技術・商品

大林組/工程管理アプリを開発/BIMモデル活用し視覚的に把握 [2021年7月21日3面]

 大林組は工事の進捗(しんちょく)状況がリアルタイムに管理できるアプリケーション「プロミエ」を開発した。クラウドサービスと連携したBIMモデルを活用し、進捗状況が3Dで把握できる。BIMモデルの部材属性情報とも連携。出来高算出や工事費用請求処理が容易になる。まずは部材数が多い鉄骨工事を中心に活用していく。
 プロミエは鉄骨など部材の作業工程などを管理するアプリ。2018年に試験導入し、現場の要望...続きを読む

竹中工務店、極地研/南極氷床掘削施設屋根に軽量・高強度のCFRP適用検討 [2021年7月20日3面]

 竹中工務店と国立極地研究所(極地研)は、南極の氷床掘削計画で設置される掘削施設の屋根架構で、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の活用を計画している。CFRPは高い強度がある上、鉄骨屋根に比べ重量が約40%軽量化できる。日本の南極観測基地(ドームふじ)近くの掘削地点に設置し、2022年度から実証試験を開始。28年にかけて極寒環境下での性能などを調べる。
 CFRPは鉄に比べ重量が5分の1であり...続きを読む

竹中工務店ら4社/室内環境のセンシングシステムを開発/RFIDタグ活用 [2021年7月19日3面]

 竹中工務店ら4社は、ICタグを使い無線通信で情報をやりとりするRFID技術を活用した「室内環境センシングシステム」を共同開発した。RFIDタグを内蔵した環境センサーを電波で起電させ温度や照度などのデータを自動収集し、定期的に情報をクラウドサーバーに送る。集まったデータを設備機器の最適制御に活用する。センサーの電池交換が不要な無線方式で電波が届く範囲であればセンシングが可能という。
 システムは...続きを読む

大林組/山岳トンネルのセントル全自動セット工法を開発/品質向上、省人化 [2021年7月15日3面]

 大林組と岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義社長)は、山岳トンネルの覆工コンクリート工事で移動式鋼製型枠(セントル)を全自動でセットするシステムを共同開発した。セントルに自己位置・傾斜を把握する測量やセンシング機器、移動を指示する駆動指令部を搭載。ボタン操作で所定位置に正しくセットできる。覆工コンクリート工事に必要な作業員を従来の3分の1に減らせる。
 測量機械や傾斜計などのセンシング機器が自己位...続きを読む

飛島建設、早大/音響可視化システムを開発/音圧をMRで投影 [2021年7月14日3面]

 飛島建設と早稲田大学基幹理工学部表現工学科の及川靖広教授は、音の強さ(音圧)がリアルタイムに可視化できるシステムを共同開発した。ヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)を装着すると、MR(複合現実)技術を活用しレベルごとに色分けした音圧分布が実空間に投影できる。奥行き方向の計測位置が把握しやすくなる。工事の騒音対策などに活用する。飛島建設の現場で試験運用し性能を高めていく。
 音響可視化システ...続きを読む

フジタら/全自動ドローンシステムを開発/現場測量と安全巡視を無人化 [2021年7月13日3面]

 フジタとセンシンロボティクス(東京都渋谷区、北村卓也社長)は、建設現場内の測量と安全巡視が無人化できる「全自動ドローン(小型無人機)システム」を共同開発した。独自の自動写真測量技術を搭載した機体と専用基地などを使用。建設現場では国内初の目視外補助者なし飛行(レベル3)を可能にした。省人化に加え、作業効率も飛躍的に向上する。
 自動写真測量にはフジタが開発した簡易ドローン測量技術「デイリードロー...続きを読む

西松建設ら/産業廃棄物活用した流動化処理工法を開発/処理土の流動性向上 [2021年7月9日3面]

 西松建設と宮城大学食産業学群の北辻政文教授は、製紙工場で出るペーパースラッジが主原料の混和材と建設発生土を混ぜ、現場内で流動化処理土を製造する技術を確立した。ペーパースラッジに含まれる微細繊維などの効果で材料分離が小さく、安定した品質の流動化処理土が製造、打設できる。製紙業界で課題になっているペーパースラッジの有効活用にもつながる。
 ペーパースラッジを使った流動化処理工法は処理土の流動性を高...続きを読む

飛島建設ら/トンネルのコンクリ吹き付け工法を開発/跳ね返りと粉じん抑制 [2021年7月8日3面]

