技術・商品

酒井重工業/自動緊急ブレーキ装置付きタイヤローラーの販売好調/後進時の安全性向上 [2019年8月8日3面]

 酒井重工業が自動緊急ブレーキ装置を搭載したタイヤローラーの販売台数を伸ばしている。後進時に人や物に衝突するリスクを軽減し、作業の安全性を大幅に向上した機種を昨秋に発売した。埼玉県久喜市の合同事務所で7月、顧客を招いてデモンストレーションを開催。10月発売予定のバージョンアップした「転圧管理システム」と合わせさらなる拡販に向けて製品をPRした。
 自動緊急ブレーキ装置はタイヤローラーの後方に設置...続きを読む

清水建設/建物に伝播する環境振動の評価システムを開発/半日程度で推定完了 [2019年8月7日3面]

 清水建設は道路や鉄道、機械、設備機器などによる環境振動の影響を客観的に評価する「環境振動評価システム」を開発した。環境振動の推定時間が従来の2~3日から半日程度まで短縮できる。設計の初期段階で建物への環境振動の影響が簡単に予測・評価可能になり、結果に基づいて柱や梁、床などの構造部材を決定するなど適切な設計を実現する。
 同システムは環境振動の発生源を簡単に抽出するチェックリストと、環境振動への...続きを読む

フジタ、日本ヒューム/高締結力のRCセグメント継ぎ手を開発/品質と効率が向上 [2019年8月7日3面]

 フジタと日本ヒュームは、RCセグメント組み立て時の施工精度と作業効率を向上させるワンパス型セグメント継ぎ手「FN継手」を共同開発した。RCセグメントをつなぎ合わせる継ぎ手の受け部に弾性バネを搭載し、部材同士の締結力を高めて真円(正円)度を維持する。一般的なワンパス型セグメント継ぎ手に比べ、組み立て時の変形が抑えられる。
 FN継手は、RCセグメントをスライドさせ組み立てる。継ぎ手のT型金物の受...続きを読む

NEDO、高砂熱学工業ら8者/蓄熱材使い廃熱を再利用へ/20年2月まで実証実験 [2019年8月6日3面]

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や高砂熱学工業ら8者が、蓄熱材を使い100度以下の廃熱を再利用するシステムの実証試験を開始した。従来の潜熱蓄熱材に比べ2倍以上の蓄熱が可能な材料を開発。トレーラーなどで輸送するオフライン熱輸送型と固定式の定置型の2通りで、2020年2月まで実証実験を行う。
 実証実験に参加したのは▽NEDO▽高砂熱学工業▽石原産業▽東京電力エナジーパートナー(東京...続きを読む

日本工営/土木設備設計にCIM導入/属性情報DB化、5年以内に本格展開 [2019年8月5日3面]

 日本工営が土木設備の設計業務でCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を活用する取り組みを加速している。現場での効果検証やCIMの実現に欠かせない設備機器の属性情報の収集を重ね、5年以内の本格展開を目指す。発注者や設計・施工者などプロジェクトの関係者間で情報共有できる体制を整え、品質向上と業務効率のアップを狙う。
 同社がCIM導入のターゲットに据えるのは排水機場のポンプや...続きを読む

前田建設/AI開発会社と共創開始/ICI総合センターにAIチャットロボ導入 [2019年8月5日3面]

 前田建設は、人工知能(AI)の開発などを手掛けるアイデアクラウド(名古屋市中区、田中義弘社長)とAI分野での共創を開始した。前田建設のICI総合センター(茨城県取手市)にあるインキュベーションセンターに、アイデアクラウドが開発したAIチャットロボットを導入。今後は業務にロボットを活用してAIに学習させ、回答の速度や精度を高める。
 AIチャットロボット「mieru(ミエル)」は質問を入力すると...続きを読む

大成建設/ロボットによる自動溶接を効率化/組立BOX柱への適用も可能に [2019年8月5日3面]

 大成建設は建築工事の生産性を高める取り組みとして、ロボットによる柱の自動溶接技術をブラッシュアップしている。鋼管柱の継ぎ手部分を自動溶接する工法で作業工程を減らし作業の効率化を図った。組み立てBOX柱向けの溶接自動化工法も開発。柱鉄骨の形状に制約のない溶接自動化工法を確立した。
 鋼管柱の溶接自動化工法「T-iROBO Welding(ティー・アイ・ロボ・ウェルディング)」は2016年に実用化...続きを読む

竹中工務店ら/揚重支援機械を開発/天井内設備材料取り付けの安全性向上 [2019年8月2日3面]

