技術・商品

戸田建設ら/タワークレーン運転席に無線ネットワーク環境構築/5G活用も視野 [2021年3月12日3面]

 戸田建設とNTTドコモは、タワークレーン運転席で携帯電話の音声通話とデータ通信が可能になるネットワーク環境を構築した。3D自動誘導システムの操作性向上などが目的。タワークレーンの膨大な稼働データの収集と解析時間の短縮が可能になる。第5世代通信規格(5G)活用も視野に入れる。
 タワークレーンの下部フレームにNTTドコモの電波照射用無線機とアンテナを設置。高さのある運転席でも携帯電話の音声通話と...続きを読む

建設技術研究所/レーザー打音検査装置の適用開始/トンネル定期点検を効率化 [2021年3月11日3面]

 建設技術研究所は、計測機器メーカーのフォトンラボ(東京都中央区、木暮繁社長兼最高経営責任者〈CEO〉)ら2者と共同開発した「レーザー打音検査装置」を、トンネルの定期点検業務に適用した。2種類のレーザー計測措置を使用し覆工コンクリートを振動させながら劣化度を判定。人力による打音検査と違い、デジタルデータとして記録し診断結果を算定する。定期点検の効率化を実現する。
 検査装置は建設技術研究所、同社...続きを読む

日建設計、協和エクシオら6社/照明・空調設備制御で連携/AI活用の共同実験開始 [2021年3月11日3面]

 日建設計(東京都千代田区、大松敦社長)や協和エクシオら6社は10日、職場の有効利用と室内環境の最適化に向け共同実験などを行うと発表した。実施するのは▽クラウドプラットフォームを活用したセンサー・設備制御ネットワークシステム▽照明・空調など建築設備制御との連携▽人工知能(AI)を活用する検証-など。建物内の設備監視や運転制御を一元管理するビル管理システム「BAS」を使った空調制御とAIの活用を検証...続きを読む

戸田建設/天井脱落防止接合金具を標準採用/天井耐震対策に効果発揮 [2021年3月11日3面]

 戸田建設が自社施工の建築工事で標準採用している天井脱落防止接合金具の「ペアロッククリップ」が、天井の耐震対策で効果を発揮している。天井下地材の野縁受けと野縁を挟み込む構造で脱落要因の下地材の倒れを防ぐ。同社は耐震・免震構造や機械類の転倒防止策、地震モニタリングシステムを合わせ、企業などのBCP(事業継続計画)対策に貢献していく。
 ペアロッククリップは2個1組の部材で野縁受けを挟み込むシンプル...続きを読む

三機工業/脱水汚泥含水率予測システムを開発/汚泥処理設備全体を省エネ化 [2021年3月11日3面]

 三機工業は、下水処理場で脱水処理した汚泥の含水率を人工知能(AI)で予測するシステムを開発した。予測値を活用して脱水処理機の運転を最適に管理する。汚泥焼却炉と汚泥固形燃料化施設の安定的に稼働し、処理設備全体の省エネルギー化を実現する。
 下水処理場の汚泥焼却炉と汚泥固形燃料化施設の安定稼働では、汚泥焼却時のエネルギー利用効率を高めるため脱水汚泥の含水率を把握する必要がある。
 予測システムは...続きを読む

きんでん/VR用いた切創災害の安全教育コンテンツを開発 [2021年3月11日3面]

 きんでんは、クリーク・アンド・リバー社(東京都港区、井川幸広社長)と共同で、ナイフの使い方を対象にした安全体感教育用VR(仮想現実)コンテンツを開発した=写真。ナイフ使用時の危険性や誤った使い方による災害リスクを体感し、危険感受性を高める狙い。VR映像をディスプレーなどの映し出して指導することも可能。ナイフによる切創災害は特に若年層で多発しており、安全教育に活用する。
 開発した「VR教育ツー...続きを読む

関電工/停復電シミュレーションソフト開発/書類作成業務を効率化 [2021年3月10日3面]

 関電工が電気工事の生産性を高めるシステム開発に力を入れている。電気設備の定期点検やリニューアル工事での停電作業と復電作業の準備を効率化する「停復電シミュレーションソフト」を開発。停復電時に作成する操作手順書や充停電状態を色分けした状態遷移図の作成業務を効率化し作業負荷を軽減する。電気工事現場のIT化を目指す。
 停復電シミュレーションソフトは、電気設備工事の停復電作業や竣工前の発電機連動試験の...続きを読む

戸田建設/AIが発破の良否判定/愛知県内のトンネル建設現場で試行導入 [2021年3月10日3面]

