技術・商品

オリエンタル白石/ニューマチックケーソン研修施設を開設/完全無人化へ技術開発も [2021年4月27日3面]

 オリエンタル白石は、ニューマチックケーソン工法に関連する技術の研修・開発拠点を茨城県つくば市のつくば機材センターに建設した。実機を使いニューマチックケーソン内での掘削作業や遠隔操縦、機材の組み立て・解体などが研修できる。最大6台のケーソン用ショベルが据え付け可能。将来的な完全無人化に向け技術開発にも取り組む。同工法に特化した研修・開発施設は国内初で、世界的にも例がないという。
 面積約220平...続きを読む

西松建設、佐賀市/廃油からバイオディーゼル燃料製造へ/共同研究開始 [2021年4月27日3面]

 西松建設と佐賀市は26日、家庭や事業所などから回収した廃食用油を、建設機械などに使う高品質バイオディーゼル燃料に活用する共同研究を開始したと発表した。2021年度中に廃油から製造したバイオディーゼル燃料の製造安定性や品質の安定性を確認する。24年度ころには佐賀県内で廃油を燃料として再利用するビジネスモデルの確立を目指す。
 共同研究は市が佐賀市清掃工場内に設置した「次世代型バイオディーゼル燃料...続きを読む

大成建設/RC造建物の耐震性向上技術を開発/耐震性1割アップ、PCaにも対応 [2021年4月26日3面]

 大成建設は、地震時のRC造建築物の柱と梁の接合部の損傷を防ぎ、耐震性能を向上させる工法を開発した。大地震時に発生する塑性ヒンジの位置を柱面から梁中央側に移動させるヒンジリロケーションの手法に、独自の機械式継ぎ手を組み合わせた。従来工法と比較して、全体の鉄筋量を変えずに耐震性能が10%程度アップする。モルタル充てん式機械式継ぎ手を使うことで、プレキャスト(PCa)化にも対応。生産性が向上する。
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日本道路/ランナー向け舗装「快適歩走」/明徳義塾高校(高知県須崎市)に導入 [2021年4月26日13面]

 日本道路は、ウオーキング・ジョギング向け舗装「快適歩走」を高知県須崎市の明徳義塾高校堂の浦キャンパスのグラウンドで施工、このほど完成した=写真。
 快適歩走は、陸上競技場でエンボス層として使用されているウレタン樹脂を透水性アスコンの表面空隙部に充てんし、エンボス仕上げにすることで、ランナーや歩行者の足腰に負担がかかりにくい舗装を構築するもの。ウレタン樹脂の弾性が着地時かかとにかかる力を吸収し、...続きを読む

順天堂大、清水建設/新型コロナの室内感染リスクの可視化システムを開発 [2021年4月23日3面]

 順天堂大学大学院医学研究科感染制御科学の堀賢教授と清水建設は22日、新型コロナウイルスの室内感染リスクが可視化できるシステムを開発したと発表した。二酸化炭素(CO2)濃度が高くなるほど感染リスクも高まるという相関関係に着目。室内のCO2濃度と在室者の位置情報から、感染リスクの分布がモニターで確認できる。オフィスなどの入り口などに設置すれば感染リスクの低い席が選べるようになる。
 空気中を浮遊す...続きを読む

東洋建設/杭打設管理合理化システムを開発/VR空間で打設位置や傾斜確認 [2021年4月22日3面]

 東洋建設が杭打設の施工管理を合理化するシステムを開発し現場に導入した。杭の打設状況を3DモデルでVR(仮想現実)空間に投影。オペレーターは杭の位置や傾斜などを俯瞰(ふかん)的に確認しながら実際の杭を所定位置に打設できる。打設位置の精度が高まり確認作業が効率化できる。従来は杭の誘導に測量員3人、打ち止め確認に計測員1人の計4人で行っていた。システムを使うことで1人の管理者で行えるようになる。
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東光電気工事/ヴァリアブルクレーンを開発/鉄塔建設が1台で可能に [2021年4月21日3面]

 東光電気工事は、1台で鉄塔の組み立て工事が可能な「ヴァリアブル(変幻自在)クレーン」を開発した。架空送電線工事で使用する基礎工事用のジブクレーンと鉄塔組み立て用のクライミングクレーンの機能を組み合わせた。鉄塔規模や地形条件に応じて性能などを切り替えられる。鉄塔の基礎工事から組み立て工事までを実施できる。鉄塔建設のコスト削減と生産性向上、工期短縮を実現する。
 ヴァリアブルクレーンの開発には北川...続きを読む

東大、清水建設ら/廃コンクリにCO2混ぜ再生/30年実用化へ基礎技術開発 [2021年4月20日3面]