 竹中工務店とレンタル事業を手掛ける3社は1日、安全性の向上と作業時間の短縮を実現した天井内設備材料の取り付け支援機械「アップロー」=写真=を共同開発したと発表した。フォークリフト状の形で、配管などを床から天井付近に持ち上げる。2日からレンタルを開始する。
 開発に参画したレンタル会社はカナモトと相互(大阪市西区、小田切和起社長)、竹中工務店の関連会社である朝日機材(東京都墨田区、大隅一暢社長)...続きを読む

日本アクア/高耐炎性のウレタン断熱材を開発/非住宅分野の売上げ拡大へ [2019年8月2日3面]

 建築断熱材の開発、製造施工などを手掛ける日本アクアは、非住宅分野で事業拡大を図る。従来の断熱材よりも耐炎性が高く、工期短縮も可能なウレタン断熱材「アクアモエン」を開発し、7月から販売を始めた。既にオフィスや工場など20件の大型工事現場から注文があるという。12月までに1億円の売り上げを目指す。積極的な営業活動で現在売上高の3割にとどまっている非住宅分野のシェアを引き上げる。
 アクアモエンは特...続きを読む

大林組/暑さ指数管理システムを本格運用/300カ所の建築現場に導入へ [2019年8月1日3面]

 大林組は、作業現場内の複数箇所でWBGT(暑さ指数)を連続で測定し、情報が一元管理できるシステム「暑さ指数ウォッチャー」を本格運用する。本年度に施工中の約300カ所の建築現場に導入する。熱中症対策が社会全体の課題となっていることを踏まえ、学校やスポーツ施設向けの各指針に対応する機能も付加した。外販も予定する。
 暑さ指数は、人体の熱収支に与える影響の大きい▽湿度▽日射などの周辺熱環境▽気温-を...続きを読む

三井住友建設、西日本高速会社/腐食しない壁高欄を開発/維持費削減可能に [2019年8月1日3面]

 三井住友建設と西日本高速道路会社は腐食しない超高耐久壁高欄を共同開発した。鉄筋やプレストレストコンクリート(PC)鋼材の代わりに、ガラス繊維を棒状に加工したGFRPロッドをプレキャスト(PCa)壁高欄本体の補強材と床版の接合部材として使用。材料を非鉄化し、さびによる腐食劣化の心配をなくした。塩害が懸念される場所の構造物に適用すれば、腐食に起因する劣化の改修コストなどが削減できる。
 開発した超...続きを読む

高砂熱学工業、三菱化工機/水電解装置を開発・納入/高純度水素を容易に生成 [2019年7月31日3面]

 高砂熱学工業と三菱化工機は、水から水素を生成する水電解装置を開発した。簡単に高純度の水素が得られる「固体高分子形」と呼ばれる方式で常温の水を分解して水素を作る。同装置は太陽光や風力など出力が不安定な発電方法に対応可能。二酸化炭素(CO2)を排出せず水素が生成できる。製造能力は1時間当たり2・5ノルマル(N)立方メートル。装置の一般販売に向けスペックや価格を詰めている。
 水電解装置は、高砂熱学...続きを読む

東京理科大学、清水建設、JAXA/宇宙居住空間実現へ連携/実験モジュール設置 [2019年7月31日1面]

 東京理科大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、清水建設の3者は宇宙向け居住空間の研究で連携する。要素技術の実験を行う「スペースコロニーデモンストレーションモジュール」を東京理科大野田キャンパス(千葉県野田市)に設置した。モジュールを活用することで、環境維持やエネルギー生成・蓄積などさまざまな要素技術の実験・実証ができるようになる。=3面に関連記事
 モジュールの企画・設計を清水建設が担当した...続きを読む

竹中工務店/火災発生時の避難にエレベーター利用/沖縄県浦添市の大型SCに初導入 [2019年7月31日3面]

 竹中工務店は30日、火災発生時の避難にエレベーター利用を盛り込んだ計画を、沖縄県浦添市に建設した大型ショッピングセンター(SC)に導入したと発表した。火元から離れている区画でエレベーターの運転を継続し、来場者らの円滑な避難に役立てる。火災が発生した場合、通常の火災管制制御では建物内すべての昇降機を強制的に着床させ、運転を停止する。大規模なSCなどでは火災の影響がない区画も存在することから、車いす...続きを読む

アイ・ロボティクス/小型ドローンで狭あい部点検/都内でデモ実施 [2019年7月30日3面]

 ドローン(小型無人機)関連のソリューションサービスを提供するアイ・ロボティクス(東京都新宿区、安藤嘉康社長)らは29日、東京都千代田区のLIFORK Labで、マイクロ・ドローンを使った狭隘(きょうあい)部点検サービスのデモンストレーションを行った。
 直径8~19センチという小型ドローンを使い、人が入れない狭い場所でも点検が可能。デモでは直径15センチの管路をドローンが飛行し、内部を撮影した...続きを読む