技術・商品

竹中工務店/耐火集成木材耐力壁に遮音機能/住宅、宿泊施設へ適用 [2021年9月28日3面]

 竹中工務店は、耐火集成木材「燃エンウッド」シリーズとして開発したCLT(直交集成板)耐力壁に遮音機能を追加した。耐力壁を構成する部材のほぼ中心部に「中空層」を配置。耐火性と遮音性を両立し、隣接する居室からの生活音を遮断する。同社は構造躯体向けに開発した燃エンウッドと合わせ、集合住宅や宿泊施設を中心に年間10件程度のプロジェクトに採用する方針だ。
 耐力壁は、CLTで仕上げた「荷重支持部」の周囲...続きを読む

鴻池組/MRトンネル施工管理システムを改良/遠隔臨場が可能に [2021年9月27日3面]

 鴻池組とソフトウエアメーカーのインフォマティクス(川崎市幸区、齊藤大地社長)は、MR(複合現実)を使ったトンネル施工管理システム(トンネルMR)に遠隔臨場機能を追加した。MR技術で座標を指定しマーカーレスで現実空間にデータを表示する「空間アンカー機能」を導入。トンネルMRと連携が可能な遠隔臨場システムを開発した。
 トンネルMRではゴーグル型端末(ホロレンズ2)を使う。トンネルや周辺の地形、構...続きを読む

清水建設/大阪市のビル現場でOA床施工ロボット公開/省人化率70% [2021年9月24日12面]

 清水建設は21日、大阪市淀川区の「新大阪第5ドイビル建設工事」(ドイ不動産発注)現場で双腕多機能ロボットによるOA床(二重床)施工を建設専門紙に公開した。OA床の実用ロボットによる施工は国内で初めてという。職人と同程度のスピードでOA床を安全・高精度に据え付けている。現在、1日当たり床パネル約200枚分・約50平方メートルを安定的に施工できており、近いうちに約400枚分にまで能力を引き上げる方針...続きを読む

アイエスティー/透水型枠シートをPCa工場に本格展開/余剰水排出で品質向上 [2021年9月24日3面]

 建設資材メーカーのアイエスティー(東京都中央区、近森精志代表取締役)は、プレキャスト(PCa)コンクリート製品の製造時に品質や生産性を高める透水型コンクリート型枠シートを本格展開する。鋼製型枠に張り付けコンクリートを打設すると、気泡などの発生を抑え緻密化できる。鋼製型枠が汚れにくくなり、打設後の洗浄作業が軽減できる。国産間伐材などと同シートを組み合わせた型枠パネルで、コンクリートの長寿命化と木材...続きを読む

清水建設/3Dプリンターでグラデーションカラーのベンチ造形/モルタル4種類切替 [2021年9月22日1面]

 清水建設は、滑らかに色が変化するグラデーションカラーのコンクリートベンチを3Dプリンティングで造形する技術を確立した。自社開発した繊維補強モルタル「ラクツム」を使用。色調が異なる4種類を用意し、ポンプに投入する材料を切り替えてグラデーションを表現した。2022年春に開業予定の複合開発街区「ミチノテラス豊洲」(東京都江東区)の外構に3基設置する。
 ベンチの造形にはラクツムに顔料を混練した「カラ...続きを読む

U’sFactory/BIM自動化システムを強化/月内めどに簡易積算機能追加 [2021年9月21日3面]

 BIM関連サービスなどを手掛けるU’sFactory(横浜市保土ケ谷区、上嶋泰史社長)は、グラフィソフトのBIMソフト「Archicad」専用の自動化システムに簡易的に積算ができる機能を追加する。パッケージ化した梁などのデータをBIMに配置して、鉄筋の干渉などを確認しながら積算用データを作成できる。調整事項などが迅速に反映しやすくなり、積算業務の効率化を後押しする。9月末ころのリリースを予定して...続きを読む

大成建設ら/自然採光生かす照明制御システムを開発/人の明るさ感覚を考慮 [2021年9月17日3面]

 大成建設と東京理科大学は、独自に算出した「明るさの感覚値」を考慮し室内照明を最適制御するシステムを共同開発した。自然採光による空間全体の明るさを踏まえ照明を最適に制御することで、業務などに必要な光量を確保しつつ、過剰な光量を抑える。照明の省エネルギーを実現。自然採光を生かした快適な執務環境の創出で執務者の健康促進にもつながる。新築、既存ともに導入が可能。オフィスや病院などに導入を提案する。
 ...続きを読む

奥村組/建物設計段階から音環境を再現/試聴音作成しプレゼンに活用 [2021年9月16日3面]

