技術・商品

清水建設ら/画像情報からRC構造物3Dモデル形成/劣化予測システム確立めざす [2020年11月27日1面]

 清水建設と米カーネギーメロン大学(CMU、ペンシルベニア州ピッツバーグ)は、ドローン(小型無人機)で計測したRC構造物の画像情報から高精度な3Dモデルを形成するシステムを共同開発した。3Dモデルには微細なひび割れなどの損傷情報も反映可能。インフラ劣化予測技術の高度化を目指している。今後は高精度3Dモデルをベースに構造物の耐力や余寿命を解析するシミュレーション技術を開発。データ計測から評価・診断ま...続きを読む

若築建設/水中ジャイロを開発/つり荷の水中での水平回転を遠隔制御 [2020年11月27日3面]

 若築建設は、クレーンの揚重作業でつり荷の水平回転が遠隔制御できる「水中ジャイロ」を開発した。装置内部のフライホイールを高速回転させると発生するジャイロ効果を応用。作業員はタブレット端末を使って陸上、船上で操作できる。内閣府沖縄総合事務局発注の「那覇港(浦添ふ頭地区)防波堤(浦添第一)(災害復旧)築造工事」で根固めブロックの据え付けに適用した。
 水中ジャイロは高さ2470ミリ、直径2131ミリ...続きを読む

竹中工務店/自立式超低温倉庫システムを開発/結露や結氷を防止 [2020年11月26日3面]

 竹中工務店は、マイナス40度以下の超低温域で製品が保管できる「自立式超低温倉庫システム」を開発した。市場ニーズが高まりつつあるバイオ医薬品の保管に対応。倉庫を囲む全面に断熱パネルを設置して自立させた独立構造。建物の躯体を通じて熱が伝わるヒートブリッジの要因となる建屋構造体から支持材を無くし、外周部で発生する結露や結氷を防ぐ。既存の躯体支持方式よりも工期が短縮でき、同等以下のコストで導入可能という...続きを読む

西日本高速会社、三井住友建設/超高耐久橋が12月に完成へ/非鉄性材料で腐食防止 [2020年11月26日3面]

 西日本高速道路会社と三井住友建設が共同開発した超高耐久橋梁「デュラ・ブリッジ」を適用した高速道路本線橋・徳島自動車道(土成IC~脇町IC間)の「別埜谷橋」(徳島県阿波市)が12月に完成する。デュラ・ブリッジは緊張材として非鉄性材料を使っている点が特長。鉄分を含まないため腐食せず耐久性が飛躍的に向上する。維持管理費用の低減などが期待できる。
 別埜谷橋は新設の高速道路本線橋として初めてデュラ・ブ...続きを読む

東日本高速会社/自動除雪車、22年度の本格運用めざす/降雪時の動作チェックへ [2020年11月26日4面]

 東日本高速道路会社は、自動化したロータリー除雪車と除雪トラックの本格運用を2022年度から始める。ロータリー除雪車は北海道支社、除雪トラックは新潟支社がそれぞれ研究開発を推進中。北海道支社はオペレーターが運転操作を行わずにロータリー除雪車を自律走行させられることを確認した。今冬に降雪時の動作をテストフィールドでチェックし、来冬には規制措置を講じた上で本線で試験運用する。
 北海道支社は25日、...続きを読む

安藤ハザマ、コベルコ建機/油圧ショベル自動運転へ実証実験実施/1人で2台操縦 [2020年11月26日3面]

 安藤ハザマとコベルコ建機は、油圧ショベルの自動運転技術の確立に向けた実証実験を実施した。1人のオペレーターが油圧ショベルを手動で操縦しつつ、タブレット端末を使って別の無人の油圧ショベルも操作できることを確認した。無人の油圧ショベルは事前にプログラムされた動作を再現。さらに人工知能(AI)が土砂の積み込み先のトラックの大きさなどを認知・判断することで動作がより確実になった。
 実証実験は茨城県つ...続きを読む

清水建設/新形状のPCaボックスカルバートを開発/製作費15%削減 [2020年11月25日3面]

 清水建設は24日、新形状のPCa(プレキャスト)ボックスカルバート「角丸(かくまる)カルバート」を、部材メーカーの千葉窯業(千葉市中央区、池田喜美夫社長)と共同開発したと発表した。トンネル工事のPCa化を推進する一環。隅角部の形状を直角から円弧状にすることで内部に局所的に作用している負荷を低減し、鉄筋コンクリート量を削減する。これによりコストの削減につなげる。
 開発に当たっては清水建設が形状...続きを読む

日本工営、土研/地滑り地形の判読技術を開発/土木技術者の経験をAIが学習 [2020年11月25日3面]

