技術・商品

日鉄エンジら/床版接合の省力化新工法を開発/交通規制期間を1割短縮 [2020年1月28日3面]

 日鉄エンジニアリングとプレストレストコンクリート(PC)構造物の設計・施工などを手掛ける極東興和(広島市東区、藤田公康社長)は、プレキャスト(PCa)床版同士の接合作業を省力化する工法を開発した。高速道路橋などでの床版取り換えの際、施工効率が上がり、交通規制期間の短縮につながる。
 開発した工法は「エルスジョイント」。エポキシ樹脂モルタルなど、本体コンクリートと引っ張り強度が同等以上の材料を床...続きを読む

熊谷組/CLT床の2時間耐火構造で大臣認定取得/燃え止まり層を薄肉化 [2020年1月28日3面]

 熊谷組は27日、中大規模木造建築の普及に向け、CLT(直交集成板)床の1時間と2時間の耐火構造で国土交通大臣認定を取得したと発表した。火災時に燃焼を食い止める「燃え止まり層」を通常よりも薄くしている点が特長。表面材もさまざまな種類を選択でき、設計の自由度を高めた。今後は柱と梁でも1年以内に1~3時間耐火構造の大臣認定の取得を目指す。
 同社は昨年3月、CLT壁で1~2時間の耐火構造で大臣認定を...続きを読む

西松建設、新潟大学/下水汚泥焼却灰からリン回収技術を開発/回収率82%に向上 [2020年1月24日3面]

 西松建設と新潟大学は、下水汚泥焼却灰から肥料に利用できるリンを高効率で回収する技術を共同開発した。従来技術は焼却灰に含まれるリンの回収率が30~40%程度だった。開発した技術では回収率を倍以上の82%に高めた。回収後の残りかすを建設資材の原料に再利用することも可能という。5年以内をめどに実用化を図り、下水処理施設の整備工事で技術提案などにつなげていく。
 下水処理場で発生する汚泥の焼却灰には、...続きを読む

デジタル関連機器メーカー/インフラメンテ見据え開発促進/非破壊検査に技術応用 [2020年1月24日3面]

 デジタル関連機器メーカーが、インフラメンテナンスなどを見据えて技術やサービスを拡充している。コニカミノルタはPC橋のPC鋼線の破断などを非破壊で即座に把握できる技術を開発。夏前にも正式リリースする。オリンパスは、材料内部の傷や空洞などより細かく把握できる超音波探傷器を、昨秋に発売した。富士フイルムは、コンクリート構造物を撮影した写真から、ひび割れを自動抽出する画像診断サービスを展開中で、利用が伸...続きを読む

戸田建設/セントルの統合管理システム開発/トンネル覆工コンクリの品質向上 [2020年1月23日3面]

 戸田建設は、トンネルの覆工コンクリート施工に用いるセントル型枠のセット作業や打設中の挙動監視、出来形管理などを統合管理するシステムを開発した。セントルに設置した複数の光学ミラー(プリズム)をトータルステーション(TS)で自動的に追尾測量することで、リアルタイムに作業の関連情報を取得し、タブレット端末でモニタリングできる。覆工作業の省力化や効率化、コンクリート打設速度の的確な調整などが可能となり、...続きを読む

日本工営/再生れんが骨材の開発・普及活動加速/バングラの骨材不足解消に貢献 [2020年1月22日3面]

 日本工営が海外プロジェクトを中心に環境配慮の取り組みを加速する。相次ぐ都市開発プロジェクトの実施によって骨材が不足しているバングラデシュで、現地の大学と連携し建設現場から出る破砕れんがを使った「再生れんが骨材」の開発を目指す。2020年度以降、同国のプロジェクトに適用し廃材の有効利用につなげる。開発した再生骨材の導入を推し進め、建設コストの低減と工期短縮に貢献する。
 同国の骨材不足解消に向け...続きを読む

大成建設ら/生コンデータとCIMを連携/ダム施工の品質情報蓄積 [2020年1月22日3面]

 大成建設らのコンソーシアムは、ダム工事で用いる生コンクリートのデータとCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を連携させ、生コン車ごとの供給箇所や品質情報を蓄積するシステムの実用化にめどをつけた。コンクリート打設作業に従事する作業員にICタグリーダーを装着し、打ち込み位置情報を自動的に把握する手法を確立。生コン車ごとの単位水量やスランプの連続測定手法も構築した。生コン打設の進...続きを読む

キッズウェイら/クラウド型現場管理システムを開発/ビデオチャットなど搭載 [2020年1月21日3面]

