技術・商品
2025年10月20日[3面]
熊谷組/AI活用で最適なトンネル発破パターン提案/迅速に支援情報提供
熊谷組はトンネル発破工事でAI技術を活用し、地質評価に基づき発破仕様を自動設計するシステムを開発した。切羽を観察し、地質条件に応じた最適な火薬量や発破パターンを提案。施工結果のデータ化や視覚的表示と…
2025年10月17日[3面]
道路舗装各社/ハイウェイテクノフェアで多機能舗装や床版補強PR
道路舗装会社が高速道路の老朽化対策や長寿命化などに貢献する技術開発に注力している。高速道路関連の最新技術を発信する「ハイウェイテクノフェア2025」(主催・高速道路調査会ら)が16日、東京都江東区の…
2025年10月16日[3面]
「軍艦島」保存へ研究拠点施設/清水建設の木造仮設・デジタルツイン結集
「軍艦島」の通称で知られる長崎市沖の端島(はしま)で、清水建設が老朽建物の保存に全面協力する。同社の木造仮設技術を導入し、組み立てや解体が容易な研究拠点施設を新設する。島内での新築は55年ぶり。デジ…
2025年10月15日[3面]
大成建設/既設トンネル内空変位を自動計測/複数のレーザー距離計で瞬時に
大成建設が既設トンネルの内空変位を自動計測するシステムを開発した。既設トンネルの隣で新たなトンネルを構築する工事に適用。複数のレーザー距離計を無線制御し、新設トンネルの施工が既設トンネル側に及ぼす影…
2025年10月14日[3面]
大林組/低炭素型コンクリのPCaPC床版開発/製造時CO2排出量を67%削減
大林組は10日、独自の低炭素型コンクリート「クリーンクリート」を適用したプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCaPC)床版を開発したと発表した。一般的なコンクリートと比べ初期強度の発現が遅い…
2025年10月9日[3面]
大林組/トンネル覆工補強工事の工程削減/特殊製法シートを実用化
大林組は、トンネル覆工コンクリート補強工事の工程が削減できる炭素繊維シート接着工法を実用化した。縦・横2方向に補強効果がある特殊製法シートを覆工表面に貼り付ける。1方向のみ織り込まれたシートを使う従…
2025年10月8日[3面]
鹿島は施工延長が短い道路橋の床版取り換え工事に対応し、専用施工機械1台で交通規制期間を大幅短縮する自社開発工法を初実装した。2024年9~10月に広島市安佐南区の「広島自動車道(特定更新等)伴高架橋…
2025年10月8日[3面]
大林組/CN裏込め注入材をシールド工事に初適用/CO2排出量実質ゼロ以下
大林組はシールドトンネル工事で炭素貯留型の「CN(カーボンニュートラル)裏込め注入材」を現場に初適用した。炭素を固定化したバイオ炭を裏込め材に使用。従来の裏込め注入材と比べ二酸化炭素(CO2)排出量…
2025年10月7日[3面]
鉄建建設ら/汎用重機のMG技術実用化へ/非GNSS環状下でも施工状況を把握
鉄建建設らが汎用(はんよう)重機の遠隔・自動化施工の実現に向け、独自の自動検出システムによるMG(マシンガイダンス)技術の実用化にめどを付けた。撮影カメラと可搬式LiDAR(ライダー)一体の装置(エ…
2025年10月6日[3面]
戸田建設/シールド仮壁切削補強材にバサルトロッド国内初適用/安価で引張強度2倍超
戸田建設は、シールドトンネルの仮壁切削工事に使う補強材として、玄武岩を原料とする無機系繊維で製造した「バサルトロッド」を国内で初適用した。鉄筋の2倍以上の引っ張り強度を持ちながら、炭素繊維やガラス繊…