 飛島建設とエム・シー・エス(山梨県韮崎市、河西哲夫社長)、すばる建設(埼玉県三郷市、稲村隆浩社長)の3社が山岳トンネル工事向けのコンクリート吹き付け工法を開発した。専用の型枠と吹き付け材を使うことで、作業時間が従来よりも短縮できる。吹き付け材の跳ね返りを低減して粉じんによる坑内環境の悪化も防ぐ。実工事に適用し効果を確認した。
 「スマート・ライニング・システム」はトンネル内の地山に専用型枠を当...続きを読む

東京ガス、鹿島/CO2吸収コンクリ製造/排ガス利用、実工事に導入 [2021年7月8日1面]

 東京ガスと鹿島は7日、都市ガス使用時の排ガスを利用した二酸化炭素(CO2)吸収型コンクリートの製造を開始したと発表した。東京ガスの施設で試験製造を行い吸収・固定化が可能と確認。製造したブロックを実工事に導入した。CO2固定量をさらに増やす技術開発を進め、無筋プレキャスト(PCa)コンクリートブロックの商品化を目指す。都市ガス機器の利用で発生する排ガスを利用したコンクリートの製造は世界初の試みとい...続きを読む

フジタら/遠隔臨場ドローンシステムを開発/ネット経由でリモート操作 [2021年7月6日3面]

 フジタとセンシンロボティクス(東京都渋谷区、北村卓也社長)が「遠隔臨場ドローン(小型無人機)システム」を共同開発した。インターネットでドローンをリモート操作し、撮影した映像などが共有できる。国土交通省が推進する検査などの遠隔臨場に空撮映像情報を提供し、業務の高度化と効率化につなげる。
 センシンロボティクスは産業用ドローンなどを活用したロボティクスソリューションを開発、提供している。同社が提供...続きを読む

竹中土木、東京海洋大/重心検知で作業員の疲労度を評価/現場でデータ蓄積 [2021年7月5日3面]

 東京海洋大学の渡邉豊研究室と竹中土木が、人の重心を検知して疲労状況を評価するシステムの開発を進めている。ヘルメットに搭載した小型センサーで振動を計測し、筋肉疲労や熱中症の恐れなどを把握する試み。実用化を視野に入れて共同研究を進めており、竹中土木の現場でデータ蓄積を始めている。軽量で容易に導入できる点などがメリットとみており、製品化を目指している。
 同研究室は、自動車などの移動体を一対のばね構...続きを読む

三井住友建設、IHIら/タワークレーン運転支援システムの開発に着手 [2021年7月2日3面]

 三井住友建設とIHI、IHI運搬機械(東京都中央区、村上晃一社長)の3社が、タワークレーンの揚重作業で安全性と生産性を高める運転支援システムの開発に着手した。クラウドに構築した三井住友建設の施工情報システムと、IHI、IHI運搬機械のクレーン自動化技術を連携。現場単位で計画し手動で行っていたタワークレーンの操作を支援し、安全性を高めるだけでなくオペレーターの負担も軽減する。
 システムはクラウ...続きを読む

鹿島/山岳トンネルずり出しとコンクリ吹き付けを自動化 [2021年7月1日3面]

 鹿島が山岳トンネル工事を対象に、ずり出し作業とコンクリート吹き付け作業の自動化を実現した。ずり出しはコマツと共同でホイールローダーの自動化に成功。吹き付けは複雑な形状でも設定厚さからプラスマイナス2センチの精度でむらなく仕上げられる。日本建設機械施工協会の施工技術総合研究所(静岡県富士市)に設けた模擬トンネルでのデモンストレーションを6月30日に公開した。
 ずり出しはトンネル坑内用の衛星利用...続きを読む

阪神高速技術ら/路面投射でドライバーに注意喚起/規制工事予告技術を開発 [2021年7月1日13面]

 阪神高速技術は6月30日、テクノ阪神、大日本印刷と共同で、大日本印刷が開発した小型照明装置を使用して高速道路の工事や規制についてドライバーに直感的に分かりやすく知らせる新たな技術を開発したと発表した。
 高速道路上で規制を伴う工事を実施する際は、予告看板の設置などにより、前方で工事を行っていることをドライバーに知らせ、早めの車線変更を案内している。新たに開発した路面への投射技術は、従前の予告看...続きを読む

建設技術研究所/3Dで河川構造物の設計業務効率化/22年中に支援システム構築 [2021年6月28日3面]

 建設技術研究所が、3Dモデルを駆使して橋梁や河川構造物の設計を効率化する取り組みに注力している。樋門や橋脚を対象に、川上の予備設計から川下に当たる配筋設計までの全般を可視化する「設計支援システム」を2022年内に構築。各設計で仕上げた3Dモデルを支援システムに集約し、情報入力のミス防止と業務効率アップを狙う。工程管理や報告書を作成できる機能も付加する考え。
 支援システムは、同社の国土文化研究...続きを読む
1 2 3 4 5 153