 日本工営らは、人工知能(AI)を活用して地滑りが発生する地形や枯死木の位置を判読する技術を開発した。土木技術者が持つ経験(暗黙値)を与え、ディープラーニング(深層学習)で導き出す。技術者が手作業で行っていたケースに比べ、判読精度を約8割確保。1日で作業を完了し、省力化に貢献する。防災や農業分野での展開する考えだ。
 判読技術は同社と土木研究所(西川和廣理事長)が共同開発した。過去の調査業務で地...続きを読む

東亜道路工業/高耐久改質アスファルトの製造方法改良/プレミックス方式で品質向上 [2020年11月25日3面]

 東亜道路工業は同社が販売する高耐久改質アスファルト「HSバインダー」の製造方法を改良した。従来は混合物製造時にプラントで添加剤を投入するプラントミックス方式で製造していたのに対し、あらかじめ専用工場でアスファルトに添加剤を溶かし込むプレミックス方式に変更。これにより樹脂の偏りがなくなって品質が向上すると同時に、製造時の負担が軽減してコストの削減にもつながるという。
 HSバインダーは半たわみ性...続きを読む

大成ロテック/自動運転実現へ長野県伊那市と連携協定締結/自転車走行空間の確保検討 [2020年11月24日3面]

 大成ロテックは、自動運転の実現に向けた道路整備プロジェクトで長野県伊那市と連携協定を締結した。自動運転の実現で課題になる自転車走行空間の確保で同社の技術を活用する。自動運転との両立が可能な自転車の走行空間を整備することで、おおむね3年後の自動運転実現を目指す。大成ロテックの西田義則社長と伊那市の白鳥孝市長による調印式が11日に行われた。
 伊那市では、ソフトバンクとトヨタが共同出資して立ち上げ...続きを読む

竹中工務店ら/名古屋テレビ塔の4本足基礎に免震装置設置/張力制御装置を開発 [2020年11月24日3面]

 竹中工務店と日建設計が取り組んだ名古屋テレビ塔(名古屋市中区)の免震工事が完了した。高さ180メートル、4000トンのタワーをジャッキアップし、4本足の基礎に免震装置を設置。裾広がりの建築物には常に広がろうとする「スラスト」と呼ぶ力が働く。力を受け持つ既設基礎梁を新設の鉄骨タイビームに移行しながら免震装置を安全に設けるため、張力制御装置(TCD)を開発。張力を厳密に制御して施工し、完成後の塔脚ス...続きを読む

三井住友建設/独自高強度コンクリ使ったPCa床版接合工法を開発/現場配筋を省力化 [2020年11月24日3面]

 三井住友建設は20日、独自開発した高性能コンクリート「サスティンクリート」を使ったPCa(プレキャスト)床版の接合工法を開発した。高強度のサスティンクリートを使うことでループ鉄筋などによる補強が不要になり、現場での配筋作業が省力化する。サスティンクリートには産業副産物が使われているため、製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を削減し、低炭素化にも貢献する。
 サスティンクリートは鋼繊維を混入した超...続きを読む

大成建設ら/締め固め自動計測システムを道路舗装に適用/計測点数を大幅増加 [2020年11月20日3面]

 大成建設や大成ロテックらは、締め固め度を自動計測する品質管理システムを道路舗装工事に試行適用した。締め固め作業を行う振動ローラーに、可動式の自動計測装置を搭載。作業後に施工範囲を全面的に計測できる。人による作業に比べ計測点の数を大幅に増やすことが可能。今後は温度管理機能なども付加する。将来的には自動運転との連携を目指す。
 導入した「T-iCompaction(ティー・アイ・コンパクション)」...続きを読む

戸田建設/盛り土施工時の沈下防止対策工法を開発/低コストで引き込み沈下を抑制 [2020年11月20日3面]

 戸田建設は、軟弱地盤での盛り土施工時に周辺地盤の引き込み沈下を低コストで防止する「スリムウォール工法」を開発した。親杭を支持層まで打ち込み親杭間に鋼板を挿入、地盤の縁を切って引き込み沈下を防ぐ。実証試験を行い親杭長に対し約半分の深さまで鋼板を挿入するだけで、鋼矢板全面施工と同等の沈下量抑制効果があると確認した。コスト、作業時間とも約20%の縮減を実現する。
 実証試験では軟弱な粘性土地盤に同工...続きを読む

日本工営/下水道管の維持管理効率化手法を確立/独自解析で腐食レベルを評価 [2020年11月19日3面]

 日本工営が下水道管路を効率的に維持管理する手法を確立した。管路のサイズや敷設年数などの条件を独自の解析ソフトに入力すると、数分で管路の耐荷力と腐食レベルの評価結果が得られる。従来の目視や打音による点検に比べ客観的な指標を基に経年劣化が判定できる。優先的に対策が必要な管路を割り出せる。同社は老朽管を保有する自治体の発注業務で積極的に提案する方針だ。

 マネジメントシステムは、ソフトウエアベンダ...続きを読む
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