行政・団体


2026年3月24日[1面]

民間工事価格転嫁にメスを/日建連や建専連、早期対応訴え/国の関与も必要か

 金子恭之国土交通相と建設業の主要4団体トップが19日に行った意見交換会で、民間発注者を含めた建設工事のサプライチェーン(供給網)全体での価格転嫁に議論が集中した。昨年12月に全面施行した改正建設業法に基づき、適正な労務費・賃金が確実に行き渡る環境を早期に実現する必要性を訴える声が強まっている。「仕事量が減った時にどう耐えるか。その時に価格や工期のダンピングに陥ると、元のもくあみになってしまう」(…

2026年3月24日[2面]

中高生組織、内閣府/全国生徒会防災サミットを対面開催/防災を“自分ごと”に

 防災を“自分ごと”に。全国の生徒会で本気で議論します--。中学生、高校生の防災意識の向上などを目的に活動している「NSF PROJECTs」と、全国の生徒会をつないでいる「生徒会会談」、内閣府が23日に「全国生徒会防災サミット2026」を開いた。運営を含めて約120人の中高生が参加。被災時の対応や学校の防災に関する課題、学生防災白書2026などについて議論した。  サミットはオンライン開催した2…

2026年3月24日[4面]

東京都/三宅島で地熱発電検討/26年度に初の可能性調査

 東京都が2026年度に地熱発電のポテンシャル調査を三宅島で実施する。伊豆諸島でのエネルギー地産地消や災害時の電力網強靱化、排出二酸化炭素(CO2)削減などを目的に実現可能性を探る。初弾調査は三宅島全体を対象とし、有望なエリアを絞り込む。可能性があると確認できれば、27年度以降に詳細な調査や試掘でデータを収集する方針だ。条件が整えば地熱発電を行う民間事業者を公募する。  地熱発電は、火山島での有望…

2026年3月24日[5面]

横浜市/労務費ダンピング調査実施/4月公告案件から適用

 横浜市は、4月1日以降に入札を公告あるいは指名通知する工事案件から、労務費ダンピング調査を実施する。低入札価格調査制度の適用案件(総合評価方式、WTO対象)が対象。工事は製造を含むが、物品の製造は含まない。最低制限価格制度の適用案件と随意契約は対象外とする。2025年12月に施行された改正公共工事入札契約適正化法(入契法)に伴う措置。落札予定者の直接工事費が一定水準を下回った場合、理由書の提出を…

2026年3月23日[1面]

国交省と建設業4団体が申し合わせ/26年も6%賃上げへ/労務費確保など推進

 国土交通省と建設業の主要4団体が19日に都内で開いた意見交換会で、技能者の賃上げ目標として、2026年に「おおむね6%上昇」を目指すことで合意した。足元の賃上げ状況を踏まえると高いハードルとなるが、25年と同水準の目標を掲げることで、持続的な賃上げへの対応を各団体の会員企業などに求める。25年12月施行の改正建設業法に基づき、民間工事を含めた労務費の確保・行き渡りの徹底や生産性向上を官民で推進す…

2026年3月23日[1面]

国交省/『ダムを見に行こう春号』発刊/絶景やイベントを紹介

 国土交通省は、全国のダムを観光資源として紹介する広報誌『ダムを見に行こう春号2026』=写真(国交省提供)をリリースした。ダムと桜のコラボレーションをはじめ、春ならではの美しい景色やイベントを紹介している。埼玉県の浦山ダムは設備点検の一環で堤体をライトアップする。近接する秩父清雲寺のしだれ桜も同時にライトアップ。桜とダムの絶景が楽しめる。  広島県の椋梨ダムは白竜湖花火大会の開催を予定。県内で最…

2026年3月23日[2面]

建研/JIS改正で混合成分の割合拡大/コンクリート性能は同等確認

 建築研究所(建研、福山洋理事長)は、クリンカと石こう以外の混合成分の割合を現行の5%以下から「10%以下」に変更したセメントを使ったコンクリートの性能について、研究結果を公表した。変更前後のセメントを使用した国土交通大臣認定コンクリートを比較し、同等の性能であると判断した。混合成分の割合を拡大する日本産業規格(JIS)改正は、23日付の官報で公告する予定だ。  クリンカは、石灰石や粘土、けい石な…

2026年3月23日[5面]

関東整備局/利根川水系治水対策/戸倉、倉渕ダムで現況調査、藤原ダムは設計着手

 ◇“令和の大改修”始動  利根川水系で効果的な流域治水対策を行うため、関東地方整備局は、事業を中断しているダムの活用で調査に乗り出す。上流で降った大量の雨水を安全に流すには、「中止ダム」の活用検討も必要と判断。群馬県内で戸倉(片品村)と倉渕(高崎市)両ダムの現況調査を実施し、藤原ダム(みなかみ町)は増強に向けた設計を行う。10年以上事業が凍結状態にある中止ダムの建設が再び動き出そうとしている。 …

2026年3月19日[1面]

士会連合会、JIA/JAPANアーキテクト、認定制度創設へ基本合意/28年度運用

 日本建築士会連合会(士会連合会、古谷誠章会長)と日本建築家協会(JIA、佐藤尚巳会長)は18日、国際基準に準拠したアーキテクトを認定する制度の創設で基本合意した。両団体が運用する資格のどちらかを保有し、5年以上の建築教育という国際的要件を満たすと「JAPANアーキテクト」(仮)に認定する。2026年度から制度の詳細設計に入り、28年度の運用開始を予定している。  同日、東京都渋谷区のJIA館で調…

2026年3月19日[2面]

NEDO/薄くて曲がる太陽電池の設計・施工ガイドライン/ビル風考慮し荷重を設定

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、軽量で曲げられるペロブスカイト太陽電池などの普及を後押しするため、「設計・施工ガイドライン」を作成した。屋根や建物の壁面など、従来の太陽電池が設置できなかった箇所に取り付けることができる。ガイドラインでは、設計荷重にビル風などへの考慮を求めた。設置に当たっては、特定の箇所に過度な力が加わらない方法を採るべきだとした。施工時には、必要に応じて高所作…

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