行政・団体
2026年7月24日[1面]
建築関係2法案が成立へ/士法と省エネ法改正、担い手確保と脱炭素化促進
今国会に議員立法として提出された建築士法改正案と、政府が提出した改正建築物省エネ法が23日の参院国土交通委員会で可決された。会期末直前の24日の参院本会議で可決されれば成立する。将来の建築士を確保するため、在学中に建築士試験(1・2級、木造)を受験可能にするなど受験・免許要件を緩和。建築物の資材製造から施工、運用、解体までの全段階の脱炭素化を促進するライフ・サイクル・カーボン(LCCO2)評価制…
2026年7月24日[1面]
不動協/日建連との協議体幹事会で重層化の課題議論/設備団体参加に前向き
不動産協会(不動協、吉田淳一理事長)は23日の理事会後に開いた記者懇談会で、日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)と設けた「持続可能な建設業および不動産業の実現に向けた協議会」に関連し、初めて開いた幹事会の概要を説明した。サブコンの施工力や重層下請構造の要因、課題などを議論。今後は設備関連団体の参加も視野に入れている。 不動協と日建連の話し合いは、「協議会」の傘下に「幹事会」を設け、事務レベ…
2026年7月24日[2面]
泥土リサイクル協会(泥リ協、嘉門雅史理事長)は、建設汚泥の適正な現場利用と工事間利用を促すための制度改正を国土交通省と環境省に申し入れた。建設汚泥を建設リサイクル法の特定建設資材に位置付けることや、発注者が現場内利用と工事間利用を検討することの義務化などが柱。地域で資源を循環させる「地域循環型リサイクル」の実現を求めた。 嘉門理事長が15日、国交省の森下博之総合政策局公共事業企画調整課長と、環…
2026年7月23日[1面]
国交省ら4省/電子入札システム、27年度末統合へ/デジタル庁と検討
国土交通省、農林水産省、防衛省、文部科学省は、公共工事分野の公共調達電子入札システムを2027年度末までに統合する方向で検討に入る。デジタル庁とともに統合に向けた対応を26年度に始める。政府が21日に閣議決定した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」に盛り込んだ。同計画に基づき、工事・業務の電子契約システムの効率化、リモート署名の取り組みなども進める。 政府業務のデジタル化を巡る取り組みの一環…
2026年7月23日[2面]
政府は、21日閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2026」(骨太方針)に、「令和の国土強靱化対策を断行する」とうたった。国土強靱化実施中期計画や国土強靱化年次計画2026の施策は、通常歳出とは別の「『強く豊かな日本』投資枠」で推進する。投資枠は2027年度予算の編成過程で、上限額を設けずに予算要求でき、予算額を示さない事項要求も認められており、国土強靱化関係は前年度の規模に関わらない予算…
2026年7月23日[6面]
建コン協/北海道開発局らと意見交換会/業務スライドの適切な運用など要望
建設コンサルタンツ協会(建コン協、大本修会長)は21日、札幌市中央区のホテル札幌ガーデンパレスで北海道開発局と北海道、札幌市との意見交換会を開いた=写真。建コン協は▽担い手確保・育成のための環境整備▽技術力による選定▽品質の確保・向上など-五つの柱で改善を要望。新たな項目として「スライド制度(業務スライド)試行導入の適切な運用」「賃上げ加点方式の廃止」を求めた。 意見交換会には建コン協から大本…
2026年7月23日[8面]
兵庫県/コウノトリ但馬空港在り方検討で最終報告案/将来研究に空飛ぶクルマ活用など
兵庫県は14日、コウノトリ但馬空港(豊岡市上佐野)の在り方を検討する懇話会の第7回会合を開き、最終報告案を取りまとめた。現有の空港施設を最大限活用しつつ、県と運営会社、地元が一体で、旅客増や防災機能強化など価値向上に取り組む方針を提示。空飛ぶクルマの活用や滑走路延長などを将来に向けた研究課題に位置付けた。 報告案は、今後あるべき姿に▽人とモノと地域をつなぐ空の玄関口▽多様なモビリティの結節点▽…
2026年7月23日[9面]
下関北九州道路整備促進期成同盟会ら/山口県下関市で促進大会開く
◇整備手法の早期決定を 山口県下関市と北九州市小倉北区を長大つり橋で結ぶ「下関北九州道路」(下北道路、延長約8キロ)の実現に向け、下関北九州道路整備促進期成同盟会(会長・村岡嗣政山口県知事)など9団体は21日、下関市で整備促進大会を開いた。国会議員や山口、福岡両県の関係自治体、県議会、経済団体などから約400人が出席。整備手法の早期決定などを国に求める決議を採択した。今秋に関係省庁に提出する。…
2026年7月22日[1面]
国交省/就業体験モデル事業開始/建設業の魅力発信、民間にノウハウ水平展開
国土交通省は、建設業の就業体験や魅力発信のモデル的な取り組みを始める。今夏以降、技術職や技能職の仕事内容を無料で体験できるプログラムを全国各地で展開。テレビやSNSを通じ、職人の技に迫る番組などのPRコンテンツを発信する。まずは国の予算を活用した実証事業と位置付け、若年層への訴求効果を分析し、継続的な実施に必要な方法・費用を検証。建設業団体や個社が活用可能なガイドラインに成果をまとめ、2027年…
2026年7月22日[2面]
骨太方針/公共事業評価見直し明記/総合的インフラマネジメント推進
政府が決定した「経済財政運営と改革の基本方針2026」(骨太方針)に、社会資本整備や防災・減災・国土強靱化に関するさまざまな取り組みが挙がった。高市早苗首相が目指す「強い経済」の実現に、「社会資本を戦略的に整備することが重要」と明記。建設産業の生産性向上、賃処遇改善、地域のインフラの整備力などを進めると記した。公共事業評価や社会的割引率を見直すことも書かれ、「アップデートしたい国土交通省の姿勢が…