 IoT(モノのインターネット)事業などを手掛けるキッズウェイ(愛知県瀬戸市、伴覚守社長)と大和ハウス工業、フジタの3社は、クラウド型管理システムを共同開発した。現場監督ら関係者同士をつなぐアプリケーションで、スマートフォンやタブレット端末に対応。最大4人が活用できるビデオチャット機能やお互いに書き込みが可能な「ホワイトボード機能」などを搭載している。業務の効率化が可能で、働き方改革を後押しする。...続きを読む

大成建設、ケー・エフ・シー/ロックボルトの新施工法開発/注水圧調節で定着力向上 [2020年1月20日3面]

 大成建設とケー・エフ・シーは、山岳トンネル工事に使うロックボルトの新しい施工工法を共同開発した。地山に打ち込んだロックボルトに水を注入し膨らませることで、地山に定着させる。湧水が発生する地山にも適用でき、地山が大変形を起こしても破断しない点が特長だ。ロックボルトの破断に伴う再打設などの手間やコストの増大、工期の遅延を回避できる。
 開発した「T-Flexible Bolt(ティー・フレキシブル...続きを読む

アジア航測/3D地図データ自動作製技術を開発/アシスト図化方式で構造物の位置把握 [2020年1月17日3面]

 アジア航測が3D地図データを高精度に自動作製する技術を開発した。撮影画像と車載型の「モバイル・マッピング・システム(MMS)」で取得した点群データを利用し、道路標識や信号機といった道路構造物の種類を人工知能(AI)で判別。独自開発した「アシスト図化方式」で構造物の位置をより鮮明に描写することができる。同社が受託する3D地図の作製業務などに積極展開する考え。
 開発した地図作製技術は、案内標識や...続きを読む

佐藤工業、栗本鉄工所/厚塗り溶接部分の健全性検査器を開発/反響音をAIが解析 [2020年1月17日3面]

 佐藤工業は16日、栗本鉄工所と共同で鋼構造物の溶接部分の健全性を検査する技術を開発したと発表した。摩耗した鋼材を厚塗り溶接した際に、溶接が適切にできているか判定できる。特定周波数を鋼構造物に与え、反響音を人工知能(AI)で解析して不良部を検出する。佐藤工業は今後、反響音をAI解析する技術をコンクリートや埋設物の検査にも応用し、技術の適用範囲を拡大する考え。
 厚塗り溶接した部分には施工箇所に細...続きを読む

鹿島/シールド工事の掘進管理全般支援システムを開発/トラブル予兆に警報 [2020年1月16日3面]

 鹿島は15日、シールド工事の掘進管理全般をサポートする新システムを開発し、実工事に適用したと発表した。熟練オペレーターの操作記録などシールド掘進中に得られる膨大なデータを統計処理。データの変動傾向を自動的に分析することで、トラブルにつながるリスクを評価・判断する。トラブルの予兆を警報で知らせるとともに、確認すべきデータ変動や対応策なども表示される。シールド工事の全自動化に向けた取り組みの一つとな...続きを読む

大成建設/石綿含有吹付材の除去工法を開発/狭い場所でも短工期・低コストで [2020年1月15日3面]

 大成建設は14日、建物の改修・解体工事に伴う石綿(アスベスト)含有吹き付け材の除去作業で、吹き付け材を除去しにくい狭い場所でも少量の高圧ウオータージェットで安全に除去できる工法を開発したと発表した。広範囲に隔離養生を行う従来の手法と比較して養生などの手間が少なく、低コスト、短工期で除去できるという。
 開発した「T-ジェット」工法は、高圧水発生装置を使って少量の水で入り組んだ狭い箇所の吹き付け...続きを読む

MCデータプラス/CCUS登録支援キャンペーン開始/3月末まで無料サービス [2020年1月15日3面]

 MCデータプラス(東京都渋谷区、飯田正生社長)は、安全書類作成サービス「グリーンサイト」に登録している下請会社向けに、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録を支援する機能を無料で提供するキャンペーンを始めた。期間は3月31日まで。キャンペーンにより登録推進を後押しする狙いがある。
 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)が、同社に対してCCUSの登録促進に対する協力を要請していた。
...続きを読む

日本工営/中央研究所にDNA分析室を設置/次世代シーケンサーで配列解読 [2020年1月14日3面]

 日本工営が茨城県つくば市の中央研究所に、環境中に放出された生物のDNA(環境DNA)を解析する専用の分析室を設置した=写真。DNAの配列を読み取る「次世代シーケンサー」など最新設備を導入。解析室の完成を契機に、同社は技術政策に掲げる環境DNAへの取り組みを一層推し進める。
 完成したのは「環境DNA分析室」(通称・DNAラボ)。2019年10月31日に開設した。次世代シーケンサーを活用し、DN...続きを読む
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