技術・商品

東亜建設工業/作業船航行の安全性向上支援システム開発/ARで情報表示 [2019年6月21日3面]

 東亜建設工業は作業船の安全な航行をサポートするナビゲーションシステムを開発した。「ARナビ」はカメラで撮影した映像にAR(拡張現実)で航行経路などの情報を表示する。航行経路や針路が早期に認識でき、安全な航行が可能となる。船上から目視確認が難しい浅瀬の位置や航行禁止区域も容易に把握できる。一般航行船舶が多い海域での港湾工事を中心に導入して検証を重ねて、機能拡張を図っていく。
 作業船の熟練技術者...続きを読む

大林組ら/地盤改良土の固化材量を容易に計測/システム開発、塩酸溶解熱法を採用 [2019年6月20日3面]

 大林組らは、地盤改良土に含まれる固化材の量を建設現場で容易に計測できるシステム「e-セメダス」を開発した。採取した改良土に塩酸を加えることで固化材と化学反応させ、その反応熱から固化材の量を算定する「塩酸溶解熱法」を採用。計測に要する時間は3分程度で、固結を待つことなく現場で即座に土の強度を把握できるという。
 土木資材・建設資材を扱う立花マテリアル(大阪府豊中市、石井三郎社長)と共同で開発した...続きを読む

安藤ハザマ、イクシス/BIMデータと連携した自律走行ロボット開発/自己位置認識 [2019年6月20日3面]

 安藤ハザマとロボット開発などを手掛けるイクシス(川崎市幸区、山崎文敬代表取締役、狩野高志代表取締役)は19日、建築工事の自動化の基盤となる「BIMデータと連携した自律走行ロボット」を共同開発したと発表した。現場内で自身がどこに位置しているのかを把握し、自律走行するロボット。材料の取り付け作業や、資機材の運搬などを行うロボットと組み合わせることで、それぞれのロボットの作業効率をさらに向上させる。
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大林組/コールドベント工法を日本初適用/ダイナミックな曲面ファサード実現 [2019年6月19日3面]

 大林組は18日、短工期・低コストでダイナミックな曲面のガラスファサードを実現できる「コールドベント工法」を国内で初適用したと発表した。フラットな四角形のユニットカーテンウオールを現場でねじりながら取り付ける。多数の三角形ユニットを組み合わせる方法などに比べ、製作・施工期間が約15~20%短縮でき、約20~25%のコスト低減も期待できるという。施工での知見に基づいた独自の技術基準を確立し、積極的に...続きを読む

成田空港会社/赤外線路面点検車を7月導入/目視の4倍の速度で点検 [2019年6月19日4面]

 成田国際空港会社とグループ会社のエアポートメンテナンスサービス(千葉県成田市、國枝一武社長)は7月から、成田空港(千葉県成田市)の滑走路と誘導路の点検業務に赤外線路面点検車=写真=を導入する。舗装の温度差を測定し、内部の異常を検知する。温度情報の解析には、西日本高速道路エンジニアリング四国(高松市、矢野寛社長)の基本ソフト「Jシステム」を利用している。今後は人工知能(AI)で損傷の程度を見極めた...続きを読む

菊川工業/金属建材の3D成形自動化にめど/福井大学と共同、少量多品種に効率対応 [2019年6月19日3面]

 菊川工業(東京都墨田区、宇津野嘉彦社長)は、金属建材を3D成形する技術の自動化にめどを付けた。福井大学と2016年から3年間取り組んだ共同研究では、「くら形」を目標形状に金型を使わず3Dデータから、金属建材を自動成形する基礎技術の確立を目指した。同社は他形状も成形できるよう、引き続き研究やノウハウを蓄積。少量多品種のオーダー金属建材の需要に効率的に対応できるようにする。
 従来の3D加工では、...続きを読む

竹中工務店/建物完結型バイオガスシステムを小型化改良/生ごみと厨房排水でエネ生成 [2019年6月18日3面]

 竹中工務店は、建物完結型バイオガスシステム「メタファーム」を、ショッピングモールや小規模食品製造工場などに適用できるよう改良した。生ごみ排出量が1日当たり1トン規模の施設から導入が可能。生ごみと厨房排水からバイオガスを生成し、エネルギー源として利用する。生ごみを水平方向に長距離搬送できるディスポーザーシステムも開発しており、環境負荷軽減と運用面の改善が期待できるとしている。
 当初、生ごみ排出...続きを読む

大林組/生分解性プラ製造技術の実用化へ共同研究推進/水素細菌活用しCO2削減 [2019年6月18日3面]