 奥村組は設計段階で完成した建物の音環境を再現し、試聴できる「音環境プレゼンテーションシステム」を開発した。音環境はクラウドで予測計算し、空調設備に起因する室内騒音など6種類の試聴音を作成。一般でも分かりやすく確認できる。シンプルな機器構成で優れた可搬性と機動力が特徴。事業主や設計者との打ち合わせ、VE提案などに活用していく。
 作成する試聴音は▽外部騒音(交通騒音など)に起因する室内騒音▽室間...続きを読む

竹中工務店、竹中土木/四足歩行ロボットの自動巡回・遠隔操作の有効性確認 [2021年9月15日3面]

 竹中工務店と竹中土木は14日、米ボストン・ダイナミクスが開発した四足歩行ロボット「Spot」を使った現場管理の実証実験で、自動巡回と遠隔操作機能の有効性を確認したと発表した。工事記録写真の撮影や工事進捗(しんちょく)管理など、現場管理業務の負担を10%程度削減できたという。搭載機器のユニット化などに取り組み、2024年の実用化を目指す。
 実証実験は19年10月から複数の建築現場や土木現場で行...続きを読む

東亜建設工業/桟橋鋼管杭の補修技術を開発/上部工撤去不要で施設併用 [2021年9月14日3面]

 東亜建設工業は、桟橋鋼管杭の頭頂部が腐食し穴が開いても、建設当初の断面耐力が回復できる補修技術を開発した。既設の鋼管杭に補強鋼板をかぶせて溶接した上で、桟橋上部工と鋼管鋼板の接点に繊維補強モルタルを注入。桟橋上部工にアンカーボルトも打ち込み一体化する。桟橋上部工の撤去や大規模な構造変更を行わず、桟橋を使いながら補修できる。
 「鋼板接着併用型タフリードPJ工法」は、鉄筋コンクリートを使って既設...続きを読む

清水建設/荷物を自動配送する自律配送車を開発/建物制御システムと連携 [2021年9月13日3面]

 清水建設はオフィスや商業施設での使用を想定した荷物の「自律配送車」を開発した。荷受けから荷降ろしまで館内配送プロセスが自動化できる。建物設備の制御技術と連携し、エレベーターや自動ドアを制御しながら荷物を配送先に届ける。将来的には外部の物流業者から受け取った荷物の配送にも対応できるようにする考えだ。
 清水建設が開発した建物設備・ロボット連携基盤(自動運転プラットフォーム)をベースに、建物と配送...続きを読む

清水建設/独自の屋根構造形式を実用化/鉄骨トラスで楕円の屋根骨組みを構成 [2021年9月9日3面]

 清水建設は独自の屋根構造形式「リングシェル」を開発し、「千葉JPFドーム」(千葉市中央区)で実用化した。単層の鉄骨トラスを組み合わせ、楕円(だえん)形ドーム屋根の骨組みを構成している。リングシェルの適用によって鉄骨構造で軽やかな、膨らみを抑えた楕円形の屋根を実現した。千葉JPFドームの大屋根は無柱の大空間として千葉県内最大という。10月2日に供用を開始する。
 千葉JPFドームに適用したリング...続きを読む

清水建設/切羽前方の湧水予報システムを開発/デジタルツインでシミュレーション [2021年9月8日3面]

 清水建設はトンネル工事で掘削の進展に応じて変化する切羽湧水量を高精度に予測する「地山予報システム」を開発した。測定データの取得から作業員へのリスク情報周知まで一連の流れを自動化し、現場管理者の業務負担を大幅に軽減する。常に将来予測しながら施工することで、想定外のリスクにも柔軟に対応できる。
 システムでは現場で取得したデータからデジタルツインとして地山モデルを作成する。日々の取得データに応じて...続きを読む

東急電鉄/点検・保守業務に鉄道版インフラドクター導入/3D点群データなど活用 [2021年9月8日4面]

 東急電鉄は、鉄道関連施設の点検・保守業務に道路向けの維持管理システムを応用した「鉄道版インフラドクター」を導入する。3D点群データや高解像度カメラ画像を活用し、トンネル検査作業などの時間短縮や検査精度の向上を目指す。大手民鉄で初の取り組み。7日に東急線内で計測作業を開始した。
 鉄道版インフラドクターは東急と首都高速道路会社、首都高技術(東京都港区、大島健志社長)の3社が共同開発した。世田谷線...続きを読む

戸田建設/新型コロナ感染対策ユニット/セミオーダー対応を開始 [2021年9月7日3面]

 戸田建設は、病院施設の新型コロナウイルス感染区画を容易に構築、変更できる「感染防止ユニット」にセミオーダー型対応を追加した。重症患者のベッドが通行可能な出入り口に変更するなど、刻々と変化する医療機関のニーズに応える体制を整えた。
 感染防止ユニットは2月に販売を開始。寝台用エレベーターに入る最大寸法とし、強固なアルミフレームを採用。収納式キャスターを備え医療スタッフだけで移設、区画変更が行える...続きを読む
1 2 3 4 5 156