技術・商品

新日本空調ら/抗菌ユニットなど開発し換気システム構築/飛まつ感染防止に貢献 [2020年9月18日3面]

 新日本空調は汚染物の封じ込め技術を応用したダクト接続型の「可搬式抗菌フィルターユニット」と、患者の頭部を囲い飛沫(ひまつ)を防ぐ「自立型感染防止フード」を活用し、新たな換気システムを構築した。医療現場を含むさまざまな施設での利用を想定。空気の清浄度を保ちながら新型コロナウイルスの飛沫感染防止に貢献する。
 フィルターユニットとフードは工業用関連機器メーカーの日進技研(東京都千代田区、中嶋貴輔社...続きを読む

鴻池組ら/AI人物検知システムを開発/2段階検知で人と重機の接触災害防止 [2020年9月18日3面]

 鴻池組とニシオティーアンドエム(大阪府高槻市、西尾英一社長)は、人工知能(AI)画像識別を用いて重機への人の近接を検知し接触災害を防止するシステムを開発した。接触リスクが高い範囲を「危険域」として設定し、人が入った場合に自動停止する。その周辺を「警戒域」として設定して警報を発令する仕組みも取り入れ、2段階で接触災害を防ぐ。
 開発した「人物段階検知システム」は、ニシオティーアンドエムの重機接触...続きを読む

日本道路ら/ダンプ用合材付着防止剤自動散布装置を開発/ドライバーの負担解消 [2020年9月17日3面]

 日本道路と田中鉄工(佐賀県基山町、古賀武志社長)は、ダンプトラック向けの「アスファルト合材付着防止剤自動散布装置」を共同開発し、大阪府泉大津市にある泉北りんかい合材センターに初導入した。これまで手作業だった防止剤の散布を自動化し、ドライバーの苦渋作業を解消。荷台からの転落などの事故防止にもつながる。エコマーク付きの防止剤を使用し環境負荷を低減。アスファルト合材の品質低下や防止剤の過散布も防げると...続きを読む

鹿島/RC造建築物の新工法開発/地震時に塑性化位置移動、柱梁接合部の損傷回避 [2020年9月17日3面]

 鹿島は、RC造建築物の柱と梁の耐震性能を高める新工法を開発した。梁端部の主筋にフック付きの補強筋を添え、大地震が発生した場合、梁に塑性化が生じる位置を柱際からスパン中央方向まで移動。梁の曲げ性能を高め、大地震時の柱梁接合部の損傷を低減する。建築技術性能証明を取得済みで一般建物への適用が可能。安全・安心や持続可能性を高める独自工法として集合住宅を中心にRC造建築物へ適用していく。
 開発した「ヒ...続きを読む

大成建設ら/6m継ぎロックボルト打設装置を開発/完全機械化で安全性確保・省人化 [2020年9月16日3面]

 大成建設は、削岩機などの製造を手掛ける古河ロックドリル(東京都中央区、阿部裕之社長)と共同で、3メートルのロックボルト2本を機械的に継ぎ足して6メートルのロックボルトとして打設する装置を開発した。打設装置の全長を抑え、小断面でも機械打設が可能。地山の状態が悪い山岳トンネル工事の切羽近くでの作業を完全機械化し、省人化と安全性向上を実現する。6メートルの継ぎロックボルトを打設する装置は世界初という。...続きを読む

三井住友建設/橋梁の床版取り換え工事設計支援プログラム開発/寸法図作成を自動化 [2020年9月15日3面]

 三井住友建設は14日、橋梁の大規模更新事業の床版取り換え工事で、構造寸法図の作成にかかる時間を従来の3分の1に短縮する設計支援プログラムを開発したと発表した。これまで手作業で行っていたPCa(プレキャスト)床版の寸法や形状などの入力を自動化することで作成時間を短縮する。今後、同プログラムに3Dモデルの自動作成機能を追加し、PCa床版の設置作業時の設計図と実配置の可視化による施工の効率化や精度の向...続きを読む

大成建設/地震波の抽出作業を自動化/AIでノイズ除去、短期間で耐震性能評価 [2020年9月15日3面]

 大成建設は14日、人工知能(AI)と独自のアルゴリズムを組み合わせて、地震計の観測データを自動処理できるシステムを開発したと発表した。地震計の観測データに含まれるノイズをAIで除去し、P波とS波を自動で抽出する。目視で実施していた地震波の抽出作業を自動化することにより、これまで2週間掛かっていたデータ処理が1日で済むという。
 新システムでは地震計の観測データの入手からノイズの判別・除去、P波...続きを読む

羽田みらい開発ら/スマートシティー実現へ実証実験着手/自律走行バスを定常運行 [2020年9月14日3面]