 大林組は、微生物などで分解する生分解性プラスチックの代表的な素材「ポリ乳酸」を二酸化炭素(CO2)から製造する技術の実用化に取り組む。CO2を生体内で有機物に変化させる「水素細菌」を利用する。建設現場は多数のプラスチックを利用している。これらをポリ乳酸に置き換えることで二酸化炭素(CO2)の削減や、環境に残留するプラスチック問題の解決などにつなげる。
 バイオ技術などを手掛けるCO2資源化研究...続きを読む

NIPPOら4社/ワインの搾りかす使った汚染土壌浄化薬剤の販売本格化 [2019年6月17日3面]

 NIPPOら4社は、ワインの搾りかすを主原料に開発した土壌浄化薬剤の販売を本格化した。薬剤に含まれる糖分などが地中の微生物を活性化し、有害物質を分解する。食品副産物をリサイクルして製造するため、同等の効果がある既存製品と比較して2~4割程度安価になるという。薬剤を活用し、年間10件、総受注額1億円程度の土壌汚染対策工事獲得を目指す。
 「GRM(グレープ・リサイクル・マテリアル)」は同社とJX...続きを読む

酒井重工業/IT企業と共同プロジェクト実施へ/締め固め機械の自律制御めざす [2019年6月14日3面]

 酒井重工業は13日、土木工事の盛り土工程などで使用する締め固め機械の自律制御や自動操作などを搭載する業界標準機の開発で、JIG-SAW(東京都千代田区、山川真考社長)と共同でプロジェクトを進めると発表した。年内に研究機を完成させる。
 JIG-SAWはIoT(モノのインターネット)データコントロールサービスの提供などを手掛ける。開発を目指す締め固め機械は転圧管理システムと連携し、作業状況と転圧...続きを読む

清水建設/梁川ダム(岩手県盛岡市)にコンクリート自動打設システム適用 [2019年6月14日3面]

 清水建設は施工中の梁川ダム(盛岡市)のコンクリート打設に、自社開発した「コンクリート自動打設システム」を適用した。軌索式ケーブルクレーンを使ってコンクリートを打設する。コンクリートの製造から運搬、打設まで一連の作業が完全自動化できる。冬季の工事休止期間を経て3月末から再開したコンクリート打設に適用し、打設作業のサイクルタイムが約10%短縮できることを確認した。
 梁川ダムの工事は12日時点で、...続きを読む

鉄建建設ら/トンネル切羽地質の走行・傾斜測定システム開発/3Dデータで安全確認 [2019年6月13日3面]

 鉄建建設と山岳トンネル用総合測量システムの開発を手掛けるマック(千葉県市川市、宮原宏史社長)は、トンネル切羽地質の走行・傾斜状況を測定するシステムを共同開発し、特許を申請した。山岳トンネル工事の切羽をトータルステーション(TS)で計測。岩盤不連続面の走行・傾斜の状況が安全に把握できる。測定結果は自動でデータ処理される。現場での実証実験を経て実現場への導入を目指す。
 TSを操作するタブレット端...続きを読む

NEC/顔認証入退管理サービスの提供開始/キャリアアップシステムと連携 [2019年6月12日3面]

 NECが建設キャリアアップシステム(CCUS)とのデータ連携が可能な「建設現場顔認証入退管理サービス」の提供を開始した。作業員の所属会社や保有資格の情報などをCCUSから取得し、管理業務に役立てる。現場で記録した入退場データは就業履歴としてCCUSに登録できる。現場ごとにサービスを提供。価格は1人当たり1日30円となる。今後3年間で1万現場への販売を目指す。
 同サービスは、スマートフォンかタ...続きを読む

宇部興産、出光興産、日揮/CO2使い産業廃棄物を再資源化/技術開発へ研究会設立 [2019年6月12日3面]

 宇部興産と出光興産、日揮の3社は、二酸化炭素(CO2)を使って産業廃棄物を再資源化する技術開発に向け「CCSU研究会」を設立した。複数の大学も参画し、産学協働で低炭素社会の実現を目指す。
 同研究会は3社の研究施設などに設置した。カルシウムを多く含む産業廃棄物と火力発電所や工場から排出されるCO2を反応させて炭酸塩などに転換する。コンクリートの混合物などに使われるという。炭酸塩や金属イオン抽出...続きを読む

地盤注入開発機構/恒久グラウト・本設注入工法で野外実証試験実施/耐久性の維持確認 [2019年6月11日3面]

 薬液注入技術の研究開発などに取り組む地盤注入開発機構(屋宮康信会長)は、茨城県神栖市で実施した恒久グラウト・本設注入工法の大規模野外実証試験で報告書をまとめた。1999年から開始しており、施工から約19年間が経過したことを踏まえ、改めて経年固結性について実証試験を実施、長期耐久性が確認できたという。地盤工学会が7月にさいたま市で開く地盤工学研究発表会に成果を報告するとともに、営業活動などに生かし...続きを読む