針の策定や大規模災害に対処する企画立案、総合調整などを担う。府…

2026年9月28日[6面]

国・県の技術職採用苦戦/争奪戦に知恵絞る

 国家公務員の採用を担う人事院によると、一般職土木区分(大卒)の志願者は2022年度の1193人から、26年度は510人と4年で半分以下となった。民間企業の処遇改善が進んだことが主因とみられる。宮城県も25年度の通常枠で大卒の総合土木は30人程度の採用予定に対し、受験者は8人、合格者はゼロだった(早期枠では19人が合格)。学生の意識として転勤を忌避する傾向が強まる中、出先事務所への異動があり得る国…

2026年9月25日[1面]

全建/生産性向上計画を改定/KPI追加、29年度までに会員40%AI活用を目標

 全国建設業協会(全建、今井雅則会長)は、5カ年生産性向上計画(2025~29年度)を改定した。実質労働生産性目標(24年度比9%増)の達成に向け、AI活用に関する重要業績指標(KPI)を追加。AI活用で生産性や安全性の向上、技能継承など現場の課題解決が期待されることから、AIを活用し業務の効率化や改善に取り組む会員企業の割合を29年度までに40%(26年度18・7%)にする。  同計画は会員企業…

2026年9月25日[1面]

土木学会/26年度選奨土木遺産/神納橋など20件選定、16年ぶり海外施設も

 土木学会(小澤一雅会長)は24日、2026年度「土木学会選奨土木遺産」として20件を選定したと発表した。1塔2径間連続斜張橋として国内で初めて建設された「神納橋」(北海道旭川市)や日本で初めてパークウェイとして計画設計された「やまなみハイウェイ」(大分県由布市~熊本県阿蘇市)などを土木遺産に認定。16年ぶりに海外の土木遺産も認定。台湾の水利施設が選ばれ、今回で3件目になる。00年度に創設した選奨…

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