 戸田建設ら3社で構成するコンソーシアムは、人工知能(AI)を使った発破良否判定システム「Blast AI(ブラスト・アイ)」を愛知県内のトンネル建設現場に試行導入している。発破後に飛び散った岩塊の3D点群データから発破の良否を判定する。AI学習用データを収集しながら実用性を検証していく。
 ブラスト・アイは、発破後の飛び石形状から発破の良否判定を行う熟練技術者のノウハウを自動化する。国土交通省...続きを読む

大成建設/2時間耐火の木造部材開発/燃え止まり層に廃石こう活用 [2021年3月10日3面]

 大成建設は大規模・中高層建築物に適用可能な耐火性能の木造部材を開発した。2時間耐火構造柱の国土交通大臣認定を取得。最上階から数えて5~14フロア目の柱に適用できる。燃え止まり層は水に溶いた石こうを流し込んで一度に形成できるため、従来品と比較して低コストで製作可能。燃え止まり層外側の仕上げ木材は、好みに合わせて厚さや種類が自由に選択できる。
 開発した木造部材は中心部の加重支持部の木材と、周囲を...続きを読む

大林組/免震建物用ケーブルラックの性能確認実験を公開/揺れに追従した変形を確認 [2021年3月9日3面]

 大林組は8日、地震時の電気・通信ケーブルの損傷リスク軽減を目的に開発した免震建物用ケーブルラック「ニュートラダー」の性能確認実験を報道陣に公開した。ラック同士をピン接続し地震時の揺れに追従して変形する構造。免震建物に対応したケーブルラックは業界初となる。実証実験は同社技術研究所(東京都清瀬市)にある3D振動台で実施。熊本地震など3種類の振動を再現し安全に動作することを確認した。
 ニュートラダ...続きを読む

オリコンサルら/バスの運行管理システムを開発/位置情報捕捉、乗降客見守り [2021年3月9日3面]

 オリエンタルコンサルタンツは、全額出資子会社のリサーチアンドソリューション(福岡市博多区、美濃部直樹社長)と共同でバスの運行管理を効率化するシステムを開発した。バスの位置情報を捉え、乗客が走行情報などをスマートフォンで閲覧できる。神奈川県厚木市のコミュニティー交通で試行運転を開始した。高齢者などがバスに乗降したかを確認できる見守りサービスも提供する。
 両社が運用するのは「バス位置情報提供サー...続きを読む

東急建設/外壁被覆改修システムを改良/意匠性損なわず外断熱仕様に [2021年3月9日3面]

 東急建設は、老朽化したタイル仕上げ外壁を薄型の被覆材で覆い改修する「プラスリム工法」を改良した。従来工法の課題だった外断熱仕様や薄型大判タイルに対応。意匠性を損なわず建物の環境配慮性能を高められるようになった。パネルのはめ込み部分を見直すことではめ込み作業の時間も短縮。作業効率が高まった。
 プラスリム工法は薄型の被覆材と特殊形状の下地を使用する。劣化で仕上材の剥落が懸念される外壁にアンカー固...続きを読む

戸田建設/切羽前方地山の高精度調査技術を開発/道路トンネル工事で性能確認 [2021年3月8日3面]

 戸田建設は、山岳トンネル工事で掘削の安全性向上と合理化に向け、切羽前方の地山物理的特性が容易に測定できる調査技術「DRiログ」を開発した。切羽から削孔した水平孔内に弾性波速度と比抵抗分布が同時測定可能な装置を挿入。切羽前方の地山物性値を一度に取得することで地山評価の精度を高める。愛知県内で施工中の道路トンネル工事で性能を確認した。
 DRiログは油圧ジャンボで30~50メートルの水平孔を削孔し...続きを読む

鹿島ら/ロボットの自律移動システム開発/搭載清掃ロボを現場導入、GNSS不要 [2021年3月5日1面]

 鹿島とディープラーニング(深層学習)技術を手掛けるPreferred Networks(PFN、京都千代田区、西川徹代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)は、建築現場で用いるロボットが自律移動できるシステムを開発した。人による事前設定やGNSS(全球測位衛星システム)が不要で、リアルタイムに位置や周辺環境を認識し、状況が変化しても安全に移動できる。初弾として清掃ロボットに搭載し、首都圏の現場に導...続きを読む

柴田科学/トンネル粉じん測定装置の生産増強/厚労省の指針改正で需要急増 [2021年3月5日3面]

 粉じん計などを手掛ける柴田科学(東京都台東区、柴田眞利社長)は、トンネル工事の粉じん対策が4月から強化されるのに合わせて、デジタル粉じん計の生産ラインを増設した。厚生労働省のガイドライン改正に対応した測定が義務付けられるため需要が急増。改正ガイドラインに対応した分粒装置も開発済みで供給を始めている。今後も一定程度の需要が続くとみており、増産体制を継続する方針だ。
 同社は、ガイドラインに対応し...続きを読む