 東京大学や清水建設、太平洋セメントなど8者は19日、空気中の二酸化炭素(CO2)を混ぜて使用済みコンクリートを再生する「カルシウム・カーボネート・コンクリート(CCC)」の基礎技術を開発したと発表した。既存コンクリートの製造過程で排出するCO2と同程度のCO2が固定化でき、CO2排出削減にも貢献できるという。2030年にも実用化し、50年ころの普及を目指す。
 CCCの開発に携わったのは▽清水...続きを読む

オリコンサルら/AIで交通事故リスク予測/2時間先の発生確率算定 [2021年4月20日2面]

 オリエンタルコンサルタンツや首都高速道路会社ら4者は、人工知能(AI)を駆使し交通事故を予測する技術を共同開発した。首都高の4路線10区間を対象に、気象や交通事故データから教師データを構築。ディープラーニング(深層学習)を使って2時間先に起こりうる事故の発生確率を算定する。予測データを活用すれば、道路の監視強化や効率的な維持管理にも役立てられるという。
 予測技術は▽オリコンサル▽首都高速会社...続きを読む

清水建設ら/BIMデータ上での建築確認事前協議を実施/病院建築に初適用 [2021年4月19日3面]

 清水建設と日本建築センター(橋本公博理事長)は、BIMデータと法適合判定プログラムを使った建築確認の事前協議を実施した。両者は、2020年に設計者が申請図書として提出するBIMモデルの法適合をコンピューターで審査する建築確認システムを開発しており、システムを活用して実施した。
 このほど本申請を経て建築センターから確認済証が交付された。清水建設によると、BIMデータと法適合判定プログラムによる...続きを読む

日本工営ら/SDGsの貢献度を可視化する中小企業向け診断システムを開発 [2021年4月16日3面]

 日本工営らは、中小企業が事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)にどう貢献できたかを可視化する診断システムを開発した。診断システムを使い企業側は、ESG(環境・社会・企業統治)の内容を基にSDGsへの貢献度を自己評価。自社の取り組み内容を効率的に社会へアピールできる。利用企業の取り組みに対し、投資効果が見込めると判断した金融機関からの資金調達も可能になるという。
 診断システムの名称は、...続きを読む

清水建設/社内基盤3Dモデリングソフトと構造解析ソフトでデータ連携 [2021年4月15日3面]

 清水建設は、コンピュテーショナルデザインの社内プラットフォーム「Shimz DDE」の基盤である3Dモデリングソフト「Rhinoceros(ライノセラス)」と、構造解析ソフト「SNAP(スナップ)」をデータ連携した。これにより設計の上流段階からコンピュテーショナルデザインと構造解析との円滑なデータ連携が可能になる。構造品質と設計提案力の向上が期待される。
 今後は建設業界でのBIMの普及を目的...続きを読む

鹿島/超狭開先のロボット溶接を実現/厚板ほど作業時間短縮可能、環境負荷軽減も [2021年4月14日1面]

 鹿島は0~5度という角度の超狭開先をロボットで溶接できる工法を開発した。開先角度を小さくすることで溶接断面を削減し、生産性を高める。1日当たりの溶接箇所数を10%程度増やせるという。溶接ひずみは40~70%に抑制が可能。二酸化炭素(CO2)やヒュームの発生を抑制し、環境や作業負荷も軽減する。
 JFEスチールの協力を得て、安定した深溶け込みが可能な「J-STAR溶接技術」を採用。汎用(はんよう...続きを読む

大成建設/土壌水分を高速吸収する薬剤開発/廃棄物に付着した土壌を効率除去 [2021年4月14日3面]

 大成建設は、廃棄物に付着した土壌が短時間で除去できる薬剤を開発した。薬剤が土壌の水分を吸収し廃棄物から剥がれやすくなる。廃棄物と土壌の分別処理を効率化。福島県の中間貯蔵施設で除去土壌の分別に適用した。今後は自然災害などで発生した災害廃棄物と付着粘性土の分別に提案していく。
 開発した分別促進材「T-クイック土(ド)ライ」は、吸水性ポリマーが主材の粉状薬剤。中間貯蔵施設の処理工程のうち、破袋設備...続きを読む

大成建設、IIU/作業員の安全装備確認システム開発/AIが高速・高精度に解析 [2021年4月13日3面]

 大成建設と、ソフトウエア開発のIIU(東京都台東区、宮健三代表取締役)は、放射線被ばく対策の装備が必要な現場を対象に、画像データから作業員が安全装備を適切に着用しているかを確認するシステムを共同開発した。人工知能(AI)を活用し、安全装備の装着を高速・高精度に確認する。装備が適切でない場合は音声や点灯で警告し、放射線被ばくを徹底管理する。今後は一般的な土木、建築工事への適用を目指す。
 開発し...続きを読む