行政・団体
2026年7月30日[1面]
26年熊本地震/国交省・建設会社ら、被害調査・復旧に全力/現場力を最大限発揮
熊本県内で最大震度7を観測した地震で、インフラの復旧に向けた緊急対応や救援活動の支援が本格化している。29日、高市早苗首相はインフラ復旧や良好な避難環境の確保を求めた。金子恭之国土交通相は「(今後も)最大震度7程度の地震や二次災害に注意の上、現場力を最大限発揮し被災者、被災地に寄り添い、災害対応に全力で取り組む」よう指示した。現地ではゼネコンや地域建設会社が応急復旧、桁ずれした橋梁の調査、物資供…
2026年7月30日[2面]
日建連会員4~6月受注、総額12・8%減/過去10年で2番目の水準
日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は29日、会員92社の6月の建設受注調査結果を公表した。2026年度第1四半期(4~6月)の受注額は前年同期比12・8%減の4兆2375億円となった。過去10年で2番目の水準。内訳を見ると、国内が4兆1559億円(前年同期比10・9%減)、海外が815億円(58・4%減)。国内の内訳は、民間が3兆0432億円(21・2%減)、官公庁が1兆1027億円(37…
2026年7月30日[4面]
森記念財団/日本の都市特性評価2026公表/港区が3年連続首位
森記念財団(森浩生理事長)は、「日本の都市特性評価2026」の結果を29日に公表した。「経済・ビジネス」や「生活・居住」など6分野87項目の指標で、都市の特性を総合的に評価。東京23区の合計スコアは港区が3年連続で1位を獲得した。政令市などを含めた136都市では札幌市が2025年の9位から7位にランクアップした。 対象は東京23区と136市(政令市、県庁所在地、人口17万人以上)に分けて行った…
2026年7月30日[9面]
28日に発生した最大震度7の2026年熊本地震により、熊本県内を中心に人的被害や道路、橋梁などのインフラ、建物への被害が相次いでいる。高速道路では各所で橋梁の桁ずれ、国道では路面の段差による通行止めが発生、九州新幹線も地震発生直後から運転を見合わせるなど影響が広がっている。こうした中、九州地方整備局や業界団体が被災状況把握や応急復旧に乗り出している。=1面参照 九州整備局は29日午前、被災状況…
2026年7月29日[1面]
日建連首脳が会見/骨太方針評価、具体化へ/不動協の協議への設備団体参加前向き
日本建設業連合会(日建連)の押味至一会長ら幹部が28日、都内で開いた理事会後に記者会見した。政府が21日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太の方針)」に対し、押味会長は「責任ある積極財政が方針に明確に位置付けられた」と高く評価した。「従来の一律抑制型から脱却し、物価や賃金の上昇を的確に反映した予算編成方針が明記されたことは、インフラ整備を停滞させない大きな一歩だ」と受け止め…
2026年7月29日[1面]
国交省/統合的インフラマネジへ方向性、群マネ制度化や業界力向上
国土交通省は、新しいインフラマネジメントの在り方として目指す方向性をまとめた。整備後のメンテナンスだけでなく、計画・設計や集約・再編などの全プロセスを貫く統合的なマネジメントを実現する方策として「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」を推進する制度の検討などを打ち出す。地域建設業を含むインフラマネジメント産業の「業界力」の向上をうたい、その健全な発展を支える仕組みや、維持管理を合理的に受…
2026年7月29日[2面]
日建連/25年度会員企業決算/完成工事高1・4%増、粗利益率は12・6%
日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)がまとめた会員企業の2025年度決算状況によると、回答した112社の売上高は合計19兆4780億円で、前年度比1・4%増となった。完成工事高は1・4%増の18兆3610億円だった。完成工事総利益(粗利益)率は前年度比2・7ポイント上昇の12・6%。本業のもうけを示す営業利益は1兆3180億円(前年度比44・9%増)、経常利益は1兆4590億円(45・7%増…
2026年7月29日[10面]
大阪府/ナフサ由来資材の追加調達費、設計変更で計上可能に/8月から運用
大阪府都市整備部は中東情勢の変化による建設資材の流通状況を踏まえ、ナフサ由来資材の代替資材の調達や流通経路の見直しで発生する追加経費を設計変更で計上できるようにする。受注者が資材調達のリスクを抱え込まず、安心して施工・受注できる環境を整える。8月1日以降の単価適用年月日を用いて積算業務に着手する工事から適用を始める。住宅建築局の発注工事は除く。 対象となる「調達検討資材」は発注者が工事ごとに確…
2026年7月28日[1面]
国交省、日建連/意見交換フォローアップ開始/工期順守必要時の柔軟な対応議論
国土交通省と日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は5、6月に全国9地区で行われた意見交換会の内容を踏まえた対応を話し合う会合を始めた。本年度から議論する新規テーマの一つとして「働き方改革と工期順守の両立に向けた検討」を挙げる。道路の供用開始日や河川の出水期などの事情があり工期を延ばしにくい工事で、工期短縮に役立つ新技術の導入を柔軟化するなど対応が可能かどうか検討する。 意見交換会のフォロー…
2026年7月28日[2面]
第221特別国会/国交省関係5法成立/改正下水道法・道路法、省エネ法など
第221特別国会では政府が提出した64法が全て成立した。このうち国土交通省関係は5法が成立し、関連分野の法改正も相次いだ。改正下水道法・道路法は昨年1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえ、道路管理者と占用者の連携強化や点検調査の高頻度化、適切な管路更新の促進、占用工事後の竣工図提出の義務付けなどを盛り込んだ。 国交省関係のうち改正建築物省エネルギー法は、資材製造から解体までのライフサ…