 鹿島ら9社が出資する羽田みらい開発(東京都大田区、山口皓章社長)らは、スマートシティーの実現を見据えた実証実験を、東京都大田区の「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティー)」で18日から開始する。特別装置自動車を自律走行バスとして定常運行する日本初の試みや、人流などをリアルタイムで可視化して施設管理業務の効率化を図る取り組みなどを予定している。
 自律走行バスは...続きを読む

大日本コンサル/道路整備の効果をAIで客観評価するシステムを開発/優先順位を確定 [2020年9月14日3面]

 大日本コンサルタントは、自治体向けに人工知能(AI)を駆使して道路整備の優先順位などを決定する防災・減災システムを開発した。災害時に土砂などで幹線道路が寸断されたケースを想定し、迂回(うかい)路の整備効果などを客観的に評価。少ないコストで大きな効果を見込める道路の整備計画立案につながるよう、AIの評価結果を自治体に提供する。2021年度をめどに実用化を目指す。
 開発したシステムは、激甚化する...続きを読む

ピーエス三菱/半断面床版取替工法を本格適用/1車線通行を維持して施工 [2020年9月14日3面]

 ピーエス三菱は、道路橋の床版を1車線ごとに取り換えることができる「半断面床版取替工法」を、岡山県内で施工中の現場に本格適用した。高耐久継ぎ手構造を取り入れたPCa(プレキャスト)PC(プレストレストコンクリート)床版や、PCa壁高欄など施工効率化技術も合わせて導入。片側2車線のうち1車線の通行を維持しながら、順調に施工を続けている。
 対象工事は、西日本高速道路会社発注の「中国自動車道(特定更...続きを読む

応用地質/AI使うトンネル点検技術を開発/点群データで変状箇所を自動抽出 [2020年9月11日3面]

 応用地質は、人工知能(AI)を駆使して既設トンネルの点検作業を効率化する技術を開発した。3Dレーザースキャナーで取得した点群データを解析し、トンネル内部の画像展開やひび割れした箇所を自動抽出。経験が必要な目視点検よりも高精度な結果を得られる。ヒューマンエラーの防止にもつながる。トンネルの補修を担う施工会社などに提供しインフラの維持管理に貢献する。
 開発技術はトンネル内部の覆工コンクリートを目...続きを読む

飛島建設、鉱研工業/水を使わない長尺ロックボルト打設技術開発/盤膨れ対策に対応 [2020年9月11日3面]

 飛島建設と鉱研工業(東京都豊島区、木山隆二郎社長)は10日、削孔時に水を使わずに長尺のロックボルトを打設できる技術を開発したと発表した。削孔時に水を使わないため地山が膨張せず、適切な深度を確保して削孔が可能。トンネルの地盤強化が図れる。二重管式削孔のため、外管(アウタービット)で孔壁の崩壊を防ぎながら充てん材を注入可能。鉄筋を挿入し、地山に密着した確実な打設ができる。
 同技術は、長期的な風化...続きを読む

清水建設、東大ら/カーボンリサイクルの基盤構築へ共同開発着手/CO2効率回収狙い [2020年9月10日3面]

 清水建設や東京大学など7者がカーボンリサイクルの基盤構築に向けた共同開発に着手する。9日に取り組み開始を発表した。大気から二酸化炭素(CO2)を効率的に回収し、電気化学的に還元してエチレンなどの有用化学原料を生成するカーボンリサイクルの基盤を構築する。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ムーンショット型研究開発事業/2050年までに、地球再生に向けた持続可能な資源循環を実現」事業に...続きを読む

JFEエンジら/橋梁向け自動配筋検査システム開発/75%省力化 [2020年9月10日3面]

 JFEエンジニアリングと、人工知能(AI)アルゴリズムソリューションの開発を手掛けるACES(東京都文京区、田村浩一郎最高経営責任者〈CEO〉)は9日、AIなどを使って橋梁床版の配筋を自動検査する世界初のシステムを開発したと発表した。幅10メートル、長さ153メートルの橋梁で床版全数検査にシステムを導入すると、手計測で20時間かかっていた作業が5時間で完了する。省力化効果は最大75%に達するとい...続きを読む

五洋建設/円柱型の浮体式洋上風力を調査・研究/3者共同研究がNEDO事業に採択 [2020年9月9日3面]

 五洋建設は、浮体式洋上風力発電の低コスト化を目指して、円柱型の浮体を用いる「スパー型浮体式洋上風力発電」の調査・研究を実施する。これまで着床式洋上風力をターゲットに、SEP(自己昇降式作業台)型多目的起重機船の整備などを進めてきた。海洋土木工事の豊富な経験と知見を生かして、浮体式洋上風力にも積極的に取り組んでいく。
 東京電力ホールディングスと東京大学との共同研究で、「浮体式洋上風力発電低コス...続きを読む
1 2 3 4 5 131