技術・商品
2025年8月8日[3面]
安藤ハザマ、NTT/次世代通信基盤で1000キロ遠隔施工管理、25年度内に実証
安藤ハザマとNTTは次世代通信基盤「IOWN」(アイオン)を活用し、最長1000キロ離れた場所から山岳トンネル現場の施工を管理する。現場を常時監視し、施工段階ではリアルタイムでより精度の高い掘削後形状確認や遠隔臨場検査を実現。供用後の維持管理段階でも変状や経年劣化を早期発見できるようにする。2026年3月までに実証を始める。 7日に発表した。アイオンを活用したトンネル施工管理の遠隔化、自動化方…
2025年8月7日[3面]
東京都港湾局ら5者/内窓設置の建材一体型太陽光発電性能検証開始/1月まで
東京都港湾局など5者は、ビルの開口部や壁面を活用する「建材一体型太陽光発電設備(BIPV)」の実用化に向け、都内で発電性能の検証を開始した。場所は東京都江東区青海地区のテレコムセンタービル。西棟7階の内窓にフィルム型ペロブスカイト太陽電池など3種類の次世代型ソーラーセルを設置し性能を把握する。1990年代まで広く使用されていた「熱線反射ガラス」の影響なども調査する。 検証期間は5日~2026年…
2025年8月6日[3面]
五洋建設ら/工事用仮設エレベーターの監視システム開発、稼働状況から揚重計画効率化
五洋建設とセンシンロボティクス(東京都品川区、北村卓也社長)は5日、「工事用仮設エレベータモニタリングシステム」を開発したと発表した。超高層ビルなど大規模工事の現場で使う仮設エレベーターの稼働データ…
2025年8月5日[3面]
エスシー・マシーナリら/クレーン用デジタル合図無線開発、無線通話を円滑化
清水建設グループで建設機械のレンタルなどを手掛けるエスシー・マシーナリ(横浜市瀬谷区、鎌倉孝光社長)らはプライベートLTE「sXGP」を活用し、タワークレーンオペレーターと玉掛け合図者の無線通話を円…
2025年8月4日[3面]
西松建設、NTT東日本/重機遠隔操作、次世代通信基盤とローカル5G初適用
西松建設とNTT東日本は山岳トンネル施工に用いる建設重機の超遠隔操作で、次世代通信基盤「IOWN APN(アイオン オール・フォトニクス・ネットワーク)」と「ローカル5G」を初適用した。建設現場と遠…
2025年7月31日[3面]
安藤ハザマ/月面放射線防護装置32年に提供めざす、試作品製作やコア技術開発へ
安藤ハザマは30日、月に建設する月面放射線防護装置「宇宙シェルター」と月地下空間構造物「ルナ・ジオフロント」の研究開発戦略を発表した。医療施設やトンネルなどの設計・施工で培った技術やプロジェクトマネ…
2025年7月31日[8面]
長谷工コーポ/奈良県五條市に製造工場、国産スギ使用の新木質建材
長谷工コーポレーションは、奈良県五條市内に国産スギを使って安定品質を実現する新たな木質建材「HS(長谷工サステナブル)ウッド」の製造工場を建設する。HSウッドはスギ丸太から切削した木片(ストランド)…
2025年7月30日[3面]
大林組/MR施工管理システム刷新し協力会社も利用可能に、仕上げ検査25%省力化
大林組は、MR(複合現実)技術を利用して施工確認や検査を行う品質管理システム「holonica(ホロニカ)」をアップデートした。協力会社向けの閲覧・利用機能を新たに実装。情報を円滑に共有し、仕上げ検…
2025年7月30日[12面]
スコープ/熱中症の危険を回避せよ!!、能率協会の猛暑対策展が盛況
暑さ対策の製品やサービスが一堂に会する展示会、第11回猛暑対策展(日本能率協会主催)が23~25日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。今回は規模を拡大し、119社が222ブース(前回84社…
2025年7月29日[3面]
大成建設/プラ仮設資材を環境配慮型に、植物由来の単管キャップ本格導入
大成建設は、建設現場に用いるプラスチック仮設資材を環境配慮型に刷新する。鉄筋や足場などに使う単管パイプの先端に取り付けて擦り傷事故を防ぐための保護キャップを、植物由来の生分解性バイオマスプラスチック…