工事・計画
2025年7月2日[4面]
トヨタ不ら/トヨタアリーナ東京(東京都江東区)竣工、設計施工は鹿島・10月開業へ
トヨタ不動産らは1日、東京都江東区で建設していた複合アリーナ「トヨタアリーナ東京」が竣工したと発表した。プロバスケットボールのチーム「アルバルク東京」の本拠地になるほか、コンサートやMICE(大規模なイベント)の開催も可能。建物は延べ3・8万平方メートルの規模で、鹿島が設計・施工を手掛けた。10月3日に開業する。 事業はトヨタ不とトヨタ自動車、トヨタアルバルク東京の3社で推進している。建設地は…
2025年7月2日[5面]
相模原市/相模原駅北口土地利用計画案、業務・商業・居住など5機能を導入
相模原市は1日、「相模原駅北口地区土地利用計画(案)」を公表した。多様な交流が新たな価値を生み出す「グリーン×ライフ×イノベーションシティ」をコンセプトに設定。業務、商業、居住、交流ハブ、交流にぎわいの5機能を適正に配置する。意見募集を経て8月以降に計画を策定する見通しだ。 計画案によると機能別配置は、JR相模原北口駅前に業務開発共創機能を優先整備する。施設は中層で延べ床面積は3万~6万平方メ…
2025年7月2日[8面]
三郷駅前地区再開発(愛知県尾張旭市)、事業計画を変更・事業費209億円に/組合
愛知県尾張旭市の三郷駅前地区市街地再開発組合(秋田誠三理事長)は、再開発事業の事業計画を変更する。建設資材や人件費の高騰を踏まえ、事業費を約54億円増の約209億円(公共施設の内装など想定工事費5億円含む)に見直した。施設規模や整備範囲などの見直しに伴い事業スケジュールも変更。当初は2025年度中の本体着工を見込んでいたが、27年4月に着工し29年度内の完成を目指すことにした。施行期間も31年3…
2025年7月2日[15面]
岡山県井原市/313号沿いににぎわい創出拠点計画、条件整理へ8月に対話
岡山県井原市は、芳井町の国道313号沿いに道の駅の機能を備えた「にぎわい創出拠点施設」の整備を計画している。スーパーマーケットや農産物の直売所、子どもの遊び場などを備え、2029年度の開業を目指す。施設の設計や建設、運営には民間のノウハウを活用する方針で、事業実施に向けた条件を整理するため、サウンディング(対話)型市場調査を8月に実施する。 基本計画によると、計画地は山成酒造西側の約2万800…
2025年7月1日[4面]
国立美術館/映画・マンガ・アニメ作品等収蔵施設基本設計/安井建築設計事務所に
国立美術館は「映画、マンガ、アニメ等作品及び中間生成物等収蔵施設基本設計業務」の委託先候補を安井建築設計事務所に決めた。相模原市中央区にある国立映画アーカイブ相模原分館の敷地内に、延べ1・1万平方メートル規模の映画フィルムや、マンガの原画とアニメのセル画といった中間生成物の収蔵庫新築に伴う基本設計を行う。2030年度の完成を予定している。 公募型プロポーザル方式(WTO対象)で選定した。プロポ…
2025年7月1日[13面]
岐阜県各務原市/新総合体育館総合運動防災公園BTO/JPPPOグループに
岐阜県各務原市は、PFIを導入する「各務原市新総合体育館総合運動防災公園整備運営事業」の一般競争入札を行い、ジャパンパブリックプライベートパートナー機構(JPPPO)を代表企業とするグループを落札者に決めた。落札額は159億0074万4796円(税込み)。6月10日に開札した。提案書を提出したのは1者だった。 代表企業以外の構成企業は東急建設(建設)、市川工務店(同)、東急コミュニティー(維持…
2025年7月1日[19面]
九大箱崎キャンパス跡開発/住商グループが基本計画検討状況を公表/安全性などに配慮
九州大学箱崎キャンパス跡地(福岡市東区、区域面積約28・5ヘクタール)の開発事業を巡り、土地利用の優先交渉権者である住友商事を代表とするグループが基本計画の検討状況を公表した。昨年4月の企画提案の内容から、一部施設の配置場所や仕様を見直した。居住ゾーンでは歩行者の安全性・回遊性の向上とともに、圧迫感軽減につながるよう、建物の高さや形状、配置とする考えを示した。 検討状況は6月3日に開かれた基本…
2025年6月30日[21面]
兵庫県高砂市は、高砂市民病院(荒井町紙町33の1)の移転先について、現文化会館敷地(朝日町1の2の1、約1万6800平方メートル)を最有力候補地に選定した。2024年1月にまとめた同病院将来構想では山陽電鉄高砂駅周辺または荒井駅周辺を候補地とするとしていた。今後は同病院の将来予測などを踏まえ移転計画を具体化していく方針だ。 候補地は文化会館敷地を含めた4案に絞り込んで検討した。現文化会館は山陽…
2025年6月27日[4面]
関東整備局/荒川第2調節池整備26年に一部完成、洪水調節容量は1200万t
関東地方整備局が荒川の治水安全度を高めるため、2018年度に着工した「荒川第2調節池」の一部が26年の出水期に完成する。荒川本川と調節池を仕切る囲ぎょう堤の一部と洪水時に水を取り入れる排水門の整備が…
2025年6月27日[11面]
大垣駅南前地区再開発(岐阜県)、事業計画の具体化推進/準備組合
岐阜県大垣市の大垣駅南前地区市街地再開発準備組合は2025年度、第1種市街地再開発事業の事業化に向け、施設詳細設計など計画の具体化を図る。25年度中に本組合を設立する予定。市は当初予算に補助金として…